アトリエAki絵画教室(広島市南区山城町)

アトリエAki絵画教室(広島市南区山城町)

アトリエの様子

2023年02月12日 | 東京の仲間達

アトリエ6年目を迎える杏奈さんが描いているモチーフは自由課題の人物画です

前回の人物画は杏奈さんのお母さんがモデルでしたが、今回はモデルはいません

課題はテーマをもって描くことですが、これは中々難しい作業です

杏奈さんの作品にはどれも透明感があります。今回の作品にそれがどう表現されるかが楽しみです

 

 

 

油彩で風景画を描いている葵ちゃんですが、ちょっと息抜きに?水彩画を描き始めました

モチーフはヨーロッパのお城のある風景です

デッサン力はしっかり身につけてきたので、今回はお城を囲む木々や山の色合いを出すのが課題になると思います

ただ、油絵で様々な色の作り方を学んだ葵ちゃんなので、それを水彩画でどう活かすのかも楽しみでなりません

次回のブログではこの水彩画の完成作品をご覧いただけると思います

 

 

 

前回のブログにも少し載せましたが、せらちゃんは鉛筆デッサンに挑戦中です

鉛筆デッサンは鉛筆の種類(BとH)で柔らかいもの硬いもの濃いもの薄いものを描き分けることも課題です

モチーフが古い金属製のランプなので硬さを表現するH系と濃い部分に使うB系の数種類の鉛筆を使っています

元々デッサン力があるせらちゃんなので課題は形より数種類の鉛筆の使い方でしたが見事に使いこなしました

 

 

 

工作大好き少年のけいとくんですが、今回は水彩画の静物に挑戦です

絵を描き始めるとき、最初に迷うのは描く対象(静物)の大きさと位置を決めることだと思います

アトリエで使うスケッチブックはかなり大きいのでモチーフの大きさと位置に関してはアドバイスします

いつも元気いっぱいのけいとくんですが、アドバイスはしっかり聞いてくれるので

その結果は必然的に作品に表れます。けいとくん、いい作品に仕上がりましたね

けいとくんは作品を仕上げるのが早いので続けてもう少し写真を載せておきます。けいとワールドの爆発だ!

 

 

 

ひかりちゃんは鏡を見ながら自画像を描くことにしました

学校でもある程度絵の具の使い方を習いますが、ここでは数種類の塗り方や色の作り方(混色)も学んでいきます

ひかりちゃんも早速覚えたての”ぼかし”をうまく使っているようです

”ぼかし”は色を塗りながらぼかすのが一般的ですが、今日は予め画用紙に水を含ませてぼかす方法にしました

モチーフである顔も素敵ですが、グラデーションを使ったぼかしがとてもきれいに仕上がっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2022年の12月は工作特集でした

2022年12月25日 | 東京の仲間達

今年12月のカリキュラムはすべて工作にしました

工作は苦手というセイトたちもいますが、今回は結構楽しんでいたようです

内容は版画カレンダー、ブロンズ粘土燭台、そしてロウソク作りです

ですから今回は写真を多く載せました

 

工作が大好きなあおいちゃんの作品は版画カレンダー、ブロンズ粘土燭台、ロウソクの順です

小学4年生以上の版画は版木を彫刻刀で彫るので指を切らないよう注意が必要です

ただ、あおいちゃんは経験もあり非常に器用なので心配は無用だったようです

ブロンズ粘土燭台(写真4枚目)とロウソク(写真5枚目)の完成写真は時間的な問題で撮れなかったのが残念です

 

 

 

ひかりちゃんも12月は版画カレンダー、ブロンズ粘土燭台、ローソクを作りました

残念ながら版画カレンダーとローソクは写真に撮ることができませんでしたが、ブロンズ粘土燭台は…

ひかりちゃんは彫刻刀を使うのが初めてでしたが、見事に使いこなしまし完成させました

作品を載せられないのが残念でなりません。ひかりちゃん、ごめんなさい

 

 

 

6年生のせらちゃんですが、彫刻刀は初めてということなので指を切らない彫り方を教えました

あまり工作は好きではないと言っていましたが、難なく彫刻刀を使いこなしていました

一番難しいと思っていたブロンズ粘土も素晴らしい出来上がり

版画の様子とまだ磨いてはいませんが、ブロンズ粘土のパンダ燭台をご高覧ください

 

 

 

12月は工作特集だよ、と伝えたらはちきれんばかりの笑顔になったけいとくん

まだ1年生なので版画で彫刻刀は使いませんでしたが、版木代わりの発泡スチロール板で初挑戦!

