

今日の環境問題を考えれば太陽光・地熱・風力等の
自然エネルギーの利用が不可欠です。
本当のエコ住宅であり「人にも環境にも優しい家造り」が求められます。
そこで、あさひホームでは地熱住宅に興味を持って勉強していますと
お伝えして来ました。
そして、ユーザーの皆様にとって又私共が納得出来る
ベストな工法を検討する為、東京・千葉・石川・大阪・新潟・兵庫県と
各地での講演会や地熱住宅のモデル、又実際に建築しましたお施主様の住宅を
見学して来ました。工法の開発者の方とも会って来ました。
今回が最終と決め弊社のスタッフ3名と兵庫県で地熱活用住宅のモデル
(常設展示場では有りません)を造って頑張っている工務店の社長様の話しを
お聞きしてきました。
地熱活用には、直接地熱を取り出す(地中にパイプを埋設し熱交換をさせて暖かく
(冷たく)なった空気を取り入れる工法が有ります。
この工法は説明がやさしくて理解も得やすいです。
もう一方は以前も言いましたが、アイヌの住居(チセ)をヒントに
高気密・高断熱工法の住宅で工夫して地熱を活用する工法です。
今回見学しましたのは後者のチセをヒントにした工法です。
話しの中で、実際に基礎内部の温度をこの冬に一般の見学者の方が持ち込みました
温度測定器で測定した所、16度と言う測定結果が出たと聞きました。
このモデルハウスはこの工法ではプラン的にもっとも
効率の悪い設計プランだそうですが、それでも16度と言う結果です。
これには驚きました。
外気温が2度近辺の温度を取り入れるより16度の温度を取り入れる方が
はるかに少ないエネルギーですみます。この差が地熱活用になるのです。
勿論16度では寒いので補助的に蓄熱暖房機一台を備え付けていました。
約40坪程の建物です。それで一台ですから、それだけ熱効率の良い家である事を
ご理解して頂けると思います。
さて、どのような工法にもメリット・デメリットが有ります。
施工上の問題点や建築後のメンテナンス又それに伴う費用などを検討し
ベストな工法を皆様にご提案しなければと思っています。
地球環境にそして人にやさしい21世紀の自慢できる家造り私共スタッフと共に
一緒に勉強をしませんか。
ただ今地熱住宅のモニターハウスを募集しています。
まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表 米田正憲
モデル住宅は大きな団地の一角に有って新緑が綺麗で最高のロケーションでした。
池田社長のご説明を聞きながらのスナップ写真です。