風に吹かれて~ 

大人になれない大人。
二代目「王将」のよもやま話

登山

2009-06-29 19:00:55 | Weblog
 「そこに山があるから」と説いたのは、イギリスの登山家、ジョージ・マロリーだが、中高年になって山登りにあこがれるようになった。母ちゃんも引っ張り込み、夫婦で登山を始めることにした。専門店で登山用品一式を買い求め、格好だけはつけた。初めてのトライは岡山県の森林公園。初心者には、手ごろな山行だ。

 森林公園での登山は昨年一度だけ経験したことがある。管理センターを出発し、標高1090㍍の「千軒平」を目指すルートを取った。湿原からやや勾配のある山道を母ちゃんの体力を考えながらゆっくりと登る。約2時間、山の植生が変わり始めて視界が良くなるところに「千軒平」があった。眼下に大パノラマが広がり、記念撮影をしてしばし休憩を取った。吹き抜ける風がたっぷりと汗をかいた体に心地良い。

 水分と甘い物を補給してもみじ平方面へ進む。春に「スズノコ」がなるネマガリダケが多く群生している。県境三叉路を過ぎたあたりで昼食。大自然の中で食べる握り飯のうまいこと。ここで逆ルートをたどってきた登山者に初めて出会う。昼食後、上り下りのある登山道をさらに進んでから下山のルートを取る。ぶなの平園地からかえで園地を経て、平坦な中央路に戻った。

 ざっと4時間の行程。厳しくもなく楽でもなく、適度な疲れが残る登山だった。園を後にして、奥津温泉で汗を流してから帰宅。翌日は、少しだけ?筋肉痛があった。次は「大山滝」を目指したい。

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