廃人の詩

もし僕が真実を語るなら

菅直人の印象

2010年07月11日 23時54分08秒 | 日記
参院選で民主は惨敗が濃厚となった。

選挙運動中の菅総理のはしゃぎぶりが滑稽であった。
まるで、おねだりし続けたおもちゃをやっと買ってもらった子供のようであった。
あるいは、初めて恋の喜びをしった少年。
あるいは、受験に成功し、第一志望の高校に受かった中学生。
あるいは、・・・

念願の総理大臣になったことがよっぽど嬉しかったのであろう。
菅総理の発言は上記のような喜びに満ち溢れていた。

まだ、総理になって一カ月。
本当の修羅場はこれからだろう。
この参院選の惨敗こそ、第一の修羅場だ。
明日以降、菅総理から喜びが消えているかもしれない。

菅総理にも民主党にももとから期待はしていないが、かつての安倍晋三のように日本の顔が精彩が無くなってくるのを見るのは忍びない。
続投するなら、せめて今まで通り元気よくやって欲しいものだ。

またまた的中! タコのパウル君お見事!

2010年07月11日 06時08分44秒 | 日記
サッカーW杯の3位決定戦が行われ、ドイツがウルグアイを3-2で破った。
3位決定戦はそれほど興味がある試合ではないが、興味があるのはまたまたタコのパウル君の予想が当たったことだ。

これで6試合全て的中となった。
残る予想は決勝のスペイン対オランダ戦で、パウル君の予想はスペインの勝ちとなっている。
ここまで来たら、是非当てて欲しいものだ。
スペインの勝利に期待したい。

さて、ドイツがスペインに負けると予想して結果、予想通りになったため、ドイツ国内ではパエリアにして喰ってしまえ!とさんざん非難されたパウル君だが、今回のドイツ勝利で支持が回復したことであろう。
もし、スペインが優勝したら、パウル君もまた、英雄である。
そんなことになったら、次にパウル君に何の予想をさせるのか、注目の的となる。

しかし、何を予想させてもいずれ外れるときが来よう。
また、W杯の結果ほど興味のある予想は考えられない。
したがってこれで勇退させてあげるのが、彼にとって一番良いと思うのだが、果たして世間が放っておいてくれるかどうか。

パウル君のその後がますます注目だ!

不愉快なめざましテレビの音楽(「EARLY IN THE MORNING」 by 桑田佳祐)

2010年07月09日 16時27分10秒 | 日記
春からフジテレビの「めざましテレビ」のBGMが桑田佳祐の「EARLY IN THE MORNING」 となった。
これに私は不満だ。
別に桑田佳祐が嫌いという訳ではない。
かつて、熱狂的なファンでもあった。
しかし、年を取るにつれ、彼の音楽への情熱は冷めた。
今、わざわざ好んで聴くほど好きでもない。
また、彼の音楽は嫌いではないが、歌手としての彼は嫌いだ。
はっきり言って、声は悪い。
昔、夷撫悶汰(いぶもんた)と称して発売したジャズのスタンダードを歌ったビデオを見たことがある。
あまりにもひどい歌であった。
私が桑田佳祐の歌が嫌いになった理由の一つでもある。
また、あるテレビ番組に美輪明弘が出ていて、彼(彼女?)の「ヨイトマケの唄」の特集をしていた。
そのとき、「ヨイトマケの唄」をカバーして歌っている歌手の映像が流れたのだが、桑田佳祐が歌っている映像がでたとき、「誰かしらこれ?」と美輪明弘がいぶかしんだのが印象的だった。
他のカバーした人には「○○さんも歌って下さって嬉しい」というコメントをしていたし、カバーされていることも知っていた。
しかし、桑田佳祐のカバーは「知らない」という態度をし、相手にしようともしなかった。
私はこの美輪明弘の気持ちが理解できる。
歌手として、桑田佳祐はとても下手糞だからだ。

その桑田の声を朝から耳にするのは気分が悪い。

なぜ、フジテレビはこのような万人受けしない選曲を行ったのだろうか。
そこにはホリエモンにエンタメ専門チャンネルにと言われてしまったような、フジテレビの軽薄な部分があるに違いない。
私のような人間は、朝日と毎日は嫌いだから見るのは読売とフジということになる。
贔屓にしていたフジテレビを見て朝から不愉快になるのだから、歯痒いとしかいいようがない。

しかし、なぜ、世の中に桑田佳祐のように歌が下手な歌手が氾濫してしまったのだろうか。

これはビートルズの功罪だ。
素人の歌声がマスメディアに乗って暴力を振るうようになったのはビートルズからだ。
かつて、正力松太郎のビートルズ批判に「何を言っているんだこのジジイ」と憤ったものだが、今になってみると正力松太郎の発言が支持できるように自分自身が変わってきている。
もちろん、ビートルズを全否定するのではない。
素晴らしい曲はたくさんあるし、今でも口ずさむ曲もたくさんある。
しかし、彼らの歌と演奏には苛立ちを同時に覚えるのである。
これは、なぜかビートルズに強く感じる。
例えば、ボブ・ディランの歌声は昔も今も変わらずに好きだ。
不思議なものである。

