初めて行く家なので、地図で調べ ここいらなら
自転車で行けるだろうと、出たは良いが、
それらしき地域に来ても、住所が違います。
おかしいなーおかしいなーと思い、
職場に電話をし、私の机の上の地図を見てくれって
おばちゃんに頼んだものの、
「私、老眼で~見えないよーどこやろう?? ええ~あれ~」
使い物にならんし・・・
仕方なく、傍にあった布団屋のおばちゃんに 訊ねると
「ここを真っすぐ行ったあたりよ~」と言われ、
グングン自転車を進めるも、何か違う地域に出てくるし。
どこやねん!ここ!状態です。
布団屋のおばちゃん情報は、完全にガセネタでした。
とりあえず、東の方なので ざっくり東へ進み
何故か民家の間に交番が出て来ました。
迷い家(まよいが)交番?( ゚Д゚)
渋い!渋すぎる!
こんにちは~とご機嫌良く入るも 警察官いないしー
電話してね!って机に書いてあるしー
もおええわ!勝手に地図みちゃうからね!と
壁に貼ってある地図をガン見。
ところがその地域のすべての地図がそこかしこに
貼ってあり、肝心の自分が行く地域が見当たらない。
(ノД`)・゜・。 えーんえーん
迷子の迷子の子猫ちゃん あなたのお家は何処ですか~♪
歌ってる場合じゃねーし
って、問答してるうちに 若っかいお巡りさんが帰って来ました。
「どうされました~?」
「〇〇区〇〇町へ行きたいんですけど~」
「ああ~ここずっと真っ直ぐだけど、ちょっと距離あるよー
自転車で?」
そうだよ若いの!チャリだよチャリ☆
かつてチャリンコ野郎と呼ばれた わたくし翡翠は
15キロほど自転車で走り回り 無事お客さんの家に
着いたのでした。
晩に、「〇〇まで行って来たの~」と山翡翠さんに言うと、
「ええ?あそこまで自転車で?」とビックリな様子。
その昔、山翡翠さんは そのお宅へ車で配達していたのでした。
「10キロの大荷物持って、自転車で行く距離ちゃうやろー」
「まあね・・・私、川が2本あるって勘違いしてて・・・」
要するに 近くを流れる川の橋を渡ったところと思っていたのが
その北側に流れる 2本目の川の傍だったのです。
そりゃ遠いわ
