10月27日(金)、さみさと小学校4年生1・2組の児童を対象に、「福祉教育出前授業」を行いました。
担任の先生からのご相談、依頼をもとに事前に打ち合わせを行い、「障がい」や「高齢(年を重ねること)」について学びと気付きを深める機会となりました。先生と事前に打ち合わせさせていただいたことも、社協職員としてはより良い気づきをいただきました。
5限目、6限目の2コマの授業時間をいただき、「当事者との交流」、「体験」の2つを柱とした授業としました。
5限目の「当事者との交流」については、視覚障がいを抱えている方1名、ふれあいいきいきサロン(おはようサロン)に参加している高齢者5名にゲストとして来ていただきました。
障がいを抱えていても、高齢になっても「できること」や、障がい・高齢だからこそ「気に掛けてほしいこと」をお話いただきました。
児童も真剣に話を聞いており、つかの間の休憩時間には積極的にゲストとふれあい、コミュニケーションを深めていたことがとても印象深かったです。
6限目は、ハチマキを使って「見えないこと」を体験してもらいました。
目隠しして、じゃんけんをしたことによる「見えること」との違い。
目隠しした相手をどのように歩行をサポートするか。
(障がいを抱えている人の思いにどう応えるか)
または、「見えないこと」への不安を抱えながら、サポートする相手に身を委ねる心細さ。
目隠しをした相手の思いを、周囲に代弁しながら、ガイドする大変さ など。
今まで当たり前に行っていた「できていたこと」が、「できなくなる」ときに抱える怖さや不安。
そんな思いを一時でも感じることによる「気づき」や「学び」が、あらゆる人への思いやりにつながれば。
そういう優しさをこの授業で感じてもらえたらと思い、内容を企画して良かったな、と改めて思いました。
そして何より、協力していただいたゲストの皆さんに感謝です。
あたたかい時間をどうもありがとうございました!
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