みなんさんお久しぶりです。更新をさぼりにさぼった挙げ句の果て、エロネタで登場です。
水道橋から三田線に乗り換えて西大島方面へ。目指すは板橋本町。
ぼくのイメージからいって板橋と聞くとなぜか先生を思い出して
しまいます。別に先生が板橋に住んでいたとかそういうことでは
ないのですが、なぜか先生なんですよね。多分、昔担任だった先
生が「板橋は素晴らしい町だ」と連呼していたからでしょう。
そんな”素晴らしい町”で懐かしの「エロ自販機」を発見。
その風貌は飲料の自動販売機となんら変わりはないが、唯一違う点は機体の商品展示部分がマジックミラー??のような特殊素材により目隠しされているというところです。昼間は光が反射して中がよく見えない工夫がなされており、自販機がライトアップする夜中にエロティックな商品が透けて見えるという構造になっているのです。まさにSOD仕様。マジックミラー号ですw
そんな自販機が室内には7台ほどありました。販売されているものは、本からDVD、精力剤、包茎矯正リング、ピンクローター、媚薬、コンドーム、テレクラカードなど「性」に関するほとんどの商品を網羅。そのバリエーションの豊富さには驚きました。同時に、こんな”素晴らしい町”の片隅で、”素晴らしく猥褻な商売”に精を出している野蛮人もいるのかと少々切なくもなりました。
しかし、エロいものなど店では買えないというシャイな男性にとっては最高のオアシスでしょう。
夜な夜なそこへ足を運び欲望を満たしているに違いありません。
とりあえずここで言っておきます。
マジックミラー号万歳!!!
そんなことを言っているぼくですが、実はまだケツの青い中学生時代に一度だけ自販機でエロビデオを購入したことがありますw
それは忘れもしない中学2年の夏(多分)。どうしてもアダルトビデオというものが見たくて、意を決して買いに行ったのだ。ぼくの近所は駄菓子屋密集地帯で、徒歩5分圏内に3件ほどあった。
その中の1件の店脇にエロ自販機は設置されていた。
ぼくは夜になるとライトアップされるそれを見ては、いつか買ってやると股間を熱くさせていた。
だが、アダルトビデオを買うにあたっていくつかの問題があった。その自動販売機前は夜になると不良のたまり場と化すこと。また、通りに面していて深夜でも比較的人通りが多いという点だ。
それを攻略しなければ”お宝”は手に入らない。しかし、中学2年の少年の好奇心はそんな壁が立ちはだかろうと決して萎えることはなかった。
そして計画の日がやってきた。
深夜1時を廻っているのに興奮と緊張でほとんど眠気はない。ぼくはいわゆる”遠足前のアレ”と同じような症状にかかっていたのだ。静まり返った家内には時計の秒針に音がカチカチと響く。そしてぼくの息子もカチカチと反町隆史だった(つまんね)。
廊下を歩くたびにミシッミシッと不協和音が鳴り、その度に家族が目を覚まさないことを願う。
ここで言わせてもらいます。
マジックミラー号万歳!!
