各地の紅葉の名勝地は何処も多くの人で賑わった事でしょう。
私も昨日は紅葉を楽しもうと遠出を考えていましたが、孫との同行と言う事で
山ではなくて、海【能登島】の近くに出かけました。

此方も多くの家族連れで盛況でしたね。
帰りの途中、千里浜海岸をドライブ。


天気が良くて本当に心地よかったです。
孫が早く帰りたいと言う事で夕日の沈むのを諦め帰宅した次第です。
此方も多くの家族連れのドライバーが見えていました。
ヌキされどヌキ。
近年に成って、一部の工務店を除けば地場のビルダーをはじめ、大手の住宅会社、
ローコスト系の住宅会社においては、下地材のヌキを使わない
【ヌキ施工を抜く=私的に見ればヌキの前に「手」が付く手抜き施工】施工者が増えました。
増えましたと言うよりも、コスト重視の創り手は殆どヌキを使わないです。
【ヌキ施工の「抜き」は部材のコストダウンと工期短縮に成ります。
もっとも、「ヌキを使わない業者」でも、お金次第
【追加工事】でヌキ施工をしていると聞きます。
だから本来はヌキは住まいに有る方が現場の創り手は良いと考えているのです
ところでこのヌキを抜く【使わない】施工は違法では有りません。
ヌキを使わない代わりに、クロス下地の石膏ボードを数ミリ厚くする事
【ヌキを用いた場合は9mm厚さですが、ヌキを省いた場合は12ミリの厚さで、
よって3ミリ厚いボードを使う】は建築基準法で認められています。
法的には私が個人的に言う「手抜き」では有りません。
まして基準法では、
ボードを数ミリ厚くするだけで耐力壁的にプラスに計算され、反対にヌキを用いて
下地ボードが9mmだと、その耐力数値はプラスされないのです。
【細かく言えば、貫きのピッチが20ミリ以下なら耐力壁にプラスされますが、
誰もその様な細かいピッチで施工しません。明らかに面材を使えと成りますね】
手間ひまをかけて丁寧な施工をしても計算上は住まいの強度に加算されないのですね。
ここにヌキを用いない業者の言い分が有る訳ですが・・・・・・・ヌキの無い住まいが
本当に良いの?・・・・・ですね。
基準法はあくまでも新築が対象ですが、住まいは住んでからが大切ですね。
基準法がOKであればそれで良いのかと言う事ですね。
・・・・・・・次回に致します。