編物handmade azur ~手編み三昧の日々です

作品紹介 ファーストシューズ④

おはようございます(^^) azurです。

ゴールデンウィークに突入しましたね。
今年は皆さまご自宅で楽しんでいらっしゃることと思います。

ウチは毎年ステイホームなので、ほとんど代わり映えしません。
GWだ!わくわく!ドキドキ! …なんて、 全然、ない。
むしろ気持ちは下降一直線。


理由その1:夫がずっと家にいる。
別に口喧しくも難しくもなく、かと言ってテキパキしてるわけでもなく、ただ「いる」だけって感じのヒトなんですけど。
たいてい寝てるし。

本当によく寝る人で、結婚当初はちょっとびっくりしました。
休日はAM10:00くらいに起きて(前夜はPM11:00過ぎに寝ている)、
何か食べて、
お昼すぎから寝て、
夕方起き出して金魚(らんちう)やメダカの水換えして、
夕食と入浴後テレビ見ながらうとうとして、
PM11:00過ぎに寝る。

そんな感じ。

自分よりよく寝るヒト初めて見た。 (・・;)

存在感がないのかというと、そうでもないです。
常に音を発しているのでけっこうウルサイ。
起きてればよく喋るし歌うし黙読しないし、寝てればイビキがやかましい。

家にいるときは
5分でええから、黙ってろ。 (--〆)

編物してて目数を数えてるときとか、お客さまとやり取りしてるときとか、ゲームしてるときとか、そっとしておいてほしいのです。


理由その2:大掃除と床ワックス掛けをすることになる。
天気と相談しながら決行します。
今年は5/3・4がどうも雨っぽいので、5/2かなぁ。
前日の5/1、夫がいない間に大掃除をあらかた済ませておかねば。

あああやだよぉ。

めんどくさいよぉ。

好きなことだけを
好きなだけしていたいよぉ。

究極ダメダメ主婦です。
っていうか、もう主婦とは言えない生活して長い。


掃除のことを考えていたら気が滅入ってきました。
一旦思考停止します。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


作品紹介の続きです。
今回はベビーシューズの4回目。ブーツタイプの靴のラストです。


ファーストシューズ「クローバーブーツ・スプリングダンス」。
なんでわざわざスプリングなのかというと、夏色(青系)や秋色(黄色か茶系)バージョンを作るつもりだからです。実現のメドは立っていませんが。

淡いイエローグリーンと生成り色のコラボが優しい雰囲気です。
グリーングラデも綺麗。


側面と、


後ろ側。

舞い踊るような四つ葉のクローバーを並べました。
折返しのステッチも可愛いアクセント。



折返しと甲のクローバーに通したブレードを側面のボタンで留めるデザインです。
ボタン穴は3ヵ所開けました。足首に合わせて調節できます。


このデザインは気に入っているので、色違いやモチーフを変えて作ってみたいなぁと考えています。
デイジーとかビオラとか。

苺やサクランボも可愛いけど、重さが気になります。
この靴はいろんな要素を入れ(過ぎ)たので、ただでさえちょっと重め。片足約39gです。
赤ちゃんへの負担を考えると、40gを超えるのは避けたい。
苺などの立体的な実モチーフには中綿を使うので、どうしても重くなってしまいます。

やっぱり花かな。
デイジー可愛いよね。ネモフィラもいいなぁ。
黄色はミモザ。

あー……

ああ新作の靴 編みたい。

手編みモチーフの代わりに小さなサテンリボンを飾るのも可愛いな。
男の子用には、折返し部分をチェック模様にしたり、アーガイル模様を編み込んだり、マリンな色にしたり。

ううう〰〰〰 …編みたい。

デザインを想像していると止まりません。
至福の時間ですが、衝動が抑えられなくなると困るので、一旦思考停止します。




ファーストシューズ「葉っぱのダンス・秋ブーツ」です。
こげ茶、赤茶、カラシ色、黄色がかったベージュを使っています。

この靴の春バージョンを作ろうと思って、
なぜかモチーフがクローバーに変わって、
ブレードを見せないデザイン(折返しを作って、その中に通す)に発展し、
全然違う感じになっちゃったのがクローバーブーツです。



トルソー(一応ルルちゃんと名付けている)に履かせたところです。

茶系のグラデが好き。
特にこげ茶色が大好きで、基本色にすることが多いですね。



靴にベルト通しを付けて、赤茶色の葉っぱブレードを通しています。
葉っぱの片面を3ヵ所ボタン穴にしていますから、締め具合を調節できます。



ファーストシューズ「葡萄のブーツ」。
ライラック色(ピンクがかった明るい紫)の靴に、小さな葡萄と葉っぱをブレードにして飾りました。


側面です。


これは後ろ側。

巨峰、ルビーロマン、シャインマスカット。
たわわに実る豊潤な色合いのブーツです。



大きめの葡萄と葉っぱは靴に縫いつけています。
小さな葡萄と蔓のブレードをベルト穴に通して、側面でボタン留めするデザインです。
ボタン穴は3つ作りました。


葡萄のブーツを見た夫がひとこと。
「ごちゃごちゃし過ぎ (=_=)」

そうなんですよね。
私、ひとつの品に要素をいろいろ入れすぎるんですよね。
一応デザインを決めてから編み始めるんですが、作ってる最中もアイデアが浮かぶもんですから、どんどん採用したくなり、

完成したらこんなになってた。 (ーー;)
ってことが多い。

でもでも、大きめ葡萄3色1個ずつと葉っぱを飾りたかった。
ボタン留めのブレードはツルだけにすれば良かったのかな。
でもでも、小さい葡萄も3色1個ずつ入れたかった。
だから靴は1色にしたのよ。縁編みだけ色を変えたかったけど、我慢したんだよ。

色合いは綺麗だし、バランスもいいと思う。

ええやんか。
可愛いやんか。

言い訳→前向き→ 開き直りましたね。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


子供のいない私がベビーシューズを編むのは、そこに憧れや夢を感じるからだと思う。
もし自分に子供がいたら、履かせてあげたい。

あなたが生まれてきたことはとても特別で、私のもとに訪れてくれたのは感謝すべき運命で、あなたの存在をみんなで祝福してる。
今はわからなくても、その気持ちを大きくなったらわかってほしい。この靴を見て、何となくでいいから感じてほしい。
私も思い出します。湧き上がる幸福感を。
日常に紛れてしまっても、靴を見る度に思い出します。

想像でしかないけれど、そんな気持ちを自分が抱くんだろうなぁ。ってことに対する憧れを込めて、編んでいるんだと思う。


まあね。

ホントに子供がいたら、絶対に今のような生活はできていないし、編物も続けていないかもしれません。
販売はきっとしなかったでしょう。自分の子供のものを編むので精一杯だよ。

実際、姪っ子たちが小さい頃は彼女たちのものを作るので本当に忙しかった。
喜んでくれるのが嬉しくて、編みたくて編みたくてしょうがなかった。
デザインもアイデアもどんどん浮かんだし。

ベストやワンピース、チュニック、ジャケット、マフラーや帽子、ヘアゴムにシュシュ、
アホほど編んだなぁ。数えるとキリがない。

今もときどき頼まれて編むことがあります。
機会があれば、紹介させていただきたいなと思います。


では、今回はこの辺で。またお会いできますように。


どうぞよろしくお願いいたします。

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