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バイクの修理と製作

ハーレーダビッドソン、ヤマハSR400XS650、カワサキw650のカスタム

ハーレー1200S02年式車検

2016-09-11 21:35:08 | 日記
昨年製作した1200Sの車検です。
今回は構造変更と4月から法改正によりサイドナンバーが難しいので色々やりました。

一般的なバイク屋さんは構造変更車検はやたら高いですがうちは5000円増し位で行ってます。
でも手間を考えると高く取るのが正解ですね。
指定工場では継続検査は自社でできますが構造変更は陸運局に持ち込みになるし構造変更は時間がかかるので安くするとその分赤字になります。

今回構造変更する箇所は高さ、幅、長さ、タイヤサイズ、色、乗車定員、車両重量等です。

この車両を車検に通すには結構手間がかかりますね。

ストックのノーマルマフラーを装着してセンターナンバー化してウインカー位置変更、ヘッドライト変えてとりあえず構造変更車検を通しました。

車検から戻ったら3時間で元に戻して車検整備です。エンジンが暖かいうちにエンジンとプライマリーオイルを抜きつつマフラーやナンバーを元の位置に戻してブレーキオイル前後交換、空気圧調整、ヘッドライトの交換や各部注油とかウインカー位置変更とか色々です。
構造変更で全部込み7万なので一日中かけてたら大赤字ですので素早く確実にやります。

あとよく聞く話ですがバイク屋の工賃が高いという方いますよね?
アレ高くて当たり前ですよ。

僕が独立して失敗したのは工賃の安さです。
例えばフロントフォークのO/Hですね。
うちは工賃15000円ですが2万以上はほしいですね。
インナーチューブに点錆びがあったら磨かないといけないし中身がどうなってるかわからないし。
まーでもほとんどのバイク屋さんがオイルシールとオイルの交換して終わりですが、
O/Hならせめてバネレートの点検とスライドメタルの交換、内部を徹底的に洗浄して油面を測ってトップのOリングを交換してこそですよね。
時間給にしたら高いですが常にある仕事では無いしそれなりの高い特殊工具が必要だったり高いオイル使ったりであまり儲けはありません。

なのでバイク屋さんに工賃負けろってのはナンセンスですね。

負けて良いのは中古車でしょうね。
工賃は決して負けろって言わない方がいいでしょう。
どうしても高いなら自分で修理してその苦労を知りましょう。

リアフェンダー製作

2016-09-03 19:39:18 | 日記
いやー毎日暑くて嫌になっちゃいますねー。

相変わらず仕事はしてますが写真を撮ってないので前に製作したのを紹介します。

今年の4月から改正道交法によってサイドナンバーがどうたらってなりましたよね。
厳密には縦がダメだと思いますが警察どもは縦だろうと横だろうと取り締まるでしょうな。

とりあえず無難に中央にしましょう。

雑ですがこんな感じで笑

小型旋盤持ってる方でカラーを作りたい方はボール盤でホールソーで抜いてから削ると楽ですよー

こんな感じ。

逆に精度を求めないカラーであればボール盤とホールソーだけでもカラーは作れますよねー。

今SRリジットを製作してますのでSRも近いうちに載せますね。

XS650フレーム製作

2016-07-28 20:43:53 | 日記
完成予定図はあるももの、汚くてネット上にアップしたく無いので笑
とりあえずイメージだけ
©️モーターガレージグッズ

カスタムする車両は73年式TX650
40年以上前の車両ですね。プレミアが付いて高くて自分じゃ手を出せません。

今日やった作業はパイプ曲げ。
フレームに使う鋼材の曲げね。


SKTM13Cの3ミリ厚。手に入れるのも一苦労の特殊な鋼材です。
何が違うかと言うと通常のパイプは継ぎ目と言うか板を丸く加工して溶接してパイプになるけど、この鋼材は溶鉱炉から出てきた時からこの形なので継ぎ目が無い。

なのでバイク等特に負荷のかかりやすい物は通常のパイプだと継ぎ目から割れる恐れがあるって事です。
国産車両だとハイテン管を使用したり、SKTM13Aと言うガス管を使うショップを結構目にしますね。
これでも良いのでしょうがこれから長い年月乗るのなら、しっかり作りたいですよね。

なので、めっちゃ高いけど13Cを使用します。
車両重量も300kgオーバーなのでハーレーと同様の作りで行きます。
因みに現行はわかりませんがエボソフテイル位までは実際に純正でも13Cを使用しています。
13Cは金属不純物も少ないので錆びにくいし錆びても3mm厚なので穴は開きにくいでしょうし。
今回は何年もやってきた事もやりますが、新たにやってみる事も取り入れようと思います。

さて、前書きが長くなりましたが、
パイプの曲げ方を書いて行きます。
ネットではパイプの曲げ方はあまり載ってないのであくまで自己流を書きますね。

用意する物は手曲げ用の特殊な砂(無ければホームセンターに売ってる焼き砂をさらにバーナーとかで熱した砂でもOK)
パイプの片方に蓋をして適度にえあが抜けるように溶接します。
そしたら砂を入れます。

ただ入れるだけではいけません。失敗の元です。
砂を入れたらパイプを傷付けないように板金ハンマー等で管をたくさん叩きエアハンマーとかで砂の隙間を埋めて超密閉状態にします。
時間はかかりますがここを手を抜くと後で失敗するのでここはきちんとやりましょう。
そしたら蓋をして曲げに移ります。
バーナーの出番です。
通常はプロパンと酸素のバーナーが定番ですがプロパンありますがバーナートーチが無いので、アセチレンと酸素で行きます。
トーチは切断用のですが笑

また、曲げる時に曲げる場所をけがくのに必須アイテムは石筆です。炙っても消えません。マジックとかだと500°C位で消えます。石筆が無ければチョークでもOK

まず全体的に炙って、高温になったら曲げる所を適度に赤くなるまで一周満遍なく炙ります。
そしたらゆっくりと曲げます。早く曲げると必ず失敗しますのでそこはゆっくりで行きましょう。

砂曲げは2年ぶりなのと切断トーチなので(言い訳)
早速失敗しました汗

原因は一点にバーナーを当て過ぎです。
切断トーチは難しいなー。

これで高級鋼材と頑張って砂を入れた作業を無駄になりました。
1から作り直しです。ロスですね。
画像のようにシワや変形は強度がかなり下がるので、いいや!では13Cを使う意味がありません。

と言う事で目標の4本は完成です。

画像は二本だけですが笑

後はギリの所で切断して砂を抜いて終わり。

あと、切断するのによくサンダーを使ってる人多々いますが、溶接する際湧くのであまりお勧めしません。
切断はバンドソーがお勧めです。

イチオシは新ダイワのバンドソー!
切れ味抜群だし自動切断で切り終わったら電源切れるし切断してる間他の事出来るので重宝します。
次回は仮溶接まで行きたいですね!

XS650フレーム製作

2016-07-28 19:53:04 | 日記

ヤマハTX650をカスタムする。

もう既に純正状態ではなくフレームとエンジンだけになってるのでご了承下さい。

完成予定は12月

とりあえず写真撮ってる暇は無いので撮れる時に撮ってアップ出来る時にアップします。

今日からブログを開始ですが色々途中までやってあります笑

とりあえず10年間やってきた金属加工の事や15年やってるバイク修理の事を加工方法や修理の仕方とか説明下手ですが載せていきたいと思います。
ちょくちょく私生活の事とか出てきますがご了承下さい。