2023/3/12(日) 曇
今日は、最高気温予報23°早朝の気温10°気温も20°超えの陽気に誘われ午前9時半から、目的地を宇土市指定文化財「暦仁(りゃくにん)2年銘宝塔残欠」としてポタリング出る。
熊鹿ロードから新幹線側道、国道3と走り、宇土市花園を目指す。途中、宇土市の住宅の傍に桃の花(写真1参照)を見る。
宇土市立岡自然公園に到着する。駐車場脇に詳細樹種は分からないが緋色の桜(写真2参照)が咲く。「陽光」という品種か(3/14追記)。
立岡総合グラウンドテニスコート脇にも桜(写真3参照)が咲く。これも樹種は分からない。ソメイヨシノは未だ蕾だった。
野球グラウンド入口横には、前方後円墳「女夫塚(雄塚)」(写真4・5参照)がある。
説明板には、「古墳は、雁回山南麓古墳群に属し古墳時代後期の前方後円墳で全長45メートル、前方部前端の幅約23メートル、後円部の径約25メートル、後円部の高さ約6メートル、前方部頂点の高さも同高である。即ちこの数値より見て5世紀築造の中期古墳と推定されている。
後円部から墓槨の蓋石かと思われる巨石が二・三個堀り出されているが、石槨乃至は箱型石棺なども現れておらず、従って粘土槨墓孔であったと考えられるが、それならば中期古墳を裏付けるものである。」とある
総合グランドから更に東に0.5km程行った、ゴルフ場入り口の一つ手前の道を左折する。行き止まりの少し手前から田圃の畦道を通り林の中に入る。現地に案内標識等はない。
入って直ぐの左側に古墳の塚だったかとも思える荒れた墓地の小微高地(写真6参照)がある。天保年間の墓石が見られる。
その南側に目的の宇土市指定文化財「暦仁2年銘宝塔残欠」(写真7・8参照)はある。
宇土市デジタルミュージアムには、「・・・この宝塔が暦仁2年(1239)に建てられた「願阿」という尼の供養塔・・・」とある。
立岡池(写真9参照)には、釣り人が複数見える。水鳥が盛んに水に潜っている。この風景を眺めながら昼食を取り、午後から天候が下り模様なので帰途に就く。
14時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)24km→暦仁2年銘宝塔残欠23km→熊本(自宅)
総所要時間5時間(実4時間) 総計47km 走行累計52,988km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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