燭台のブロンズ粘土はとても硬く高学年以上用なので紙粘土で作りましたが、とても素晴らしい作品になりました

これまでは出来上がりが見られなかったロウソクですが、けいとくんのお母さんが写真を送って下さいました

卵の殻とトイレットペーパーの芯を器にして作ったとても綺麗なローソクとトラの燭台です

 

 

 

アトリエに入ってこれまで一度も工作をやったことがない杏奈さん

でも、今回は他のセイトと同じ工作をやってもらいました

彫刻刀を使ったのは小学生以来でブロンズ粘土も初めての経験だそうで見てるこちらもワクワクでした

ただ、私のミスで見事な完成作品を写真に撮っていませんでした。杏奈さん、本当にごめんなさい

 

 

ブログを更新した後、何時も誤字脱字に気づきますが、どうかご容赦ください

アトリエAki 水木

 


アトリエの様子

2022年11月19日 | 東京の仲間達

ブログの更新が遅いのでけいとくんの作品紹介が中々追いつきません

ということで今回の作品もすこし前に描いたモディリアーニの模写です

模写したのは「おさげ髪の少女」ですが、色も形もうまく描けました

模写は色やデッサン力を養うだけではなく描いた画家の心に触れるときがあります

 

 

 

ヨーロッパの美しい湖畔の街を描き始めたあおいちゃんですが、進行は順調です

あおいちゃんの素晴らしいところはモチーフや写真を見たまま描くのではなく

自分の心のフィルターを通して描くところだと思います

この風景画にもそれが如実に表れています

 

 

 

せらちゃんは鉛筆デッサンに挑戦しています

モチーフはランプですが、質感や濃淡を表現するのが難しいかもしれません

せらちゃんは形を描くデッサン力はあるので鉛筆の種類の使い分けが課題になると思います

あとはモチーフをよく見て描くことに付きます。せらちゃん、頑張ってくださいね

 

 

 

4年生のひかりちゃん、最初のテーマは自由画にしました

何を描くのか楽しみでしたが、意外にも夜のオートバイレースだそうです

夜空の三日月やオートバイのライトの光をどのように描くんでしょう

難しいところは一緒に描きましょうね、ひかりちゃん

 

 

 

あんなさんは風景画を終え再び人物画を選びました

前回はあんなさんのお母さんがモチーフでしたが、今回は想像上の人物にしました

これは見て描くより遥かに難しい作業になりますが、絵を描いていく上で避けては通れない道です

まずはあんなさんの心の中にある「何か」とじっくり対峙することからです

 

 

 

 

 

 

 


更新が遅くなり申し訳ありませんでした

2022年06月24日 | 東京の仲間達

あおいちゃんの木工工作は家具作りからペイントなども順調に進み立派な家が出来上がりました

イーゼルがありキャンバスがあり椅子や家具もすべてあおいちゃんの手作りです

私が何より感動したのはこの家の二階があおいちゃんのアトリエだったからです

将来こんな家を建ててその二階のアトリエで絵を描くことが夢なんだそうです。その想いと創造性が素晴らしい!

 

 

 

けいとくん、今日のテーマは4コマ物語です

4コマ物語はストーリーを考えることが結構大変な作業ですが、色を含めた構成を考えることも大切なテーマです

自分で考えた恐竜?怪獣?がまるでジュラシック・ワールドで暴れまわっているようように見えます

けいとくん、迫力のある素晴らしい作品になりましたね

 

 

 

5年生になったちさちゃんですが、今回のテーマは大好きなアニメキャラ(イラスト?)だそうです

オリジナルがあるそうですが、自分なりに色や構成を変えたものにするとのこと

時間をかけ丁寧に描いていくのがちさちゃんのスタイルですが、今回は何週目に完成するのでしょう…

でも焦ることなく納得いくまで描き込んでくださいね

 

 

 

