私のモノサシ

気ままにやったDIYや日頃思ったことを書いてみます。

安い水冷クーラーを買ってみた。

2021-03-20 08:42:03 | 私のパソコン
Amazonで120mmタイプの簡易水冷がセールで出ていたので買ってみました。


送料&消費税込み3436円

安いよね?
心配になるぐらい。(笑)

で付けるにあたってCPUグリスの塗り方って、
自作PCの組み立て作業の中でも個人差が出るし、
価値観の個人差も大きい気がします。

サーマルグリスを塗るのって自作の中の楽しみの一つともいえるかも?
なので自分のやり方が100%あっているとは思いませんし、
もっといい方法は絶対にあるはずです。

それを前提に最近の自分のサーマルグリスの塗り方&考え方です。

1.グリスはそれほど高級(高性能)なものは使っていないです。
 シルバーグリスやクマグリスなどを使ったこともありますが、
 自分はケチなので結局あまり色々な塗り直しを試しずらい、
 高伝導タイプは意外と硬化するものが多くAMDだとスッポンしやすい。
 OCはしない事もあり、安いグリスを使っています。
 今はHalunziueのHY510と言うの使っています。

 
2.グリスが乾いて熱伝導率が落ちた…は嘘
 そもそもそんなグリスは粗悪品です。
 温度で性能変化する必要な成分が飛ぶ?
 シリコングリスの耐熱温度超えるようならCPU壊れています。
 高性能グリスはそもそも湿り気が少ないです。
 
 塗った直後とたった数か月で熱伝導が変わるようなグリスは使わない方が良いです。
ただ硬化している状態で維持できても何かの拍子にクーラーはちょっとでも動くと元の密着状態に戻らないことはあります。

外したり設置部分が設置後少しでも接点部がズレた可能性があるなら、
塗りなおした方が確かに良いとは思います。

3.塗るのは極力薄く塗れないなら硬いグリスは宝の持ち腐れ。
 少ないよりは多い方が良いなんてよく言われますが、
 柔らかいのグリスなら良いですが、
 粘土がある程度あるグリスはヒーターを押し付けてもグリスがあまり逃げません。
 高性能のグリスでも厚く塗られたらそれこそ本末転倒。
 高性能&硬いグリスは扱いが難しくなりがち。

4.でいよいよ塗り方
 自作経験者ならリテールCPU付属クーラーに最初に塗布されているグリス見たことありますよね。
 あの厚さってメーカーが良いとした量なんだと思います、
 なのであの厚みを目指して塗りましょう…って普通に手じゃ結構難しいですよね。(笑)
 なので自分は最近はマスキングテープを使います。
 (カカクコムでとある人に教わったのですが…)
 CPUの4辺に適当に張ります。
 このマスキングテープにヘラを添わせて塗ります。
 マスキングテープって大体0.2mm程度あります。
 経験上この厚みでマスキングテープは結構深めに張っても密着後四隅までグリスが来ます。
 グリスや塗り方によってマスキンテープの張り方でグリスの量を調整しやすいです。
グリスがはみ出るようならもっと薄く、
マスキングを広く貼れば良いんです。

自分の場合はこのくらいでも十分隅までグリスが行きます。
何度か付けて外してみるとわかると思います。

グリスは余るほどあるしどうせ塗り替えるの嫌いじゃないしと言う方、
試してもらえれば幸いです。



取り付けて、さっそく稼働。
最初の印象はよかったです。
変える前は100mmのロープロサイズでしたから、当たり前ですよね…

ところが数日使っていると。
あれ?
こんなもんかな?
もう一台も簡易水冷ですがそれに比べると冷えない?
一度温度が上がるとなかなか下がってこない。

でもCPU違うし…

ゲームをやっていると気が付きました。

PCケースの天板が結構温かい…

水冷にクーラー変える前も天板は温まりましたが、
心なしかそれより暖かいかも…
後方排気の部分につけていますが、排気が元気ないです。
あまり温かい空気が排出できていないような…
俗にいう窒息状態?

触るとラジエーター自体はかなり暖かいので、
水がしっかり熱は運んでいる模様。

ちなみにもう一台のマシンはラジエーターがケースの外側に付くようになっています。
正直排気で使うならその方が効率良いのかも。

ただ流石に新しいケースを切る気にはならず…

前方吸気部分に付けようかな?

ただ取り付けるためにはネジを別途用意しないとだめです。
しかもインチネジ…
このサイズ(HDDなどに使うのと同サイズ)って長い有るのか?

そんなことを考えながら眺めていて、ふと気が付きました。

見にくいですが、赤い線で囲った部分、ラジエーターが丸見えです。
開けて手をかざしてみると実際結構な風が漏れてきています。

ここからケース内に暖かい空気が入ってしまっているのかも。
同時にラジエーターに押し込む風が弱くなる原因になっているかも。

ファンを外して…
そもそも密着する形状になっていません。

四角いフレームのファンもあるけど、
回転低めのとかPWM非対応しかありません。
なのでとりあえずこのファンで何とかする方向で。

家にあった5mm厚のカラーボードを適当に切って

まだ少し(1mm弱)隙間があります…

がとりあえずこれでテスト。


あり物で作ったので見てくれは70点ぐらいですが、とりあえずテスト…

排気部分に手を当ててみると明らかに前より暖かい風を感じます。
ゲームを1時間ほど遊んでみます…

天板も温度が上がっていません。
ゲーム中裏で記録されている最高温度も下がりました。

ファンも心なしか静かなような気もします。

・・・光るのは良いけど四角いフレームのファン付けといてくれよ…(笑)
まあ安かったしとと言いたいところですが、
120mmファンをわざわざ別に買っていたら、
概ね5000円…お買い得感がだいぶ薄れてしまいます。

自作(DIY)を楽しむパーツとしては面白かったです。
ポン付けだと最適化されていないのが残念。
星3/5つです。

簡易水冷のファンの役目は、
ラジエーターに風を当てるではなく、
空気を【押し込む】んだと考えた方が良いようです。

面白かったです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノートパソコンのファンが来た。 | トップ | キーボードの掃除をしてみた。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

私のパソコン」カテゴリの最新記事