私のモノサシ

気ままにやったDIYや日頃思ったことを書いてみます。

ノートパソコンクーラーを買ってみた。

2019-12-24 07:19:14 | 私のパソコン


今年夏ごろに購入した、ノートパソコン。

基本デスクトップPCでずっとゲームをしていました。

これの前使っていたノートPCは一般的なモデルで、今回初めてdGPU内蔵のゲーミング向けノート。

スペックはエントリークラスで巣がPC部屋が寒いのでリビングに置いてあるこのPCで遊ぶことが多いです。


寒い時期になりましたがそれでもゲーム中温度をソフトでモニターすると、CPUGPUはかなり高温に。

今までのノートPCではそうだったので、

熱伝導グリスを塗り替えれば改善する可能性が高いですが、

まだ保証期間だし爪留めがあり裏蓋が開けにくい機種なので、まだ保留中です。(ストレージ交換などと他の作業と同時にしたい。)


本体に手を加えずに手っ取り早く冷却を改善するために売っている冷却台というものがあります。

(要はノートパソコン用送風機です。)

ノートPC購入直後から購入しようか悩んではいました、というのは効果のほどが疑問で躊躇していました。

今回他の買い物をするついでにちょっと冒険心を残しつつ購入してみました。


というのも、購入しようとしている製品はAmazonで売られている比較的安価な製品にしようとしている為もあって、

正直なところこの手の製品の参考になるようなレビューがすごく少ないと感じました。


Amazonにはレビューもありますが、ほとんどのレビューがPCの型番やスペックが晒されていません。

ごく一部あっても違うモデルしか見つからなかったです。


購入前の感想はこんなところです。


で、

ここから実レビューです。


先ずは使用したPC

HP社製

PAVILION Gaming 15-cx0000 ハイパフォーマンスモデル です。

15.6インチ

CPUCorei7-8750H

GPUGTX1050Ti

のモデルです。


で購入した冷却台は

Havit社製

HV-F2056

ファンサイズ:φ110×3

回転数:約1100rpm

スイッチ付き、回転調整機能は無し

USB接続、TypeA2ポート(片方がIN、残りがOUTの使い方で極性は無し)

Amazonで購入しましたが、2千円以下で買えるモデルです。


【デザイン&品質】

価格と中国製で想像していたよりしっかりした造りです。

強度も問題なく、プラスチックの成型品質も全然悪く無いです。

付属しているケーブルやコネクタースイッチの品質もむしろこの価格なら品質が良いと思えるレベルだと思います。



スペックにも書きましたが、接続方法はちょっと面白いです。

USB-Type Aポートが二つ付いています、

PCなどのUSBコネクターから付属のケーブルでどちらに繋いでもOKで余ったもう一つの方が分岐になります。


スイッチは後方に付いているので頻繁にONOFF切り替えたい人には不便かも、

チルトはデスクトップ用キーボード等でよく見るタイプの、

脚を起こすタイプで水平かチルト有の2段階のみです。


滑り止めのゴム足もしっかりしています。


【冷却&騒音】

騒音はノートPCのアイドリング等の最低回転程度の騒音です。

静かな環境でスマホで簡易測定しましたが、

スイッチONOFF2932dBの変化しかないです。

ノートのファンが停止しているときはそれなりに聞こえてきますが、

ノートの方のファンの回転が最小状態以上になるとPCの方のファンの音にかき消される感じです。


消費電力はスマホの充電器&コンセントの消費電力測定器で測ったところ「4W」でした。


肝心かなめの冷却効果ですが、結論から先に書くと

自分の環境&PCで、現状では「あまり効果なし」です。


ベンチマーク(3DMarkChineBenchFF14&15ベンチ等)のスコアや

ベンチマーク測定中の温度を調べましたが、

スコアに関しては良くなったり悪くなったり、

CPU周りやGPUの温度もピーク温度で見る感じは12℃変わるかどうかです。


ただ負荷が下がってファンの回転が下がるのは若干早いかな?


