汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

別れる理由

2014-05-29 | 考えたこと
今回の引っ越し前の断捨離では、愛用していた着物もかなり手放した。
思い入れもあるので、それを着物の写真と一緒に記録しておきたい。
(写真サイズがばらばらですみません。ガラケー→スマホ→iPhoneという流れと共に変化…



桜と菊が交互にあしらわれた帯で、たしか青木さんで購入。
春秋にどちらかを出すように締められるので便利だったが、鳶色といのだろうか、色合わせがちょっと難しく、最近出番がなかったのでさよなら。


紗袷の着物。
「紗袷」というものが、どういうものかを知りたくて購入。
濃紺できりっとした雰囲気が格好良かったけれど、実際に来てみると、紗袷は暑い…(まあ、実質は「袷」ですからね)
着られる時期も短く、出番は年に1度あるかないかだったので、思い切って手放しました。
リサイクルで買ったものに、結構手を入れてお手入れしたので、心残りはある。


真ん中の梅色の江戸小紋。
お茶も着物も初心者の時に同僚にお茶会に誘われ、「お茶の素人っぽく紋なしで」「秋っぽい色合いで」という条件で、ヤフオクで手に入れたもの。
間に合わせで買ったものらしく、いまひとつ気に入らないまま出番が少なくなったので、サヨナラを告げました。
イベント前に、とりあえず彼氏作ったけど、終わったのでさよならしたみたいなもんですね。


レモン色の飛び柄小紋。青山「ちぇらうなぼるた」さんで購入。
私の好きな「南天」がモチーフになっているのでお気に入りだったけど、ちょっと色合いが年齢にそぐわなくなった気がして…
これは、お茶の社中の彼女にさし上げてもよかったかも…と一番後悔の残る着物です。


格子戸に傘模様。私には珍しい「粋」系小紋。「着物スタイルズショップ」で購入。
歌舞伎の演目で傘が出てくるときに着るとおしゃれかも!と思い、実際に何度か着ました。
一通り着たので満足したのと、やはりこれだけ個性的な柄は合わせにくいので、さよならしました。
大好きだったけど、濃すぎて一緒に生活するのはつらい相手みたいなもんですね。


はじめて買った小紋。青山の「あがる」さんで「私が欲しいくらいです」という店員さんの口車に乗せられた(^^;)。
乗る方が悪い。
綸子っぽい光沢のある絞りのドットの飛び柄小紋。
ちょっとしたお茶会やパーティーにも重宝したが、ちょっとサイズが大きくて着にくいのと光沢が、顔に合わなくなってきた気がしたのでサヨナラ。


「きもの青木」さんで買った、初めての夏の袋帯。
白い袋帯が異常に増殖してしまったので、この帯とお別れをすることに。
個性的な柄が気に入って買ったのだけど、その柄がぴかぴか光っていて締めると目立つのが気になってました。


ちぇらうなボルタ山で購入。初めて買った夏の薄物小紋。
着物初心者の頃に興味のあったアンティークもの。
之にもかなり手を入れて着続けたけれど、ドレッシーな薄物は最近すっかり出番がなくなっていたのでお別れすることに。


ネットショップで購入。白地に桜の木らしい柄の入った小紋。
桜っぽいのに、花ではなくて木がメインとなっている柄が気に入っていた。
ただ白地は汚れやすく実用的ではないので、出番も少なくなっていたのでサヨナラ。


いただきもの。塩沢?
これもお直しに、かなりの投資をしたが、色合いがシブくて私の顔に合わず、あまり出番がなかったのでお別れ。
者は良いし、投資の回収もしたかったけど…合わないものはきっとこれからも着ない。残念だけどサヨナラ。


今回、リサイクル業者に出した中で、一番高い根の付いた単衣の紬。
しかし、購入価格はこの中で一番安かったのじゃなかろうか…ヤフオクでたしか5000円しなかったのに。
「塩沢」という名前の付いたはぎれがあったから値がついたそうです。下剋上着物。


初めて買った、単衣のやわらかもの。赤と黒の線で、麻の葉模様が描かれている。
結構好きだったけど、やはり白地でやわらかものは、夏の汗かく季節は着るのにためらいを覚える。
そのため、思い切ってお別れ。

これらの着物が、また誰かの役に立ちますように!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神奈川絵美)
2014-05-31 21:46:34
こんにちは! それぞれに思い出がある着物、またもらわれた先で新たな思い出作りに、一役買えるといいですね。
思うに、最初の帯や綸子のお着物など、玉虫~光沢のある着物って意外と出番が限られますよねぇ。私もそうです。
最後の、単衣の柔らかものなど、見ている分には涼しそうですが、やはり出番は…なのですね。
そして紗袷! 私、未体験(笑)なんです~思わずもったいなーいと心で叫んでしまいました。いつかは手に入れたい着物です。
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ライフスタイルに合わせて… (はつき)
2014-06-01 11:38:44
絵美さん、コメントありがとうございます。

暑い時期の普段着に、柔らかものはほとんど着ないことがわかりました。私の場合、柔らかものは茶道や、歌舞伎の良い席のときに着るので、そんなにいろいろはいらないのですよね…。紗袷は、一回、着たからこそ諦めがつきました。
こうして振り返ると、何にしろ体験してみて自分なりに良く着るか、着ないかを体験できたからこそ判断でき田のだと思います。体験のハードルを低くする意味では、リサイクルやいただきものはありがたいですね。
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