ミシッ
ミシッ
ミシッ
「あんたどこいくんだ!こんな夜中に!!」
母親の声とともに、ふすまが開いた。驚いたぼくは、これまで学んだ言い訳を総動員して母を説き伏せた。アダルトビデオを買いに行くなど口が裂けても言えない。ぼくは一気に萎えた息子とともにベットへ逃げ込んだ。ぼくはこの時、自販機にたむろする不良少年、通行人よりも先に越えなければならない壁に気が付いた。それは人の気配に人一倍敏感な母親の存在だった。こんな身近にぼくの好奇心を阻む人間がいたとは、まさに灯台もと暗し。脇が甘かった。
今考えると深夜1時なんて早すぎたのだ。成人している人間の深夜1時など、中学生の10時に過ぎない。ぼくは中学生の価値観でものを考え過ぎていたのだ。
大人の行動をよむ洞察力がなければエロの道を開けない。ぼくは作戦をもう一度練り直すことにした。
多分つづく
水道橋から三田線に乗り換えて西大島方面へ。目指すは板橋本町。
ぼくのイメージからいって板橋と聞くとなぜか先生を思い出して
しまいます。別に先生が板橋に住んでいたとかそういうことでは
ないのですが、なぜか先生なんですよね。多分、昔担任だった先
生が「板橋は素晴らしい町だ」と連呼していたからでしょう。
そんな”素晴らしい町”で懐かしの「エロ自販機」を発見。
その風貌は飲料の自動販売機となんら変わりはないが、唯一違う点は機体の商品展示部分がマジックミラー??のような特殊素材により目隠しされているというところです。昼間は光が反射して中がよく見えない工夫がなされており、自販機がライトアップする夜中にエロティックな商品が透けて見えるという構造になっているのです。まさにSOD仕様。マジックミラー号ですw
そんな自販機が室内には7台ほどありました。販売されているものは、本からDVD、精力剤、包茎矯正リング、ピンクローター、媚薬、コンドーム、テレクラカードなど「性」に関するほとんどの商品を網羅。そのバリエーションの豊富さには驚きました。同時に、こんな”素晴らしい町”の片隅で、”素晴らしく猥褻な商売”に精を出している野蛮人もいるのかと少々切なくもなりました。
しかし、エロいものなど店では買えないというシャイな男性にとっては最高のオアシスでしょう。
夜な夜なそこへ足を運び欲望を満たしているに違いありません。
とりあえずここで言っておきます。
マジックミラー号万歳!!!
そんなことを言っているぼくですが、実はまだケツの青い中学生時代に一度だけ自販機でエロビデオを購入したことがありますw
それは忘れもしない中学2年の夏(多分)。どうしてもアダルトビデオというものが見たくて、意を決して買いに行ったのだ。ぼくの近所は駄菓子屋密集地帯で、徒歩5分圏内に3件ほどあった。
その中の1件の店脇にエロ自販機は設置されていた。
ぼくは夜になるとライトアップされるそれを見ては、いつか買ってやると股間を熱くさせていた。
だが、アダルトビデオを買うにあたっていくつかの問題があった。その自動販売機前は夜になると不良のたまり場と化すこと。また、通りに面していて深夜でも比較的人通りが多いという点だ。
それを攻略しなければ”お宝”は手に入らない。しかし、中学2年の少年の好奇心はそんな壁が立ちはだかろうと決して萎えることはなかった。
そして計画の日がやってきた。
深夜1時を廻っているのに興奮と緊張でほとんど眠気はない。ぼくはいわゆる”遠足前のアレ”と同じような症状にかかっていたのだ。静まり返った家内には時計の秒針に音がカチカチと響く。そしてぼくの息子もカチカチと反町隆史だった(つまんね)。
廊下を歩くたびにミシッミシッと不協和音が鳴り、その度に家族が目を覚まさないことを願う。
ここで言わせてもらいます。
マジックミラー号万歳!!
ミシッ
ミシッ
ミシッ
「あんたどこいくんだ!こんな夜中に!!」
母親の声とともに、ふすまが開いた。驚いたぼくは、これまで学んだ言い訳を総動員して母を説き伏せた。アダルトビデオを買いに行くなど口が裂けても言えない。ぼくは一気に萎えた息子とともにベットへ逃げ込んだ。ぼくはこの時、自販機にたむろする不良少年、通行人よりも先に越えなければならない壁に気が付いた。それは人の気配に人一倍敏感な母親の存在だった。こんな身近にぼくの好奇心を阻む人間がいたとは、まさに灯台もと暗し。脇が甘かった。
今考えると深夜1時なんて早すぎたのだ。成人している人間の深夜1時など、中学生の10時に過ぎない。ぼくは中学生の価値観でものを考え過ぎていたのだ。
大人の行動をよむ洞察力がなければエロの道を開けない。ぼくは作戦をもう一度練り直すことにした。
多分つづく