東信自然史研究会の活動とお知らせ

「東信自然史研究会」は主に長野県東部(東信地域)の生き物を調査し、守る活動をしています。

2016環境フェアin佐久に出展しました

2016年10月05日 | イベント

10月1日・2日に開催された「2016環境フェアin佐久」に出展しました!

今年もシジュウカラの巣箱作りと生体・剥製の展示を中心にしました。

初日の午前中は雨が降っていましたが午後は曇、2日目は良い天気でした。

 

巣箱は1つ500円で、板をあらかじめ切っておいてキットの組み立て・販売という形でした。

初めはぎこちなく釘を打っていた子も、組み立て終わる頃には上手に打てるようになっていました。

 

 

一昨年や昨年に作った方から、巣箱に巣を作った又はなかなか作らない、というお話を聞くこともできました。

枝葉があまり混み入っていない場所で、陽が当たりにくい北側、さらにお家から観察できる所が良いですね。

 

展示スペースは、いつもの触れる剥製と会報・調査結果に加えて

今年は生体展示を充実させました!

田んぼで捕まえたホトケドジョウ、ドジョウ、サワガニ、トウキョウダルマガエル、ツチガエル、ニホンアマガエル、ニホンカナヘビ、

そしてミズオオバコ…残念ながら花の時期には遅いので葉っぱと種子です。

 

こちらは田んぼを再現した水槽に、ホトケドジョウ、ドジョウ、ツチガエル、サワガニ、ミズカマキリ、ヤゴ、カワニナ、タニシを加えた「田んぼの生きものたち」。

何種類の生きものがいるかな?というクイズ形式で、子どもたちが一生懸命探してくれました。

 

 

イベントが終わったら生きものたちは元いた田んぼにリリースしました。おつかれさまでした!

なお、ミズカマキリは2日目に飛んで逃げてしまいました・・・

 

田んぼの生き物もなかなか見られなくなりましたが、佐久には貴重な自然がまだ残っていることを感じて頂けたら幸いです。
 
ご来場してくださった皆さま、どうもありがとうございました。