川端誠司ブログへようこそ

シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

「オセロを打つ男」

2020-05-30 12:00:00 | 令和のオセロ詩

「オセロを打つ男」

跳馬に向かって走り出した

体操選手のように・・

 

果敢に、彼は飛び込んでいく

オセロ大会へ!

 

どんな強豪がその大会に参加していようが

彼は全く意に介さなかった

 

「オセロ強豪よ、どんと来い!」

 

当たるもよし、当たらぬもよし、

自然な組み合わせの流れの中で当たれば

組むだけだ

そして勝つだけだ!

 

自分のオセロ競技力への絶対の自信!

彼にはそれがあった

 

勝つもよし、負けるもよし、

負ければまたそれを血肉(けつにく)として

前に進むだけだ

 

まるでスポーツクライミング・スピードの選手のように

垂直の上達の壁を一気に登っていくのだ、彼は!

 

そしてまた、イメージは跳馬へと戻っていく

 

ロイター板の手前でつく手の位置、ロイター板を踏む足の位置を確認し、

彼は助走、踏み切りから一気に体を持ち上げ、

いよいよ美しい空中演技へと入っていく!

彼は演技には「リ・シャオペン」を採用していた

 

中国の体操選手、リ・シャオペンが編み出した

跳馬の大技、「リ・シャオペン」!

彼はこの大会での跳馬の技としてこれを選んでいた

美しさと高難度を併せ持つ大技、

「リ・シャオペン」!

 

彼は初めてこの技を見たときから「いつか自分もこれを!」

と思い、練習を重ねてきた

そして今自分は大会でこの大技を堂々と演技し、宙を舞っているのだ!

そして着地!

 

オセロ選手としての彼も 打つ定石を戦う前から決めていた

この選手相手には 黒ならこれ、白ならこれ、と!

 

そしてオセロ強豪同士の戦いは

体操選手の跳馬の空中演技のような

美しく、華麗で華やかな中盤戦へと進行していく

 

オセロ選手の着地、それは勝ち試合での最終盤の

決め手発見だ!

彼はそれを打ち、勝ち試合を勝ちで収束させていく

 

それはオセロ強豪が同じくオセロ強豪との戦いに

勝った瞬間だった

 

大会が進む中で一人のオセロ強豪に勝っても、また次に戦う

オセロ強豪が自分を待っている

 

だが彼は進んでいく!

誰と打っても正々堂々と戦い、そして勝つだけだ、と彼!

 

彼は自分を信じて

次の試合へと向かっていく!

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