囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

8月19日(水):こども囲碁合宿指導碁・羽根しげ子初段

2015年09月06日 02時49分58秒 | 棋譜(指導碁)
こども囲碁合宿で羽根しげ子初段に打っていただいた四子局。

結果は、中押し勝ち。

棋譜再生


(実戦図1)
白9を打つ前、しげ子先生は「普通に打っても面白くないから」とつぶやかれた。そして黒20まで進んだとき、白の21、23のハネ二つにノータイムで押えたのだが、打ってすぐ「しまった」と後悔した。白にAと打たれると要の黒2子が落ちると思ったのだ。以前の大会で失敗したことを思い出した(⇒こちら)。
だから、しげ子先生が黒24を見て暫く考えてから25に切ったのは意外で、手加減されたのか、あるいは白Aに打つと黒2子を取れるが隅の黒も21か23の白をカミ取って治まるのを面白くないと判断されたのかな、と思った。

(変化図)
白1に黒Aは白Bでダメだから黒Aにつなぐことができず、黒CかDに打つしかないと思っていた。それだと黒△に切ったことがまったく無駄になってしまう。しかし、改めて見ると、黒A、白Bには白1の一子を抜けば良さそうだ。だから、しげ子先生は白1と打たなかったのか。

(変化図)
ちなみに、対局後、しげ子先生によると「白11には黒12に打つのが隅の地が大きく簡明だったのではないか」とのことだった。白11に黒が切ったのは「そう打ちたい気持ちは分かるが、白の誘いに乗った感がある」らしい。

(実戦図2)
黒1につないでから戦いになった。黒5は「良いタイミングで白はしびれた、白4はAに飛ぶのだった」とのことだった。

(実戦図3)
白1から出切ってきた白石を取っていたのに、黒34が余計な手拍子。後でしげ子先生に「時々うっかりされる」と言われたのはこういう手だ。

(実戦図4)
戦いは続いたが、白11が打たれる前、これはダメそうだと観念していたから、黒26で上辺の白3子を取ることができたのは意外な展開だった。

(変化図)
白Aで1に打たれていたら、黒は潰れていたのではなかろうか。対局後にしげ子先生に尋ねたが、「そうだったですかね」とはっきりは仰らなかった。ひょっとしたら手加減してくれたのかもしれない。

(終局図)
黒△を打ったところで、しげ子先生は投了された。
別の日記に書いたように、色々とお話していただき、娘とも指導碁を打っていただき有難かった。子供との対局ではどういうふうに打つべきかも教えていただいた気がする。
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