私とほぼ同時期に入門したYくん。銀座の有名イタリアンレストランでソムリエを務めるイケメンだ。
彼が結婚相手に選んだのが、同じ社中のE嬢。
社中内で生まれた初のカップルということもあり、先生を含め社中総勢約10名ほどの集団でお式と披露宴に参加した。
お式は、湯島天神で。
大学受験以来、ウン十年ぶりに訪問。参列している人も多く、注目の的になってちょっと気恥ずかしい…。
その後、披露宴会場である椿山荘庭園内の料亭「欽水」へ。
お式と披露宴会場に見られるように、今回のテーマは「純和風」。
外資系証券会社に勤めるにも関わらず、あこがれの職業は「舞子さん」だったという新婦は、お茶のみならず、長唄・三味線、日本舞踊と、和のおけいこに余念がないのだ。
その新婦のこだわりから、会場も選ばれて、新郎はその新婦の気持ちを尊重したに違いない。
なんだか、そんな二人のやり取りを想像すると、温かい気持ちになってくる。
そして「欽水」では、待ち時間に参列のみなさんに、薄茶をお出しする趣向。
二人が出会った場である「お茶」の世界の一端をお客様にも知ってもらいたいという目的で、社中のメンバー数人がお出しする重大任務を担ったのだが…
予想したより多くの方がお抹茶を所望されたため、お茶をお出しするのが間に合わなくなり、急きょ私も駆り出されることになってしまった。
あまり急なことだったので、指輪をつけたまま(お茶碗を傷つけてしまう)、袱紗もつけないまま(持っていたのに)…。
そんなハプニングがありながらも披露宴はにぎにぎしく、そして楽しく進んだ。
「純和風で統一」という花嫁の希望を反映して、お料理も和風だったのだが、新郎はソムリエということで、お酒はワインを中心に、余興もワインを中心に。
ソムリエ仲間でワイン当てクイズが繰り広げられ、そのチームの勝敗を参列者があてるといった趣向。
なかなかよいな~と思ったのは、ケーキカットの代わりの「ワインの樽開け」。
選ばれたワインは、とれたばかりのボージョレー・ヌーボー。
まだ今年、できたばかりの夫婦である自分たちに、ワインをなぞらえたという。
そのワイン樽に、参列者は寄せ書きをし、今年のビッグイベントの思い出とするのだという。

<ボージョレーヌーボーで乾杯!>
お茶の教室ということもあってか、社中の参列者は着物がほとんど。
私も当初から着物のつもりではあったが、少々迷っており…
結局、選んだのはこちらのきもの。

