日本棋院有楽町囲碁センターの「平成30年新春特別イベント 打ち初め指導碁会」に行ってきた。
15人の棋士が、2面打ち指導碁を2回行うというもので、事前に申し込んだ希望者が、1回目と2回目のいずれか一回に参加できるというイベントだった。日本棋院のカレンダー、小さな犬の置物、指導いただいた棋士の揮毫色紙をお土産にいただき、最後にガラポンの抽選のお楽しみもあった。私の抽選結果は、末等のボールペンと割引入場券だった。
(犬の置物)
指導していただいたのは、菅野尚美三段。
全体の申し込み人数に余裕があったとみえて、二面打ちのところ、一対一で打っていただけた。
普段の大会では6段で参加しているが、このところネットの指導碁では五子で碁にならないというお話もした。しかし菅野三段が、「6段なら三子で」と仰るので、石を3つ置くことになった。
【実戦図1】
黒1では右上隅の4に打つのが良いというご指摘があったが、黒15や17の手について、「感性が良いですね」とお褒めのお言葉。多分にリップサービスとは思う。お言葉通り感性は仮に良いとしても、この後に読みの筋の悪さを露呈してしまった。
なお、菅野三段は、白12では13に出ておくべきだったと仰っていた。
【実戦図2】
白1に黒2とハネダシ、左上の白石を攻めているつもりだったが、黒16がいかにも筋の悪い手で、あっという間に白の形が整ってしまった。
当然この形になることを読んだうえで打っているのだが、これで戦えると考えたのだから、たちが悪い。
(変化図)
局後の手直しでは、黒1に引いていれば、白は死んでいたと、ご指摘いただいた。
黒1と2では大違い。黒2のような自らダメを詰める筋悪の手ばかり考えているからいけない。
【終局図】
左辺黒200とつないだところで、白は投了された。
実際に石を持っての碁は、これが今年の打ち初めだった。勝たせていただけて嬉しい。
余談だが、指導碁が始まる前、一昨年の夏のこども囲碁合宿でお世話になった羽根しげ子先生をお見かけした。今日は指導碁を打たれるのかなと思ったら、ご子息が指導碁を受けられるので付き添いで来られていたようだった。一言ご挨拶すべきだったのに、失礼してしまった。
15人の棋士が、2面打ち指導碁を2回行うというもので、事前に申し込んだ希望者が、1回目と2回目のいずれか一回に参加できるというイベントだった。日本棋院のカレンダー、小さな犬の置物、指導いただいた棋士の揮毫色紙をお土産にいただき、最後にガラポンの抽選のお楽しみもあった。私の抽選結果は、末等のボールペンと割引入場券だった。
(犬の置物)
指導していただいたのは、菅野尚美三段。
全体の申し込み人数に余裕があったとみえて、二面打ちのところ、一対一で打っていただけた。
普段の大会では6段で参加しているが、このところネットの指導碁では五子で碁にならないというお話もした。しかし菅野三段が、「6段なら三子で」と仰るので、石を3つ置くことになった。
【実戦図1】
黒1では右上隅の4に打つのが良いというご指摘があったが、黒15や17の手について、「感性が良いですね」とお褒めのお言葉。多分にリップサービスとは思う。お言葉通り感性は仮に良いとしても、この後に読みの筋の悪さを露呈してしまった。
なお、菅野三段は、白12では13に出ておくべきだったと仰っていた。
【実戦図2】
白1に黒2とハネダシ、左上の白石を攻めているつもりだったが、黒16がいかにも筋の悪い手で、あっという間に白の形が整ってしまった。
当然この形になることを読んだうえで打っているのだが、これで戦えると考えたのだから、たちが悪い。
(変化図)
局後の手直しでは、黒1に引いていれば、白は死んでいたと、ご指摘いただいた。
黒1と2では大違い。黒2のような自らダメを詰める筋悪の手ばかり考えているからいけない。
【終局図】
左辺黒200とつないだところで、白は投了された。
実際に石を持っての碁は、これが今年の打ち初めだった。勝たせていただけて嬉しい。
余談だが、指導碁が始まる前、一昨年の夏のこども囲碁合宿でお世話になった羽根しげ子先生をお見かけした。今日は指導碁を打たれるのかなと思ったら、ご子息が指導碁を受けられるので付き添いで来られていたようだった。一言ご挨拶すべきだったのに、失礼してしまった。
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