MXの再放送です。
唐突に11話からだけど、頭からやってるとどんどん遅れてっちゃうんでここからでいいや。
11話は本放送で今ひとつ何が言いたいんだかよく分からなかった回の一つで、ずっとこの話の立ち位置を考えてた。
分岐点なんだね、ここ。
アキタくん・ツラヌキくんはゴミなんだよ。この回から使い古しのゴミにされちゃった。
10話までの間で個人としての評価額は随分下げたろうし、だから次にリュウジくん(新しい仲間)が出てきた。
これは32・36話37話→38話の流れと多分同じ。
ハヤトくんがアキタくんの手に余ると対人関係でうまく行かない(疎外感を覚える)とリュウジくんが出てくる。
45話→46・7話もそうかな?10話戦闘→11話戦闘・17話日常→17話戦闘・24話→25話・37話戦闘→38話(〜40)・45話→46話・47話戦闘。47話で依存の対象がリュウジくん→セイリュウくんへ。(変則:22話→23話、69話→71話)
ハヤトくんの適合率を100にしたところで、リュウジくんの役目が終わった。
セイリュウくんまで繋ぐのが彼の仕事。それから徐々に居場所を追われたリュウジくんが、完全にお役御免になるのは59話。ホクトさんがセイリュウくんを選択したことで、彼の研究所での地位が確定。
せっかく家から逃げたのに職場も家と同じ環境になって、そこにリュウジくんは取り残される。
うーん。
そんな都合よく話が進むように進めてるのは、やっぱりドクター・イザなんだろうな。
対話の道を潰したもの彼だし。
彼は科学者だもん、モラルのない科学者だったら考えることは決まってる。自分の武器を使ってほしい。ずっと使ってほしい。だから超進化研究所も続いてほしい。
原爆も世界恐慌で失業した科学者の生き残りのためのプロジェクトでもあった訳で。
あんなことを考えてしまう人は、やっぱり出てきてしまう。
ゴミの中でも選別が行われる。
人は物に執着するするから、物が増えて古い物はゴミになる。
ゴミの中からもまだ使えるゴミと使えないゴミに分けられる。
E6・E7をゴミとして消す(撤退させる)→二人がいなかった状態に戻る。1・2話戦闘の形に戻る(メンバー=ハヤトくん・ホクトさん・シャショット)。
11話でのホクトさんポジション=キントキさん。
E7が徹底してゴミ扱いされてるから、ツラヌキくんとうまく行ってない自覚はハヤトくんにあったんだろう。彼には殴られたこともあった。
アキタくんとの間にはツラヌキくんやシノブくんが入ってきちゃったし、思ったほどすごい奴でもなかったって幻滅するところもあったんじゃない。
まあ、こうやってアキタ・ツラヌキとうまくいかないと、ハヤトくんは原点(お父さんとの関係)に帰っちゃうんだろうな。運転士としての原点はお父さん(40話屋上)。
ホクトさんとリュウジくんは雰囲気を似せてキャラ設定されている。ハヤトくんにとってはお父さんの代わり。
リュウジくんに逃げる時は、アキタ・ツラヌキと何かよくない時なんだよな。
じゃあ、76話はやっぱり二人の存在をなかったことにしたか。
執着があるから、ハヤトくんのアキタくんへの評価は上がったり下がったりする。
執着があるから、ハヤトくんはツラヌキくんに対して徹底的に低評価をつける。
ハヤトくんにリセットさせたアキタくんと、アキタくんに反撃させたツラヌキくんと、何だかんだで二人を呼び戻してしまうハヤトくんと、誰が最終勝者なのかずっと考えてたんだけどね。
まあ、こうやってずるずるいくんだろうなあ。この人達。
ハヤトくんがこの回で学んだのは、機械に愛情を持つこと。
ゴミと思えるような物だって、ツボを押さえればいつまでも働いてくれること。
それは人間だって同じだという。
人間だって同じなんだって。愛情を持って接したりツボを押さえてやれば、ずっと働いてくれる。
考えるより感じろ・学ぶより慣れろ、カン頼みで戦えと教えたのはキントキさんだったのね。
それでもキントキさんやアキタくんみたいなのは経験が下地になったカンであって、ハヤトくんにはその経験がない。お父さん達みたいに経験者の元に通い詰めることもない。
じゃあどうするかというと、経験者を使えばいい。代わりに誰かに経験させればいい。
11話戦闘は代わりに誰かに経験させて、経験者をパートナーに選んだ。
この回でハヤトくん戦い方の方向性がほぼ決まる。
アキタ・ツラヌキを先に突っ込ませて、自分は遅れて出ていく。
E5が大事だから、傷付けたくない。
20話で出水指令長がE5に傷が少ないことを気にしているけど、当然の話だ。
19話でE5は大砲やっただけ。そうさせたのはリュウジくんだ。
N700Aとの連携に失敗してしまったから仕方ない。一撃の威力は高いから彼は必要だ。
“慌てて出ていったらE6・E7みたいになるぞ”って、シャショットは15話や17話でハヤトくんに教えている。
彼らを踏み台にしていいって周りが認めた。
ハヤトくんには追いつけないから諦めろと、ハヤトくんに追いつこうなんて考えずに自分の仕事に専念しろとフタバさんと出水指令長がアキタくんに教えたのが29・32・33話。
悪意はないんだろうけど、それは八代所長の思うツボだ。
10話まででアキタくんがやってたことは別にハヤトくんと変わんないけど、それが彼の仕事じゃないから皆に頭を押さえつけられた。
超進化研究所で生き残るために、本人もそれを受け入れる。
