土崎神明社の祭典
国重要無形民俗文化財指定
土崎地区の旧町内から20台前後の曳山が出され、武者人形が飾られ、勇ましいかけ声と港ばやしにのって曳山が車輪をきしませながら勇壮に進む迫力あるお祭りです
~曳山~
曳山は「神様が降臨し、宿る所」とされています。
毎年組立て、そして終わるとすぐに解体されます。
お祭りの間、曳山は神様の御分霊を乗せた神輿とともに氏子区域を練り歩きます。そして賑やかに囃子たてることにより、町内をただよう「災いをもたらす怨霊や悪霊」を曳山に封じ込め祭りが終わるとすぐに曳山を解体することにより怨霊や悪霊を町から追い払うのです。
曳山行事には見る人を楽しませるため「曳山を華やかに飾り」「見る人を圧倒するような迫力のある人形を乗せ」「大きく高くし」「歌や踊りを披露する」といった沢山の工夫があります。
神賑行事を中心に、観客を楽しませるようにしたものを風流(ふりゅう)と呼びます。風流は、美しい踊りや大規模な行列、作り物などが代表的なものもあり、曳山は「作り物風流」に分類されます。
平成25年7月20日(土)宵祭り
平成25年7月21日(日)例祭
・運行日程
7月20日宵祭り
午前8時 各町内から曳山が出発
8時半~午後6時 曳山が土崎神明社を参拝(郷社参り)
各町内の曳山運行
午後6時 宵宮祭(神事)土崎神明社
午後7時~9時 ふれあい祭り(神明社前通り・本町通り)
7月21日例祭
午前9時30分 例祭(神事)
神輿渡御 各町内の曳山運行
午後12時30分 御幸曳山開始 各町内が踊りを披露しながら、本町通りを進む
午後8時 祭りのクライマックス戻り山が出発
相染町から各町内をめざし曳山が出発