ただSSDベンチマークのCDMを回しても、SSDの温度が60℃超えなくなりました。

ファンを使わない状態だと65℃ぐらいまで上がって、

CDI辺りでは「熱いよー」とメッセージが流れるのが無くなりました。


なんで効果があまりなかったのか考えてみました。


1.

PCに対してファンの位置やサイズが良くない?


PCの空理取り込み位置は左右の後ろにあります。

(ちょっと汚れていたので掃除してから検証しています。)

それに対してクーラーは奥には真ん中に一つしか無いのでファンの位置にファンが無い格好です。


それならとクーラーを前後逆に置いてみましたが、変化なし…


2.

風量が弱い?

ティッシュを当ててみると、微妙にしか動きません。

想像より弱いかな?


ただチルトしたりクーラー自体をテーブルから持ち上げると風量が上がります。

空気取り込みが間に合わない感じです。

このクーラーを買う前に使っていた100均のスノコを引くとティッシュが飛ぶぐらいにはなります。

ここまでやって、FF14ベンチを回してみて・・・

先ずは比較用にスノコのみ敷いた状態。(今まで状態)

(CPU:95℃、GPU:77℃、SSD54℃)


この2点を踏まえスノコの上にクーラー前後逆に置いた状態です。
(CPU:92℃、GPU:73℃、SSD50℃)
ここまでやって最高温度3℃ほど下がりましたが、
でもスコアは上がらず、誤差だと思いますが下がってます。

ここまで考えて思うところがあります。


この製品に限らずレビューなど見ていると効果有りと無し両方のレビューが多いです。

サクラレビューもあるのかもしれませんが、

他の部類の製品と比べてどの製品もばらつきが多いような気がします。


クーラーの品質よりもノートPCの方の造りの違いによるところなのかも?


一言ノートPCと言っても、

薄型のモバイルノート、標準的な普通のモデル、ゲーミングノート

消費電力=発熱量も違うと思いますが、

モバイルノートの類はボディー(筐体)自体を使って放熱するような物も。

底面を触ると温かいノートPCは底を冷やしてあげれば効果が大きいかもしれません。


対して自分が使ったゲームノートPCは負荷時もあまり底の温度は上がりません。


空気取り込み口に風が十分に取り入れられる状態であればあまり変化が無いのかもしれません。


思えば自作PCでもCPUの温度が高いなら、

ケースファンではなく、CPUクーラーの見直しをしますね。


ましてケースを閉めたまま外から扇風機で風送ってもあまり効果ないです。

窒息ケースでの検証などで行う場合でも、蓋を外して実施しないと効果が無いです。


ただでさえ冷却が厳しいゲーミングノートPC

メーカーもそんな単純に冷却が改善するなら対策しているってことだと思います。


逆に冷却台ぐらいで大きく改善するなら、設計が冷却を重要視されていないモデルなのかも?


効果はいまいちでしたが、色々分かって面白かったです。

邪魔になったら外付けHDDやPS4等に流用できそうなので、まあそれほど損したとは感じていないです。

夏場どうなるかもまだ分かりませんし。


でちょっと話は変わりますが、

ここのブログを書き込むとき入力が時々受け付けない時があります。

Edegを使っていて自動バックアップや文字数カウントをOFFにしても症状が起きます。

変換決定後、次の文字を入力時最初の1~2タイプ受け付けないことが多く連続で入力しているとき途中が抜けることはあまりない様です。

(ローマ字入力でIMEはWindows10純正状態です。)

決定後すぐに次の入力を行うとき起こるようで、前の入力から一呼吸置くと大丈夫なように感じます。

他のサイトでの入力では気になったことが無いので、ここgooブログ特有の問題だと思います。


チョットした事かも知れませんが、何気に結構イライラしますね。(笑)

他のソフトで纏めて書いてからコピペで張り付けてしまえば良い話でもありますが…

ちょっと調べていると新しくスマートエディッターなるものがあるので試してみましたが、
どうやらこっちだと問題が起きないようです。

でも今度は入力のカーソルが時々消えますね。
入力を受け付けない瞬間が有るよりは遥かにマシかな?(-_-;)

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