囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

谷村義行八段ボード碁4子局指導碁(3)

2010年02月14日 02時44分46秒 | 棋譜(指導碁)
【第6譜】1~9手(通算88手まで)
別に白△には黒Aと受けても良かったと思う。白Bには黒Cが隅の白に利いている。
しかし、下から受けるのは嫌だなあと考えた瞬間、黒1のノゾキが閃いた(単なる思い付きだったかも)。
かねてより狙いの黒5のツケを決行し、白を分断して取ってしまおうという手だ。
渾身の一撃のつもりだった。

(変化図1)
例えば、白1と黒の上方への連絡を絶っても、黒10となれば右側の白が取れる、と考えていた。
ところが、、

【第7譜】1~7手(通算95手まで)
白1がまったく考えていなかった手。
これを見た瞬間、「やばい」と顔が青ざめた(気がする)。
今度は、黒Aを利かしても、黒B、白3に続いて白は4とCが見合いになる。
黒2には白3を先に決められ、白7となっては完全に分断されてしまった。

(変化図2)
こうなると攻めあい必至。
隅に黒1放り込みから黒3に下がるのが良くある手だが、この場合、黒5とアテた時に白6と4目にしてわざと取らせた後に、白8で1に置いて目を取りに来られてダメだと思った。

(変化図3)
実戦を打っている時にも色々考えて、放り込みから下がる手だと攻めあい負けという自分なりの結論に至ったつもりだった。
その時に考えた変化図はもはや忘れてしまったが、改めてあれこれ考えていたら、先に黒1を利かすのが良さそうな気がしてきた。
この図の他にもいくつか考えたが、放り込みから下がっても黒が攻めあいに勝てそうな気がする。

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