下手な横好き

家をたてる前に読む本

知らなかったでは済まされない住宅と健康被害
 これからの住宅建築を考える場合に最も重要な要素となるのが、住宅が健康に
及ぼす影響です。
 本来、人々を外気の寒さや暑さ等の自然条件や危険から守るはずの住宅も
その性能が悪いと、かえって危険を助長する凶器に変わってしまいます。
中でも特に重要なのが住宅内の「各部屋、廊下、トイレ、洗面、風呂場」等の
温度差です。
新築すればどんな住宅でも快適になるはずだと言う思い込みがあります。
確かに現在の住環境は昔と比べて便利になりましたが、正しい施工をしてくれる
施工店を選択しなければ昔とは比較にならないほど、建材や不良設備・不良施工等からの健康被害が深刻化しています。
したがって建て主の皆様にも、欠陥住宅から受ける健康被害とはどんなものか、
正しい知識が必要になって来ました。
ここでは住宅の部屋間の温度差が及ぼす影響についてご説明致します。


  私のコメント・・・なぜ高性能住宅にこだわるの?
以前にも言いましたが、風邪は万病の元これは誰もが知っていますが、寒さも万病の元です。
温度が低いと大抵の動物や昆虫は動きが鈍くなります。冬眠までして体力を
温存しますね、それだけ動物にとっては寒さが大敵です。
人も同様で住いの中に寒さを取り込まない事です。
それが解っていても「簡単に出来る家」「簡単に造る業者」は今でも温度差の
大きい住い造りをしているのです。
たかが隙間と以前に言いましたが、それは隙間の大きな家です。
熱効率が悪く冷暖房費用がかさむため止む無く局所冷暖房となるのですが、
これが室内で温度差を作り大きく人の健康に悪影響を及ぼすのです。
だから高断熱・高気密・そして正しい計画換気の出来る高性能住宅が求められます。
各部屋に冷暖房器具を付けなければ住めない家造りはいい加減に止めましょう。
そして少しでも地球の温暖化防止に協力しましょう。
・・・・・次回は室内の温度差によって引き起こされる健康障害の話です。
まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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