油絵を描くのは初めてのれいかさんですが、作品は順調に進んでいます

一見、それほど難しくはないないように見えるモチーフですが、内容は濃いものが詰まっています

ガラス瓶の透明感、果物などの質感、そして広い空間の処理等々、、、

でも、れいかさんなら難なくこなしていきそうですね

 

 

 

あんなさんの美しい河畔の風景画は少し苦労をしているようです

その理由は、初めた頃と今では絵を描く意識と技術がかなり向上したのが原因だと思います

矛盾しているように思われるかもしれませんが、進歩したからこそ新たに見えてくるものが絵には有るのです

あんなさん、だからなにも心配はいりませんよ。この壁は必ず超えられます

 

 

 

ゆみさんの人物画は想像の部分が多く占めています

大切なのは技術より作品に込める想い(テーマ)がどこまで表現できているか、ということです

更に言えば、絵は描き手の生き様そのものです

イラストなどの商業デザインと絵画が根本的に違うところはそこなんですよ

 

完成作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アトリエの様子

2022年04月14日 | 東京の仲間達

マイペースに丁寧に描いていくちさちゃんの今回のテーマは自由画です

自由画とは文字通り自分の描きたいものを自由に描くこと

ちさちゃんが選んだ今回のテーマ(モチーフ)はオリジナルのアニメキャラだそうです。出来上がりが楽しみです

 

 

 

人物をモチーフにしたゆみさんの作品は順調に進んでいます

背景になっている窓越しの風景ですが、たそがれ時の色合いが素敵です

あと2~3週間で完成しそうな勢いですが筆の置きどころが難しいかもしれませんね

 

 

 

前回のブログで自画像が終わり工作に移行したあおいちゃんの様子を載せましたが、肝心な工程を紹介していませんでした

色や影の勉強のため様々な資料を参考にしながらしっかりと描いていったあおいちゃん

その様子を撮った写真を載せ忘れてしまい本当にごめんなさい

 

 

 

あんなさんの風景画は順調に進んでいますが、実はこれから難しい段階に入ると思います

それは背景になっている山の樹木の緑や紺碧の河に写り込むその木々の影などなど、、、

完成までには時間が掛かるでしょうが、あんなさんならきっと大丈夫!

 

 

 

工作が大好きなけいとくんですが、今回は立体的な龍をクランク仕掛けで動かす紙工作に挑戦です

ハサミは得意と言うだけあって次々と色紙を切っています

クランクに繋がる針金と紙の龍を一体どのようにくっつけたのでしょうか?工作は正に工夫ですね

 

 

 

れいかさんの静物画は順調過ぎるくらいにに進んでいます

これまで描いてきた水彩画とは全く違う筆運びを見事に習得しているように見えます

あとはこのありふれたモチーフにどのように自分の想いを挿入し表現すか、ですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロナ禍でも楽しく

2021年12月21日 | 東京の仲間達

葵ちゃんの風景画が仕上がりました

油絵は2作目ですが難しい色や形も創意工夫と描く楽しさで?完成させたようです

今度はいよいよ自画像に挑戦ですが、これが一番勉強になるかもしれません

 

 

 

ゆみさんの人物画は背景(空気)の色が変わってきました

絵を描くという作業は頭の中でほぼ完成させて描き始める人と描きながら作り上げていく人がいます

ゆみさんの場合、油絵を始めた頃は前者で今は後者になってきています

これにはその人の考え方や体質、そして知識や経験が関係しているような気がします

 

 

 

あんなさんの人物画は素敵な作品に仕上がりました

お母さんに抱く想いがそのまま一枚の作品に内包され表現されています

これまでの作品にはない強さも見て取れます。さて、次作(写真)は私がリクエストした風景画です

今回の人物画で身につけたものがきっと出るはずです

 

 

 

まなみさんの風景画はお仕事の関係もあり遅々として進んでいませんが、気持ちが切れなければ大丈夫!