からし色が、秋にふさわしいかな~と思ったのが決め手。
庭園で有名な椿山荘。
今年は暖冬のせいか、木々もやっと色づき始めたところだった。

料亭の窓からは、木々の色づきも楽しめた。
披露宴は、最後に感動のシーンが…。
なんと、新郎挨拶で、新婦ではなく新郎が涙々で、言葉にならなかったのだ。
新郎が泣いた披露宴は、初めてだ。
それというのも、両親への花束贈呈で、神父のお父様から「頼む」と伝えられ、それで涙してしまったのだとか。
そんないいやつっぷりに、参列者もまた涙を誘われたのであった。
ああ、みんないい人だ~・・・。
彼が結婚相手に選んだのが、同じ社中のE嬢。
社中内で生まれた初のカップルということもあり、先生を含め社中総勢約10名ほどの集団でお式と披露宴に参加した。
お式は、湯島天神で。
大学受験以来、ウン十年ぶりに訪問。参列している人も多く、注目の的になってちょっと気恥ずかしい…。
その後、披露宴会場である椿山荘庭園内の料亭「欽水」へ。
お式と披露宴会場に見られるように、今回のテーマは「純和風」。
外資系証券会社に勤めるにも関わらず、あこがれの職業は「舞子さん」だったという新婦は、お茶のみならず、長唄・三味線、日本舞踊と、和のおけいこに余念がないのだ。
その新婦のこだわりから、会場も選ばれて、新郎はその新婦の気持ちを尊重したに違いない。
なんだか、そんな二人のやり取りを想像すると、温かい気持ちになってくる。
そして「欽水」では、待ち時間に参列のみなさんに、薄茶をお出しする趣向。
二人が出会った場である「お茶」の世界の一端をお客様にも知ってもらいたいという目的で、社中のメンバー数人がお出しする重大任務を担ったのだが…
予想したより多くの方がお抹茶を所望されたため、お茶をお出しするのが間に合わなくなり、急きょ私も駆り出されることになってしまった。
あまり急なことだったので、指輪をつけたまま(お茶碗を傷つけてしまう)、袱紗もつけないまま(持っていたのに)…。
そんなハプニングがありながらも披露宴はにぎにぎしく、そして楽しく進んだ。
「純和風で統一」という花嫁の希望を反映して、お料理も和風だったのだが、新郎はソムリエということで、お酒はワインを中心に、余興もワインを中心に。
ソムリエ仲間でワイン当てクイズが繰り広げられ、そのチームの勝敗を参列者があてるといった趣向。
なかなかよいな~と思ったのは、ケーキカットの代わりの「ワインの樽開け」。
選ばれたワインは、とれたばかりのボージョレー・ヌーボー。
まだ今年、できたばかりの夫婦である自分たちに、ワインをなぞらえたという。
そのワイン樽に、参列者は寄せ書きをし、今年のビッグイベントの思い出とするのだという。

<ボージョレーヌーボーで乾杯!>
お茶の教室ということもあってか、社中の参列者は着物がほとんど。
私も当初から着物のつもりではあったが、少々迷っており…
結局、選んだのはこちらのきもの。

からし色が、秋にふさわしいかな~と思ったのが決め手。
庭園で有名な椿山荘。
今年は暖冬のせいか、木々もやっと色づき始めたところだった。

料亭の窓からは、木々の色づきも楽しめた。
披露宴は、最後に感動のシーンが…。
なんと、新郎挨拶で、新婦ではなく新郎が涙々で、言葉にならなかったのだ。
新郎が泣いた披露宴は、初めてだ。
それというのも、両親への花束贈呈で、神父のお父様から「頼む」と伝えられ、それで涙してしまったのだとか。
そんないいやつっぷりに、参列者もまた涙を誘われたのであった。
ああ、みんないい人だ~・・・。
今の職場もシングルばかりだし(笑)
(仕事ばかりで恋人のいる気配が全然ないの)
堂々と正装のオシャレが出来ていいですね~
しかし若者の結婚式は華やかでエエのぉ。私なんか隠れるようにヒッソリと挙げましたから、笑。
はつきさんのコーデ、さすがにお茶関係とあって上品な中に柔らかい華やかさがあって素敵です。そういう帯も一本欲しい!
そうですね。結婚式みたいなフォーマルイベントがあるのは、着物愛好家としては嬉しいですね。
私はお茶も習っており初釜で何を着るかも楽しみなんです。これは習う前には想定していなかった楽しみです(^^)
ぜひ京都で帯探しましょう(^^)!
今回の二人は、お茶を学んでいる二人、ソムリエの新郎ということもあって、かなりこだわりもって、おもてなしにお金をかけたそうです。おいしいワインも飲めてお客としてはラッキーでした(^^)。
社中で生まれたロマンス、実ってよかった、よかった
お召しのお着物、お写真では優しいクリーム色に見えます。光の加減でしょうか。よくお似合いですよ
急遽お茶のお手伝いをされたとのこと、お着物は無事でしたか? たいへんにお疲れ様でした。
コメントいただいたのに、お返事遅くなってすみません!
ジェットコースターのようにめまぐるしく仕事がわき出てくる状態でして…。
新郎の勤めるイタリアンレストランからは、イタリア人支配人が参加されており、その関係者の女性たちは、胸や太ももを強調したセクシーなドレスをまとっていらっしゃいました。着物軍団と良いコントラストで、なかなか興味深い光景でした。
そんななか、鮮やかな絹で身を包むフォーマル着物の華やかさも、再認識いたした次第です。