この世の鬼を討つ!

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ロシアがウクライナ侵攻でG7対BRICsの様相となりましたね。

2022-04-01 19:30:43 | weblog

ウクライナ戦争は金融を支配する米英と資源を支配する中露の避けられない激突である。

開戦前、ロシア軍はウクライナ東部2州に入るぐらいで、ウクライナ全体の制空権を奪って支配することはやらないだろうと予測されていた。

露軍が東部2州に入るだけだったら、米国は今回のように世界を二分してしまう強烈な対露制裁をやらず、限定的な経済制裁にとどめただろう。

プーチンは、世界を驚かすウクライナ全体の電撃支配をあえて挙行することで、米国が強烈な対露制裁をやって世界を二分してしまうことを誘発した。

プーチンは世界を二分し、中国やBRICSなど非米諸国の全体を米国覇権から決別させた。

米国覇権は「世界全体」から「世界の一部」に格下げされた。

プーチンは世界を多極化した。

米欧の権威筋が「ロシアはウクライナから敗退してもうすぐ崩壊する」と、事実と反対のことを誇張して妄想するほど、現実の米欧は経済的に自滅する傾向になる。

そのためロシア政府は、米欧側が妄想する「ロシアは間もなく崩壊する」「露軍はウクライナで苦戦している」という
大間違いな話を、あえて否定せず野放しにし、むしろ自ら間違った情報を流すことまでやっている。

ウクライナ戦争によって劇的に始まった徹底的な米露対決は、これまで下位にいて米英から虐げられてきた現物コモディティの国だったロシアが、同様に虐げられてきた他の非米諸国(新興諸国、現業諸国、コモディティ産出国)を巻き込んで、上位にいた米国側(米欧日、先進諸国)に対する下克上をやり出したことを意味する。

現物コモディティの利権を握っている非米諸国は、これまで下位にいたものの、結束すれば世界のコモディティ利権の大半を握っている。
今回のように非米側が結束すると、金融で世界を支配してきた上位の米国側と対決して勝ち、米英覇権を転覆して非米側が世界の主になる多極化を成功させられる。

米連銀FRBの3月23日時点の資産総額は9兆0120億ドルで、前週より82億ドル増えた。
3週連続の増加だ。

連銀がドルを過剰発行してその資金で債券などを買って金融相場をテコ入れするQE策をいまだにこっそりやっていることは確実になった。

最近の連銀の資産増加の最大要素は不動産担保債券MBSの増加で、金融界が発行したMBSの購入は前から連銀QEの中心だ。

この資金で金融界が株を買ってつり上げる。
連銀は表向き3月9日にQEをやめたことになっているが、その後も発表せずに平然とQEを続けている。

QEの継続は連銀が毎週木曜日に発表する数字を見れば明らかなのだが、マスコミもオルトメディアも報じていない。

連銀にQE中止を言わせてきた米政界も黙っている。

 

所で、ロシアルーブルと韓国ウォンが暴落していますよ。