廃人の詩

もし僕が真実を語るなら

体罰賛成

2010年07月07日 15時50分19秒 | 日記
20歳代女性教諭、胸ぐらつかみ平手打ち(読売新聞) - goo ニュース

教師が生徒に体罰を振るうことが禁じられて久しい。
私のように体罰を受けることが当たり前の世代からしてみると、体罰を禁止して何がマシになるのか、さっぱり理解できない。

30年前の小学校では、男の教師はゲンコツ、女の教師はビンタ、ちょっと厳しい教師になると棒などで尻や太ももを腫れあがるほど打つというのが当たり前であった。
それはそれで緊張感もあり、楽しい思い出だ。
わざわざふざけて教師から強い体罰を受けることを狙いにいったりしたものだ。
どれだけ強い体罰を受けたか、武勇伝のように競い合ったものでもある。
そして、体罰を受ければその場は収まる。
学級崩壊などはありえなかった。

学校はまだ神聖な場であった。
もちろん、戦後30年以上経っていたから戦争帰りの先生はいなかった。
でも、戦前、戦中の教育を受けた先生は多かった。
教育勅語の元に学んだ人々は学校を神聖な場所へと変えた。


体罰は学校における教師と生徒の問題だけではない。
家庭における親と子の問題でもある。

ジェームス・デイーンに『理由なき反抗』という映画がある。
子供に熱心な母親。
その母親の熱意に押されて口をはさめない父親。
反抗の理由はそこにあるのではないだろうか。
父親が子供に体罰を加えていれば、もちろん、加えるだけの愛情と熱意を子供に伝えてという前提があるが、そうしていれば『理由ある反抗』になっただろう。

あの映画から60年が経とうとしている。
しかし、人間の心は悪くなる一方だ。

子曰く、詩三百、一言以てこれを蔽へば、 曰く、思い邪(よこしま)なしと

離婚の慰謝料

2010年07月07日 04時09分24秒 | 日記
タイガー・ウッズがいよいよ離婚かと騒がれている。
何でも慰謝料が650億円になるとの報道もある。

これは異常だ。

もちろん、タイガー・ウッズの浮気が原因であるのが明らかであるから、タイガー・ウッズが慰謝料を払うのは当然であろう。
しかし、650億円は異常としか思えない。

タイガー・ウッズが稼ぐ莫大な金額は彼個人の才能に負っていることは明らかである。
彼の妻が慰謝料として650億円を手にするのは彼女の才能とかけ離れている。

もし、タイガー・ウッズのように明らかに個人の才能が突出しているケースにおいても夫と妻が財産に対して同権であるならば、逆の場合、つまり妻が浮気した場合の慰謝料も同じでなければならない。
しかし、その場合、彼女が650億円払えないことは明らかである。
つまり、言い方は悪いが金銭的には価値がない女ということだ。

このような異常な慰謝料が裁判で認められると世の中の秩序は壊れるだろう。

夫婦は離婚の慰謝料目当てに相手が浮気することを願うようになり、知人や日本でもある「別れさせ屋」のような会社に浮気するように依頼することが増えるであろう。
そのような社会が良いはずがない。

しかし、離婚によって発生する金銭的リスクが少ないのはまた、浮気容認のようで、これまた社会的に良くない。

そこでだ。
慰謝料は慰謝料で適正額を払い、かつ、罰金を国庫に支払うというのが良いのではないだろうか。

タイガー・ウッズのケースで言うと、慰謝料は10億円とし、640億円は罰金として国庫に支払う。
これが一番良いのではないだろうか。

タイガー・ウッズの妻は10億円という、普通に生活するには十分の金を慰謝料としてもらう。
1年に1000万円使っても100年かかるのであるから、十分すぎる額であろう。
もちろん、子供の養育費は別で、慰謝料だけの額である。

タイガー・ウッズにとって、10億円は余り制裁にならない額であろう。
従って社会的に罰を受けるために、罰金を支払う。
支払われた罰金は国庫に入れられ、福祉などに使われる。

これこそが一番良い方法ではないだろうか。