だから健康にはくれぐれも気を付けて疲れたときは休んでください

そして心に余裕ができたらまたゆっくりと世界遺産の街を描き進めましょう

 

 

 

11月から小学4年生のちさちゃんがアトリエで絵を描くことになりました

水彩画クラスの場合、最初はこれから使うスケッチブックの表紙と裏表紙に好きな絵を描いてもらいます

ちさちゃんは雑誌の絵を参考にオリジナル・キャラクターを描いたようです

絵を描くのが遅いと自己評価していますが、ちさちゃん、絵は自分のペースで描いていいんですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロナ禍でのアトリエの様子

2021年09月25日 | 東京の仲間達

油絵クラスに入って3作目となった葵ちゃんの古都の風景画

色の作り方を覚えぼかしやグラデーションもできるようになってきました

あとは作品に自分の思いを込めて楽しく描き進めていくことだけです

 

 

 

ゆみさんの人物画、ダークグリーンの下描きの上から黒っぽい色で背景を塗り始めました

ここでは背景という言葉をよく使いますが絵描きは”空気”という言い方をします

この”空気”という言葉にはモチーフと背景を分けて考えず”一つの世界”ととらえる意味合いがあります

今回の作品、その背景が空気になるといいですね

 

 

 

あんなさんの人物画は順調に進み最終段階に入ってきました

温かでとてもいい空気に包まれお母さんの優しが伝わってくるようです

あんなさん、最後の一筆まで楽しんで描いてください

 

 

 

 

まなみさんの風景画はお仕事のためなかなか進みませんが焦りはないようです

同じ絵を長く描いていくのは思い入れと粘り強さが必要になってきます

まなみさんの場合それを支えているのやはり絵が好き、ということなのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 


アトリエの様子

2021年06月22日 | 東京の仲間達

あんなさんの人物画(お母さん)は色調が濃くなってきました

お母さんというモチーフに暖色がとても合っているように思います

絵具をしっかり塗ることで硬さが出るかもしれませんがこれまでになかった強さが出てくるかもしれません

あんなさんが思い抱いているテーマとお母さんがこれからキャンバス上でどうなっていくのか楽しみです

 

 

 

葵ちゃんの風景画、下書きが終わり色付けに入ってきました

色付けは個人の技量と感性で進めて行っていいと思いますが葵ちゃんは基本通り背景からにしました

夕暮れまじかの空を淡いピンク系とコンポーズブルー系のグラデーションで描き始めています

このグラデーションを習得すれば風景画以外のモチーフにも応用できるようになります

 

 

 

自画像を自分のテーマで見事に仕上げたゆみさんですが今度も人物画になりました

ただ、その人物画はテーマ性をあまり持たせず似せて描くことにしたようです

そうなるとイラストに近くなる可能性があるのでアドバイスも難しくなってきます

 

 

 

 

 


アトリエの様子

2021年04月08日 | 東京の仲間達

葵ちゃんは静物画を終え2作目の風景画に移りました

モチーフは葵ちゃん自身が選んだ古都の有名なスポット

デッサン(下描き)も難しいけど色を出すのは更に大変かもしれません

でも、楽しいんで描いてください

 

 

 

あんなさんも自画像が終わり、次のモチーフ「お母さん」に入りました

あんなさんには、絵を描くときはテーマ性を持たせること、と伝えています

どのようにお母さんを描くのか、これからが楽しみです

 

 

 

ゆみさんの自画像が完成しました。モノトーン調ですが完成度の高い作品です

観る者に何かを感じさせる、そのような作品に仕上がっていると思います

これからは、後まわしにしてきた技術も学んでもらわなければ…

 

 

 

繊細な絵を描くまなみさんは、少し迷っているようです

絵は自分の内面を表現するもの、そのことに気づき始めたのかもしれません

仕事が大変そうだけど、まなみさん頑張れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アトリエの様子

2020年11月15日 | 東京の仲間達

葵ちゃんが油絵を始めました

私が油絵を始めたのは中学生の時でしたが、葵ちゃんほど描けませんでした

何よりも楽しく描いていってくれればと思っています

 

 

 

杏奈さんは風景画が終わり自画像を描き始めました

自画像はごまかしができないモチーフなのでその時点の描き手の技量と表現力が如実に出ます

あとは自分の感性をキャンバスにぶつけるだけです。杏奈さん、頑張って!

 

 

 

優実さんは2度目の自画像に挑戦しています

表現力も豊かでおおらかに描いているところがいいと思います

そろそろマチエールも教えておいた方がいいかもしれません