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行き当たりばったり言いっぱなし

気になったアニメの話など。

男気クッキング

2018-02-26 | テレビ

これだけだとマッチョエプロンが鉄鍋振ってる番組っぽいイメージなのに、前に『サバイバル』が付くと一気に不穏な感じになるよね。

ニュージーランド出身のハンタージョシュと、イギリス出身の美食家シェフ・マットの二人が、世界の秘境で7日間自給自足生活をするシリーズ番組だそうです。
前にメキシコ編をながら見してた時は、『(自称)凄腕ポンコツおじさん二人組による、ピー音だらけの腹ペコクッキング』という印象だったんですが。
ブルガリアではどうですかね…わくわく。

なんだ、結構まともじゃん。
狩りに出掛けたジョシュ、チャンスを得るも『獲物を後ろからは狙わない』ポリシーから、シカを諦めるというシーンより視聴開始。
仕留め損ねた場合、死ぬまで1週間だか2週間、傷を負った動物は苦しみ続けなければならないからだとか。
一撃で済みそうな時以外は、矢を放たないのだそうだ。
ふーむ、なるほど。
ケツを射る云々話してた時のピー音は、一体何を言ったんですかね?

シェフのマットは採取専。キノコや食べれる野草を集めます。
え、カタバミって食えんの!?
高級食材でレモンっぽい香りが付くんだって。
毒がなけりゃ食べれるんだろうけど、高級食材なんだ。庭のカタバミも見る目変わるね。

やっぱり腹ペコの二人、川でお魚ちゃん発見。お疲れモードのジョシュは、マットに『マスはお腹をこちょこちょされると、放心状態になって動かなくなる』と、釣り道具に頼らない方法を教えます。
…またまたまたまたーwそうやって素人からかう人って必ずいるよね。
私ら姉妹、親に何度こういうことされたか分からない。
…って、ほんとに捕れるのかよ‼

ほいほいと小ぶりなマスをゲットするマット。頑張れハンター。この相方、素質あるぞ。
きれいな捌き方に凄腕シェフの片鱗を見せつつ、確保済みの食材とともに調理。
絶品かどうかはともかく、カタバミの彩りもいい感じで美味しそう。
炙りドングリや炭化アライグマに比べりゃ遥かに。
(何で火に掛けたまま泳ぎに行っちゃうかね)

そして、不足分と出掛けるのに必要な分のカロリーを摂取できたジョシュは、再び狩りに向かいます。
命をつなぐための食料を求め、ハンターの誇りをかけて。
(お魚だとお腹が膨れないから、お肉が欲しいんだって)

しかしながらやはり自然は厳しく、なかなか獲物は見つからず。また見つけても取り逃がすという不運が続きます。
ところどころ入るジョシュのカロリー計算がじわじわくる。考えて動かないと、命取りになるんでしょうね。
崖から見下ろす後ろ姿が様になってます、ハンター氏。
一体何キロ移動したんでしょうね。広大な風景にただ一人です(撮影スタッフいるよ)。
結局、その日は何も得ることができず。空腹と夜間の低温による低体温を防ぐため、一晩中燃え続ける焚き火を作成。
作り方は省略するけど(忘れた)、すごいよこれ。

一方、マットは採集に励みます。
この山がまた、とても豊かな山です。くそ羨ましい。
韮とか野蒜みたいなもんなんですかね。細い葉の野草やゴボウの仲間を次々と見つけていきます。
ゴボウは不人気食材なんだとか。あちらの方だと、木の根っこでしょうからね。

そんな中で。マットさん、ウズラの卵発見!
小さな巣にちっちゃい卵が複数個。ママさんはお出掛けの模様。
ウキウキのマット、『親がかわいそうだから残して置かないといけない』言いつつ、6個も卵を拐っていきます。
ウズラって一回につき7ー12個産卵するんだって。10個以上あったかねえ、あれ…。

野草摘みの合間や食事中にも、戻らないジョシュの身を案じるマット。独り言もつまらなくなったとぼやきます(撮影スタッフいるよ)。
ジョシュもまた同様に、腹ペコであろうマットを心配しています。
ヤバい、このおじさんたちかわいい。

狩りに出て二日目も終わる頃。放送時間が残りわずかになったところで、ジョシュは運命の獲物に出会います。
野生動物相手なので、長い追跡劇にはなりません。ダメなときはあっという間に逃げられます。
それはもう一瞬の出来事で、正直何をしたかも分からなかった。
茂みの向こうには、既に息絶えたシカが。展開はえー。
的確に急所を居抜き、まさに一撃だったようです。
私のエレベーター評価が最上階まで急上昇した瞬間だよ!
すごいぞハンター‼

運びやすくするため、若干の解体が入ります。
直接は撮さないし、スモークも掛かる安心仕様。
獲物となってしまった生き物の痛みを思い、尊敬の念を込めてハンターはシカの口に葉をくわえさせます。
死後の世界で食べ物に困らないための儀式らしい。
時間も時間なのでマットの元へ戻るのを諦めたジョシュ、一足先にお肉を食べることに。
ハツスライスを炙りながら『日本で食べた生心臓は旨かった』とのたまうハンター。待ちきれずに生焼けをつまみ食いしちゃったことから出たセリフだが、どこで食ったかが気になる。
そういや、マットも木の枝をお箸にして使ってたね。
クマ出ねえの?と思ってたら、やっぱり出るっぽい。
200m離れた木に獲物を吊るして、その夜はお休み。

翌日、ようやく再会する二人。ハンターはやったよ!頑張ったよ‼
そしてマットのお料理タイム。男気クッキングなのに、クッキングが明らかに脇。
まずはタイムをしっかり刷り込んだお肉を炙り焼き。肉厚の部分から丁寧に火を通します。
よし、今度は大丈夫だなw
2品目は野草とスープに。ゴボウがぶっとくて美味しそう。
仲良くおいしくいただいて、この回はエンドです。
そこに至るまでがすごくて、肝心のお食事がほとんど記憶にないという大変面白い番組でした。

また見よう。




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