壊れそうだった友達…
最悪、最終的な二十日にはきちんと挨拶にいけるよう上司の背中を追いかけるように、ただひたすらガムシャラに不器用なまま動いていた
なかなか思い通りには進まない中でも、その仕事に真っ正直に向かう事を知りやっと進み方を把握し出したとき、終了の笛を吹かれたらしい
数字に追われる形になった時にもっと納得して進めば良かったのだと
キャパを超えた状態になった時、同じ経験をしたからと奮起させてくれた上司に応えたいと必死で最終日に間に合うように走っていたのだと
今は笑って話をしてくれるけど…とてもショックだったと一言;
『 ~ 終了の笛はメールだったんだ ~ 』
走らせてもらえない事のショックより…
答えは最悪二十日の約束でと話をした日
(その日が多分本当の意味で正直に話が出来た時間との事)
少しでも早く上司に恩返しがしたくて
やっと本来の進み方を把握して動いて
待ってくれるものだと勝手に信じて
それでも早めに吉報をと模索しつつ
上司はギリギリまで待ってくれるものだと…
でもそれは甘い都合の良い話;
勝手に無理を承知で動いている事を理解してくれて応援してくれているのだと
きちんとした確認もせずに経過し、勝手に思いこんで甘えすぎた結果をむかえたのだと
本人はうなだれて話していた
結果的に最終日を待たずとも上司の笑顔が見れると先走り、それが壊れて終了のメール;
上司の思いを憤慨させてしまったと肩を落としている友人は、
とにかく上司に受けた恩は返すと
自分自身が上司のような立場になった時の教訓としてこの最終メールを刻んでおくと
いろんな意味での答えが見えたと
形はともかく納得できたと
言い聞かせるように繰り返し、踏ん切りがついた顔で帰っていきました…
何に戸惑っていたのか、答えが見えたらわかったんだね
大丈夫・・・みんながいるから
同じ世界でもいろいろあって当たり前
やりたい事に向かって本音できちんと進んでいこうね