人間的に劣っていると思い込んで萎縮したのがアキタくんが後退していった原因で、その暗示が解けるのは66話から。
自分が劣っているのはここ(超進化研究所)に限った話だと気付いた。
乗り物の性能が違うから仕方ない。シンカリオンを武器と思うなと言われても無理だし。
リュウジくんもアキタくんも、キリン戦を通してハヤトくん・セイリュウくんと同じ土俵(運転士)に立たなければいいんだと気付いたんだろう。
そんな挫折は味わいたくなかったと思うけど。特にリュウジくんはシンカリオンの運転士が好きだもの。
62話の動画再生中のレールバス→アキタ・山手線→ツラヌキ(あずさ→アズサ)だと思うんだけど、いずれも今は使われていない車両。
ハヤトくんにとって価値があるのは、“速い”・“新しい”・“鉄道”。
レールバスは論外だろうね…。この頃にはその位、ハヤトくんの中でも超進化研究所の中でもアキタくんの価値が落ちている。
50話でハヤトくんが言った台詞をセイリュウくんが覚えていてくれたから、もう彼がいればいいやになってるんだよね。
だからアキタくんは64話で完全に壊れたし、47話で役目を果たして以降、急速に存在意義が低下したリュウジくんもMKⅡの登場で同様に壊れた。それが66話・68話での2人の迷走に繋がっている。
65話でアキタくんが戻ってきたのは、親に行ってこいって言われたんでないの。なぜいい猟師になるために超進化研究所に行くべきだったのか、その理由が分からなくて確かめたい気持ちはあったのかもしれない。
アキタくん・リュウジくんとセイリュウくんの言動や働きが似ているのは、ハヤトくんとセイリュウくんを引き合わせるためだったんだと思う。
シャショットがハヤトくん以外に直接見つけた運転士はアキタくんだけだし、下手すりゃチクマさんはリュウジくんを引き出すための人柱。
地下で再会したドクター・イザは、昔のことはいいからMKⅡに乗ってとっととカイレンのところへ行けと言った。
出水指令長も半ば強制的に帰しちゃう。
キリンも側にいたし、あの人には知られたら都合の悪いことがいっぱいある。
セイリュウくんがヒトを下等な生き物だと見なしてたように、アキタくん・リュウジくんもハヤトくんを甘く見てたんだろう(アキタくん→4・74話、リュウジくん→68話)。
3人の中でヒト=ハヤトくんの存在がどんどん肥大して、彼に従属する道を選んでしまう。
セイリュウくんは11話で、ヒトがいらない物をゴミとして捨てることを知っているはず。
その行為がヒトの執着に由来すると知っているはず。だから超進化研究所の保護を得るために、ハヤトくんから捨てられないよう必死だったろうな。
最終回で彼は、超進化研究所での仲間はどうでもよくなってる。
アキタくんとはソリが合わなかったみたいだけど、彼が影で仕切ってることには気づいてたみたい。アキタくんとの関係は自分らの安全が確保されるまで。シノブくんやツラヌキくんにも特に執着はなかったっぽい。
共通の敵がいなくなったところで全員の本音が出たのが、寒々しい最終回見送りシーン。
45話の送別会のシノブくんと最終回のハヤトくんを比べると、大層寒い。
ツラヌキくんの立ち位置は“与えられない”ハヤトくん。シノブくんは“技術がある”ハヤトくん。
3人は自分からは変えない・変えようとしない、自分のやり方に固執するという部分が共通するキャラ。子供らしいところも似ている。背伸びはしない。
カラーは緑(黄色+青)。
彼らとの違いを感じることで、ハヤトくんは武器と成果に執着するようになる。二人はハヤトくんのモチベーション維持のために用意されたと人達だと思う。
シノブくんは忍術を使いたいからシンカリオンに乗っていた訳で、他で使う道があるなら運転士でいる動機は薄くなると思う。→73話。
修行を続けていれば、アキタくんみたいに一緒に忍術を使える相手も出てくるんじゃない。
いずれにしても、彼が忍者に回帰したなら、気持ちの整理がついたんだろう。
私、男子じゃないから分かんないけど、男性にとって性衝動が成長のエサになるらしいってことを今日の11話で再確認しました。
中につぶつぶのある光線を新幹線(=オレ)の先っぽからお母さん=プログレスクリーナーの中に注ぎ込むんです。
17話・48話・66話と共に、この回の戦闘は下ネタだと思います。
66話以外は、その後にボス戦が控えている。
自分の中の性衝動を認めることは、ステップアップに必要ってことなんかね。
お母さんを使って妄想するのが後ろめたくて、ハヤトくんは12話で闇落ち寸前になったのかもね。
アキタくんは10話で自身の暴れイノシシを抑えて以降、どんどん男性性が縮小していってしまっている。
ああいう攻撃性って行動力や判断力・意志といったものに影響するだろうから、彼がどんどん女性化したのは戦いに縁のない生活を送ってきた人達が自分の価値観を押し付けた結果だろう。
9話のカニとか30話・37話の鎧、32話の戦車なんてのは、女性キャラサイドのドロドロした欲望をあらわしてるのかな。女性が絡む回だね。
仮面の下は欲望の泥沼だってな。スザクサンガそう言ってたよ。
あと何かあったっけ11話。
思い出したらチラシ使えばいいか。
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