『黄房水仙(きぶさすいせん)』というらしい。
色違いというだけで名前まで違うと余計混乱してしまう・・・
6枚の花びらのうち外側3枚が萼(がく)、内側の3枚が花弁。
見た感じどちらも同じに見えるのだけれど、、、先が白く尖ってるものが「萼」ということなのかな。
日毎に春が近づいている証拠なのか、いろんな花が次々に開花し始めている。そんな中で、花びらが黄色のものや中央が幾重にもなっている水仙を見つけてしまった。
この間は「水仙って園芸品種が多いのね」と思うくらいで深く掘り下げて調べなかったから、今回は少し腰を据えて調べてみようとしたけれども、あまりの種類の多さに辟易してしまった。
なんでも野生種は30種あってそれらを交配させた園芸品種が、登録されているだけでも1万種類、未登録を加えると2万種類もあるというのだ。(^^ゞ これだけの品種を全部把握してる人なんているんだろうか・・・。
それぞれの花を数字やアルファベットを使って分類してるようで、「R2-D2」や「C-3PO」なんてのも探したらありそうな気がする。
まだまだ花が咲きそう。
水仙は花の中央にある「副花冠」と呼ばれるものの色や大きさの違いと、一本の茎に花が幾つついているかによって分類されているそうだ。最初はいろいろな言葉が出てきて『房咲水仙(ふさざきすいせん)』と『日本水仙』の区別が分からなくて混乱してしまったけれど・・・
一本の茎に複数の花がつくものは『房咲水仙』と分類されていて、地中海地方原産のものがシルクロード経由で中国から日本に入ってきたらしい。それが日本で野生化したものを『日本水仙』と呼んでいる。
・・・ということだった。納得。
で、こちら・・・
調べても「その他」に分類されていたり「不明」で紹介されていたりで、どうも身元がハッキリしない花のよう。
一本の茎から複数花がついている。
『房咲水仙』の八重咲き?なのか『八重咲き水仙』と呼ばれるものなのか?
複雑すぎて、これ以上調べるのは止めた。
イメージする水仙とはちょっと違う感じだけど、ほんのりと色づいたクリーム色の花びらと中央の黄色い八重の「副花冠」が相俟って優しい雰囲気がするのでとても好き
そろそろ、あちらこちらで様々な種類の花が咲き始めている。
ストックしてある分もまだ十分に調べていないのに・・・大変だぁ~