今日、山の飼育場行きの飼育箱を掃除!!! 『アカンバチ』と思しき、育房が出て来た・・・ 大型スズメバチは、こうして、略毎年のように飼育箱や軒、庭木の中に営巣してくれるので、略略、強制営巣の真似事擬きの観察やら、画像撮影が出来ていて気分にい浸っている・・・
今日出てきた大型スズメバチの初期営巣巣は、多分、『一位』の木の皮と思しき色をしていた。 親蜂は留守だったので『アカンバチ』かな?と・・・思ったが、巣盤の色合いが、異様に黒いので『コガタ』かとも思った。
飼育箱が10数個もあるのでメッチャ忙しかった。 暫くすると爺の周りに『コガタ』野郎が飛来していた・・・ まだまだ、逆さ徳利にはなって居なかったのでやや早トチリを・・・ 『コガタ野郎』様子がオカシイのか飼育箱の周りを旋回していた・・・
そうか!!!!! 育房造り、先ずは巣版を作り、産卵をし、それから逆さ徳利を作るのだ!!! 閉鎖空間の場合、軒下の営巣とは違うのかも? 少々観察を続けて見たい!!!
飼育箱は、近々、山の飼育場に持って行くのでホンの2~3日の観察しかできないが、それでも巣造り進行観察はある程度できる・・・こんな当たり年も珍しい!!! これで、3巣目の営巣と言う事になる。ヘボちゃんだったら超嬉しいのだが、『コガタ野郎』でも、老い耄れにとってはこの上ないお宝でルンルン気分に!!! またとない贈り物だ!!!
今日は超忙しかったので、画像は明日と言う事に!!! これからどんな展開が行われるのだろう? 老い耄れ爺が近くに居ると、『コガタ野郎』は変わりつつある飼育箱の置き場に戸惑い、旋回を繰り返していた・・・ こういう観察が大事だ!!!
この飼育箱は昔々ドクちゃんからのプレゼントで長年山の飼育場で使って来た。少々変わったタイプで側面を開くと観察できるタイプで小振りながら中々よく考えられている。ゴルフ場の小休止茶店の縁の下に置かれていてた。 専ら『キイジス』の飼育に使い、晩秋家に運び込み交尾蜂捕獲用に使って来た。 実は昨年も、『キイジス』を何と3巣も飼い、晩秋家のガラス温室で交尾蜂を3000~4000匹近く捕獲した。そして、茶店近くの山中に放蜂した… 長年、企画してきた北アルプス連峰の『キイジス』と八ヶ岳産『キイジス』を捕獲、比較検討した。 八ヶ岳産はやや小ぶりのコロニーで、女王蜂の産出は1000匹ソコソコ…、北アルプス連峰産のコロニーは2巣とも略略巨大巣化し実は満面な笑みを体験した。
前年度、偶然にも、『キイジス』の女王蜂に八ヶ岳産シダクロ雄が交尾を仕掛けるというハプニングに恵まれたが、余りにもの偶然行為でカメラに収める事が出来ず地団駄を踏んだ経緯があり、この再現を願っての行動だったが、恣意的に行った行為には報いて呉れず再現には至らなかった!!!
確認出来たのは、正常交尾のみで、シダクロはシダクロで、ピンちゃんはピンちゃん同志、キイジスはキイジス同士の正常交尾を拝見という、自然界の原理に沿うたメイティングしか見る事が出来なかった!!! 前年度の行為は何だったのか? チャンスがあれば、再度、拝見したく、また画像に収めるという珍現象を狙ってはいるのだが、問屋はそう簡単に叶えてくれない!!! 生涯でもう一度でいいから拝む事が出来ないか? 今年もチャンスがあったらチャレンジしたいのだが、是とて早々組める話でもない!!! 実は昨年、八ヶ岳産が超不作で『キイジス』は小規模コロニーしか見つけられなかった!!! Oさんと、組んでこの方協力を得ながら狙うのだが、狙うと中々此方の望みをかなえてくれない!!!
『キイジス』にドイツ型乗っ取り専門種が居るという情報を聴き、是への挑戦も試みてはいるが、早々簡単な話にはなってくれない!!!こういう種は異常な現象だけにおいそれとは出会えないものであることが解ってきた・・・ 残り少ない人生となってしまったが、自然界の珍現象に出会ってこの世とお別れしたいものである!!!
今回は、『コガタスズメバチ』でも我の飼育箱に営巣するという事実を確認でき気分の日を送れた!!! 『キイロスズメバチ』は超ポピュラアーで飼育箱への営巣常習犯!!! ヘボちゃんは中々喜べるチャンスを与えてくれない!!!が、過去には、連続して毎年のように来てくれていた時代もあった!!!
今年もこのようなヘボちゃん達に出会いたいものである・・・ シーズンインはもう直ぐそこだ!!! 今日は猛暑の中、飼育箱の大大掃除をした。。。