東信自然史研究会の活動とお知らせ

「東信自然史研究会」は主に長野県東部(東信地域)の生き物を調査し、守る活動をしています。

棚田で見つけよういろんな宝~収穫祭~

2012年11月12日 | 里地モニタリング
10月に稲刈りで収穫したお米を食べる、収穫祭を行いました。
昨日まではぽかぽか陽気だったのに、この日はもう冬!?という感じの日になりました。
でも、みんな元気です。


羽釜をお借りしてのご飯炊きにも挑戦しました。
日本昔話みたいですね。


地元大沢地区の方から、昔の(といっても50年前ぐらい)子ども達のお話しをしていただきました。

アンゴラウサギやヤギの世話は子どもの仕事だったとか、
小学校でも薪ストーブで、
火を付ける時用にスギやマツの葉を束ね、さらに小枝を巻いた「あんこ」を小学生が作って持って行ったとか、
とっても興味深いお話しを聞く事が出来ました。
昔の子ども達の遊びも教えていただきました、
笹舟やウツギで作る笛、花の冠などです。
ウツギの笛は作るのが以外と難しく、でも、ならすのは簡単でした。
なかなか間抜けな音がして、つい、笑ってしまいます。

ちょっと前の日本の様子が、今の私達にはおとぎ話のようでした。
もっともっと多くの人に聞いていただきたい、と思いました。

最後は美味しい御飯で締めました。