再読のための覚え書き
野菊の墓
伊藤左千夫(1864-1913)
いとこ同士という関係ゆえに、想い合うも引き離される政夫と民子。《野菊の墓》
省作の隣の家に嫁いできた、おとよ。いつしか彼は、おとよの密かな好意を知る。《隣の嫁》
引き離された、おとよと省作。そして、おとよには縁談が。《春の潮》
三作とも、田舎の農村を舞台に、因習に縛られ振り回される純愛を描いている。
精神を患った母の死の報せを聞いた娘の孤独。《告げ人》
2021.8.7読了
野菊の墓
岩波文庫
昭和26年10月5日初版発行
昭和49年10月15日29刷
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