気の向くままに

クイズもヨロシク~♪

それでは、良いお年を

2006-12-31 20:55:56 | お知らせ
大晦日も元日も出勤で、いつもと全く変わりのない今日この頃。
テレビを観るなんて事もないですしね。年賀状も例によってパス。
そこで、ブログだけでも大晦日な雰囲気を出そうということで、
今年一年を振り返る“勝手にアルス賞”を発表してみようかと。

【プロ将棋部門】

☆話題賞・・・「大和証券杯ネット将棋棋戦」創設の発表

普通に選ぶなら文句ナシに名人戦盤外騒動なのですが、
それでは余りに平凡なので、ちょっと違った視点から。。
インターネットを通じてプロ将棋に接している人間なので、
これが私にとっては一番のビッグニュースでした。
次点は将棋倶楽部24が日本将棋連盟に譲渡された事。
早速、それが形となって「ミスターXは誰だ!?」なんて企画が
明日から始まるそうですし。これからの24の変化に注目です。
他には、ヤッピーファンとして矢内新女流名人の誕生も
外せません。あとは、森ケージ九段の59歳でのB1昇級!

☆名局賞・・・A級プレーオフの羽生三冠×谷川九段

文句ナシに、これ!!!いやー、ホント感動しました。
次点は、竜王戦七番勝負の第2局と第3局。

☆印象に残ってる将棋で賞・・・佐藤棋聖×渡辺竜王の全て

竜王戦七番勝負もですが、それ以上に王位戦紅組プレーオフの
将棋が印象に残っています。「羽生×渡辺のドリームマッチ。
遂に実現か!?」とドキドキハラハラしたものでした。
他には、瀬川さんが相手の二歩により反則勝ちしたなんてのも
印象的でした。瀬川さん劣勢の局面での事件だっただけに、
「いやー。やっぱり何か特別なモノを持ってるんだな」って。
あと、岩根女流が将棋ソフトに平手で負けたのも印象的でした。

☆名手賞・・・王将戦七番勝負第5局における佐藤棋聖の△5四歩



この頭突きには物凄いインパクトを受けました。
そういう意味では、夏の棋聖戦から冬の竜王戦は佐藤先生にしては
チョット大人しくて物足りなかった。昨年、羽生さんに魅せた
驚異の飛車囲いや胡散臭過ぎた四間飛車のようなハチャメチャで
豪快な指しっぷりを、もっと見てみたかったです。次の王将戦に期待。

☆最優秀棋士賞・・・佐藤棋聖   ☆新人賞・・・糸谷哲郎

やはり、7タイトルのうち5回も登場した佐藤棋聖こそ今年度のMVP!
そのうち1個しかタイトルを奪取できなかったものの、1年間で4度も
挑戦者になったのには相当の価値があります。次点は佐藤棋聖の
挑戦を退けた羽生三冠と渡辺竜王。負けられない将棋で魅せた底力に
改めて敬服です。ただ、保持しているタイトル以外の棋戦で
イマイチ目立った活躍をされなかったので、やはり次点扱い。
新人賞は糸谷四段で決まりでしょう。来年どう成長するのか楽しみです。

☆戦法賞・・・対振り飛車右玉(糸谷哲郎)

以前から、この戦法を愛用していた者としては、糸谷四段の
活躍によって広く知られる存在になってしまったのは残念では
有りますが。。。そんなワケで今は初手▲4六歩戦法に心変わり。

☆名言賞・・・「今の将棋界は斜陽産業」(糸谷哲郎)

「この新人。只者ではないな。。」とw

【プロ麻雀部門】

☆名局賞・・・第2回モンド21王座決定戦決勝戦の全て

プロ麻雀はモンド21テレビでしか観る機会がないので、
必然的にモンド21からの対局となります。まあ、各団体の
公式HPを観れば各棋戦の決勝戦などは観戦記を読めたり
するのですが、そこまでする気力は起きないので。。
とにかく、この大会の決勝戦は面白かったです。
何が面白かったって、もちろん最後の最後まで誰が優勝するのか
解からない展開もなんですけど、各対局者の気合いの入れようです。
「振り込む恐れもあるけど、ここが勝負所」って局面における
思いっきり強打、危険牌を掴んでしまったときの体全体で示す
「クッソ~」なリアクション。そして、それでも振込み覚悟で
強気に打って行く姿勢。めちゃくちゃ迫力を感じました。
ちなみに。。これは去年の対局だったりするんですけど、私が
初めて観たのは今年になるので、今年でカウントさせてもらいます。

☆印象に残ってる対局で賞・・・第5回モンド21杯のオオラス。

決勝戦最終第4局の南4局オオラスは、とにかく圧巻でした。
優勝した萩原聖人がラス親だったのですが、南4局を迎えた次点で
箱割れの点数で、逆転優勝するには確か3万点ぐらい捲くる必要が。
そんな状況下で4連チャンぐらいして大逆転優勝したのには、
何か軽く鳥肌が立ちました。奇跡が起こるのが麻雀なんですね。
次点は第3回モンド21王座決定戦のオオラス。これまたラス親の
二階堂亜樹が9連チャン!!ぐらいして大逆転優勝してました。
あとは、和田聡子プロの国士無双→次の局で四暗刻テンパイ!と、
河野プロの2箱目となるマイナス25000点超えも印象的だった。

【音楽部門】

☆シングル賞・・・“♪DANI CALIFORNIA” RED HOT CHILI PEPPERS
☆アルバム賞・・・“♪ULTRA BLUE”    宇多田ヒカル
☆ライブ賞・・・静岡県浜名湖でのサザン桑田さん主宰のライブ

ここらで力尽きたので、カッコ悪いですが続きは年明けてから。。