下手な横好き

老後の2000万円?

暑い夏まつり・・・・・奥能登・恋路の火祭り






今回は標準レンズ一本で迫力は今一歩の感。

老後の豊かな生活

■2,000万円の資産形成ってどうやってやる?
「そもそも2000万円の根拠はなにか?」などという国会質問がありましたが、単なるサンプルに決まっています。

今、仕事をせずに年金生活している高齢夫婦の月額支出の平均が26.4万円という統計があって、 一方で公的年金の収入の平均が19.2万円。
この差額を平均余命分出したらだいたい2,000万円くらいになったというだけです。
つつましい暮らしをしている人なら1,000万円くらいでいいかもしれないし、豊かに暮らしたい人なら3,000万円かもしれません。

もっと大変なのは自営業者やフリーランスなどの国民年金だけの人です。

多くても月額6万円くらいしかもらえませんから、年金だけで暮らすのはまず無理、定年がない分、働き続けるか、 ものすごく頑張ってお金を貯めるかしないといけません。
2,000万円程度では全然足りないでしょう。
人によって老後に必要な備えはそれぞれ違います。

だから、皆さんは自分の場合はどれくらい備えておくべきなのかを早めに考えておくといいと思います。
「2,000万円貯めるのなんて無理!」と20代くらいの若い人がテレビのインタビューで答えていましたが、 「若いのにあきらめるな!」と言ってあげたいですね。
若い人にとって、2,000万円くらい貯めるのは全然無理ではありません。
ちゃんと働いて、身の丈にあった生活をして、コツコツ貯蓄を頑張ればそれくらい何とかなります。

簡単に計算してみましょうか。
まず、お勤めの人だったら、定年まで勤め上げれば退職金があります。
厚生労働省の「平成30年度就労条件総合調査 結果の概況」によると、日本では8割を超える企業に退職金制度があります。 従業員100人以下の中小企業でも77.6%です。 そして、退職金の平均額ですが、「大学卒・大学院卒」の「勤続35年以上」の場合で「2,173万円」。 「高校卒」の「勤続35年以上」の場合で「1,954万円」。
勤続年数が短くなると、その分退職金額も減ることにはなりますが35年間勤め上げると平均で2,000万円くらいもらえます。
中小企業だけに限ってみても、大学卒で「1,203万円」、高校卒で「1,126万円」が平均です。 (平成 30 年「中小企業の賃金・退職金事情」東京都産業局)

中小企業の場合だとだいぶ少なくなりますが、それでも退職金があるなら、あと1,000万円くらい貯めればいいわけです。

35歳の人が65歳までの30年間で1,000万円貯めようと思ったら、年間33万円です。
つまり、月々2.8万円。
夫婦二人で月3万円程度の貯蓄はどうでしょう。頑張ればできるレベルではありませんか?
さらに、この積み立てを金利のつく投資信託なんかで運用すればもっと増えます。
例えば、インディックス型の長期運用で利回り3%を超えているファンドはザラにありますが、 例えば、月2.8万円の積み立てを平均2.5%で35年運用できたとすると、約1,500万円になります。
(投資信託は元本保証ではありませんので元本割れになるリスクもあります。念のため)
2,000万円はこんな程度です。

■長寿社会を見据えた準備は若いうちから
「老後2,000万円問題」で金融機関の資産運用セミナーなどへの参加者が増えたというニュースもありました。
「今頃ですか?」という感じもしますが、間違いなく国民の老後への意識は高まりました。
みんなが資産形成を考える機会を得たという意味ではこの大騒ぎも良かったのかもしれません。
何の用意もせずに、特段の資産運用もせずに、老後早々に働く意欲もなしに、 国に頼れば生活できると思ったまま老後を迎えることの当たり前の危険性を金融庁は訴えました。
個人的には一番大事なのは長く働ける気持ちと身体だと思っていて、それさえあれば、 それほど老後を心配する必要はないと思います。
老後の不安は収入不安ですから。
逆に過剰に貯蓄しすぎるのももったいないことですので、適切に備えて適度に消費するのがいいでしょうね。


長寿社会を見据えた生き方と必要な資産づくりは、できるだけ若いうちから皆が考えるべきことだと思います。
今回は以上です。次回もお楽しみに。

私心

人生備えあればで少しでもお金を貯める機会があれば貯めるに越した事はないですね。
老後の人生が私の幼少時に比べてかれこれ10から20年は長く成りました、長く生きる事はお金が必要なのは誰もが知る所、それをすべて国家予算で賄うなんてほとんどの方は思ってないでしょう。


写真を趣味に高齢者の戯言

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