囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

第4回宝酒造杯東京大会①その2(雑事)

2011年05月15日 07時33分41秒 | 囲碁関連の話題
今回の宝酒造杯で目にしたことなど。

(終局間際の事件)
お昼を食べて利き酒をした後、名人戦クラスの対局場に目を向けると、よく見かける女性(よく名前の知られた方だと思う)の対局がまだ続いているようだったので観戦することにした。
盤面をぱっとみたところ、白番の女性がひと隅の黒を取り込み大優勢。黒の人は時間勝ち狙いかと思ったら、時間も白の方が多く残っていて、まだ長針が小さな赤い針にもかかっていない。
とはいえ互いに時間が少ないので、一方が打てばもう一方がすぐさま打ち返すという様だった。
そんな中でも、形勢にも時間にも余裕のある白の人は、石がこぼれないように丁寧に石を置いていた。
しかし、隅を取っていたハズの白石がいつの間にかアタリになっていて、それに白が気付かず突然ぼっこり打ち上げられてしまった。
見ていた私も何が起きたのかと思ったが、黒の狙いはこれだったのか。
大石を取られた白の方は「負けました」と言ってさばさばとした態度で立派だったと思う。
名人戦クラスでも「勝負」となると、こういうこともあるのかと思った。

(高尾九段)
今回の審判長は高尾九段だった。
人は良さそうだし、色紙の揮毫も達筆だし、決して嫌いじゃないんだけど、何かひと言、言いたくなる。
開会式での挨拶は、その前の宝酒造の人と普及委員の人に比べると、高尾九段は何を話されたのか記憶に残っていないのだがちょっとアッサリしすぎではなかったか。

それに高尾九段、自然児すぎるよ。
5回戦が終わって帰り際に高尾九段が初心者らしき女性に指導碁を打っているのを少し観戦したのだが、面と向かっての大あくびはまずいでしょう。
疲れているのか退屈なのかしらんけど、せめて横を向くとか口を手でおさえるとかしなさいよ。

(組み合わせ)
今回は対局組み合わせに時間が掛かっていたように思う。
それに、中には同じ人との対局が組まれた人もいたようだ。
5回戦の時に隣で打っていた人がそうだった。
参加人数が多いから対局を組むのも大変だ。

(ステップアップ)
何年も参加していると、毎回見かける人もいて、中には順調にステップアップしている人もいる。
たしか去年は6段戦で打った人が名人戦に出ていた。
また、私と同じクラスに出ている人が、対局が終わった後に名人戦クラスに出ている人に熱心に手直しをしてもらっているのも見かけた。碁に真面目に取り組んでいるんだなあと思った。

(碁石)
普段ほとんど碁石を触っていないので、碁を打っていて何となく手に碁石が馴染まない気がして仕方がなかった。
色んな石が混じっていたせいかもしれない。

(おつまみ)
お楽しみコーナーのおつまみは毎回少しずつ充実している気がする。
お弁当を食べた後と4回戦終了時に、利き酒と一緒にいただいた。
4回戦が終わった頃はお昼と違って人も少なく、目立つなあと思いながら、一人で3つも4つも美味しくいただきました。

(週刊碁)
日本棋院の市ヶ谷では土曜日にもう週刊碁が手に入るのね。
宮本新初段のことは知らなかったけれど、可愛いですね。
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