廃人の詩

もし僕が真実を語るなら

レクサス・トヨタがリコール

2010年07月06日 01時18分06秒 | 日記
トヨタ・レクサスが国内で9万台、世界で27万台に及ぶリコールを行うことになった。

トヨタ・レクサスブランドへの信頼が危ういものとなっている。

元来、トヨタ製のエンジンは信頼が低かった。
車好きにとって周知の事実であるが、トヨタ車の高性能エンジンは全てヤマハ製であった。
あの名車と言われる2000GTだって、エンジンはヤマハ製だ(というか、ほとんどヤマハ製らしい)。
セリカやスープラ、アルテッツァやアリスト、スポーツカーやスポーティーなセダンのエンジンはヤマハ製だった。
近年出たレクサスのIS-Fもヤマハ製エンジンらしい。

それに対して今回リコールを届け出たエンジンを調べてみると、案の定、トヨタ内製であった。
結局エンジンメーカーとしてのトヨタは信用できないと思われてもしかたがない。
IS-Fはヤマハエンジンだし、LF-AのV10エンジンもヤマハとの共同開発だ。
高性能エンジンを作る能力がないことはトヨタも自覚した上でのヤマハ頼みなのだろうが、しかし自社開発のエンジンがこうもお粗末では致し方ない。

トヨタのエンジン開発者も戦々恐々であろう。
自信をなくしてしまった開発者が恐怖に打ち勝って新しいエンジンを作れるであろうか。

果たしてトヨタは自力で立ち直れるのであろうか心配になってしまう。

日産には高級車はつくれないとシーマを生産中止し、フーガからV8エンジンが消えたがトヨタにも同じことが言えるのではないだろうか。

カローラやヴィッツはつくれても、レクサスに求められる車はベンツやBMWのようにはつくれない、そう言われても仕方がない状態だ。

しかし、日本人としては「トヨタ、頑張れ!!」だ。
トヨタの復活に期待したい。