そもそも朝のニュースに音楽が必要とも思えないが、音楽を流すのであれば、不愉快にならない美しい音楽を求めたい。

フジテレビさん、お願いします。

株式会社ゼンショーについて

2010年07月08日 21時42分33秒 | 日記
吉野家が負けてすき屋が勝ったという状況なので、すき屋を運営する会社株式会社ゼンショーについて調べてみた。

知らないうちに、びっくりするほどの大企業になっていた。
株式会社ゼンショーが展開する店舗は以下の通り。
・すき屋
・なか卵
・COCO'S
・サンデーサン(ジョリーパスタ、フラカッソを含む)
・ビッグ・ボーイ(ビクトリアステーション等を含む)

因みにwikiによれば昨年撤退したウェンディーズの日本法人も株式会社ゼンショーの傘下であったとのこと。

いつのまにやら、マクドナルドを抜いて日本の外食産業のNO.1に成長していた。
ああ、びっくり!!

ついでに吉野家調べてみた。
こちらもびっくり!!
吉野家ホールディングスなる一大外食産業を築き上げていた。

吉野家ホールディングス傘下の企業
・吉野家
・京樽(海鮮三崎港、すし三崎丸を含む)
・はなまるうどん
・株式会社どん(ステーキのドン、フォルクス等)
その他、ラーメン屋やカレーうどん屋も傘下にある。

ちょっと前までファミレス業界はスカイラークが威勢が良かったが、スカイラークが凋落し、牛丼屋が興隆してきたということだろう。

牛丼一杯から始めて巨大企業へ。
すき屋と吉野家は素晴らしい成功を収めた。
もちろん、未来のことはわからないが、現在の彼らの成功に拍手!!

吉野家の一人負け?

2010年07月08日 21時11分10秒 | 日記
吉野家、純損失7億円=ライバルの値下げに苦戦―3~5月期(時事通信) - goo ニュース

牛丼業界は大手三社の熾烈な争いが続いている。
そんな中で吉野家が一人負けの様相を呈している。

理由は価格なのだろうか?

かつて、アメリカで狂牛病が発生したとき、吉野家は頑なに牛丼の味を守るため、オーストラリアなどの地域からの代替牛肉を使用せず、メニューから牛丼を消した。
アメリカからの輸入が再開して、吉野家に牛丼のメニューが復活したとき、人々は拍手を送った。
牛丼の味に妥協しなかった吉野家よ天晴れ!
という拍手であった。

しかし、私は全く違う印象を持った。
狂牛病のリスクはアメリカ一国に輸入を頼ったことで、格段に増した。
優れた経営者であれば、他の地域にも契約牧場を持つべきではなかったのか。
リスクを回避できなかった経営者に拍手を送る気にはなれなかった。

かつてマクドナルドとともに低価格路線を走り続けた吉野家は、ここにきてツケが回ってきている。
マクドナルドは低価格路線を止めて、いつの間にか昔の高いマクドナルドに戻ってしまったが、それでも他の競合会社には負けることがなかった。
モスバーガーやフレッシュネスバーガーといった味も質も高いハンバーガショップは一定の人気があるが、マクドナルドと価格や質で競合する会社で元気がある会社は見当たらない。

一方、牛丼業界は、味も質も価格もみな競合している。
10年前には味でリードしていた吉野家のアドバンテージはもはやなくなった。

かつて、牛丼業界は中規模のチェーン店や単独店舗が多々あった。
渋谷のセンター街にも独立系の店舗があったのを覚えている。
そのような小規模の店舗を吉野家が淘汰していった。

そして吉野家と松屋の二強時代となり、その後、すき屋が躍進する。
すき屋は、メニューが豊富であり、女性や家族連れでも利用しやすい店舗で人気となった。
しかし、理由はそれだけではない。
昔のすき屋の牛丼は明らかに吉野家より不味かった。
キムチ牛丼のようにトッピングをしてごまかさなければ食べる気もしなかった。
しかし、今、すき屋の牛丼は味の上でも吉野家と遜色がない。

吉野家が負けた理由は価格ではなく、味で追いつかれたからではないだろうかと思う。

ちなみに、私は牛丼を持ちかえるのが好きだ。
店でそのまま食べるのではなく、容器の中で蒸らされて、ご飯にほどよく汁が馴染んだ状態でかけ込むのが一番上手いと思っている。
その点から、松屋の牛丼弁当にクレームをつけたい。
あの、ご飯と具を分けるタイプの弁当の容器は、蒸らしを楽しめない。
私のような嗜好の人間のために、弁当の容器は2種類用意してもらいたい。