廃人の詩

もし僕が真実を語るなら

戦争礼賛

2010年05月28日 13時25分45秒 | 日記
戦争反対と言うのは容易い。
しかし、戦争によって得た利益を手放すことは難しい。
我が国に於いてはロシアに戦争で千島列島を奪われた。
しかしロシアは4島でさえ返還しようとしない。

そのロシアは欧州の東端の小国であった。
それがタタール人らの居住地を戦争で傘下に収め東に南にと領土を拡大していった。

アメリカ合衆国は13州の独立から始まった。
金で買った州もあるが多くは戦争によって領土を奪い取った。

彼らはその広大な領土によって多大な恩恵を受けている。

戦争は何も利益を生まないというのは大嘘である。
戦争が利益を生まないという輩はアメリカ合衆国は13州に戻った方が利益があると言っているに等しい。

これは我が国に於いても同じである。
アイヌと沖縄を除けば単一民族といわれ、アイヌ、沖縄もまた近い民族であると思われる。
そうなったのは戦争のお陰である。
日本武尊の物語で有名なように、西に、東にと戦争を繰り返し領土を拡大し、混血を繰り返した恩恵で現在の単一民族国家が成り立っている。

これは島国という限られた土地で混血が上手く行われた成果であるだろう。
また日本人の特性として性におおらかであったこともあるだろう。
また、原日本人と大和朝廷側の日本人との間に差異が少なかったということもあるだろう。

いずれにしても現在の日本の領土と民族は戦争の利益に上に成り立っている。

スペインのように未だに国内統一が上手くいかない状態の国を考えれば日本武尊はやはり英雄である。

現在のスーダンやイエメンを筆頭にアフリカ大陸では欧州の引いた国境線やイスラム勢力との対立で内戦となっている国がある。
彼らに戦争反対というのは易しい。
しかし戦争以外の答えを提示することはできない。