どんてん生活

日々思ったこと、観たもの、考えたこと、好きなもの、嫌いなもの、出会った人などなど、個人的な活動報告になる予定です。

うらら、うららららら。

2010-02-27 01:55:51 | Weblog

この間まで、特に今月2月の頭なんて雪の日が続くくらい寒かったんですのに。
春一番がどうやら吹いたようで、雨に濡れて帰っても気分がよろしい。
春の、なまあったかい風と、サーッと降る雨って、なんだか不気味で気分がよろしいです。

3月末、淵野辺と早稲田と王子の三箇所でやる公演の稽古も、本番まで一ヶ月をきり、まだゆったりとはしておりますが、身体が不器用かつ器用さ不足の自分にとっては、かたい粘土をこねくり回して造形していくような面白みのある現場です。
表面上の演技の単純なスイッチング(これも難しいのでしょうが)以上に、スイッチの切り替わる妙をちゃんと見て検討したい所存です。とりあえず、筋肉痛には慣れました。

最近のこと。もとい、メモ。
6月に出演する現場の企画書を頂き、駅前で立ち話をしながら若干悶々としたり。
それとは関係なく、近くで日向ぼっこしつつ寝ていたホームレスのおっさんが、厚着のためか呼吸しているのかがわからず、死んでいる可能性もある中、たくさんの人が足早に駅に吸い込まれていくのを目の端で見つつ、5分くらいそのおっさまを眺めて、色々妄想なんぞもした結果、他の人々と同様に一切の干渉なくチャリにまたがってスーッとその場を後に致しました。あれは、これは、いったいなんなんでしょうね。ここ数日考えてます。不謹慎。

同年代ばかりの現場だからこそ、うーっと考えることとか。
人それぞれ(言葉でいうのは簡単ですが)、それぞれバイタリティー、モチベーション。
人生って長いなぁと常々思ってしまうのは、なんだかなぁと思ってみたり。

近所のレンタルショップで4本以上借りると安くなるので、目的だったものとそうでないものを半々くらいで借りました。
『9 Songs』っていうイギリスの映画。
ライブ映像とセックスシーンと南極の映像をいったりきたり。
衝撃的とか革新的とか斬新とか、そういうものではないのですが、上質。
インタビューで監督の言っていることとなんらたがわぬ作品。
なんにもない、ぼーっと広がる南極大陸を目下に眺めながら、「…Beautiful!」っていう(言い方も含め)最後がとてもよいと思うのです。
女優さんの映され方が小憎たらしくもめちゃくちゃかわいい。
冒頭、半端に閉まったカーテンの間から差す光を身体が反射しつつ、いちゃこいてるシーンなんか夢みたいで泣いちゃいそうです。

あと、人が面白いって言っていた本とか、そうでなくてもなんやかんや本とか漫画とか、中古で買ってます。音楽もいろいろ手を伸ばしたい。他人のアンテナを借りてみようキャンペーン実施中。

稽古とバイトとで観たい芝居を見に行けないのが悔しい。
悔しいって、ニュアンスあってますかね?個人的にちょっと違う気がするのです。






 S T

2010-02-17 01:10:41 | Weblog

 monophonic orchestra
 1st session
 『センチメンタリ』

ご報告遅ればせながら。
2/11をもって、全11ステージ終演致しました。
改めて、旗揚げが横浜なんですね。個人的にも初の横浜での公演。

都内近辺の方々からは若干遠い地ではございましたが、
ご来場頂いた多くのみなさま、公演を様々な角度から支えてくださったみなさま、
共演者のみなさま、主宰の須貝英さま、
みなみなさま、本当にありがとうございました。
公演後、なぜか気持ちがざわついております。
それはイコール、この公演の場合、
作品そのものと、ご一緒した方々に関われてとても良かった、よかった、ということなんだと思います。
だから、というとギブアンドテイク?みたいでちょっと違うのですが。
ありがとうございました。



モノフォニ終演後、次は3月末に桜美林、早稲田、王子の三箇所にて、同世代のみで行う公演の稽古がはじまりました。バイトもまたはじまりました。

今回の公演を通しても、新しく始まった稽古場で同い年の人々をみている中でも、なんだか気持ちがざわざわとしております。健康的に整理して、具体的にしていけたらと思っていますが、なかなか、自分のめんどーな気持ち?(果たして正体はいったいなんなのか)をコントロールする方法を未だに身につけられずにおります。不安やら焦りやらなんでしょうね、たぶん、相変わらず。

人やら形やら考え方やら、憧れる対象は、憧れてる時点で自分が持ち合わせていないと思うものなので、憧れって、欲って、めんどうっちゃあめんどうです。欲しかったら手に入れられる建設的な努力をしなさいっていうのはもっともですが、果たしてその結果、憧れた本質的な部分、その瞬間を捉えられるんでしょうか。…何を書いているのか、言葉にしてみたらよくわからなくなりました。「私」はいま現在なんなんだと、考えるにつけ、見栄とか虚勢とか妄想とか過信とかが靄をかけているような、そんな。そんなんです。

欲しいものにフォーカスを定める、線引きする、選択するっていうことから、のらりくらりとしております。自分では決めてないつもりでもいつの間にか決まっていっちゃうものもきっとたぁくさんあるのですが。舵はとれるけど、基本的には流されていく、みたいな、でもちゃんと景色とかスピードとか揺れとか周りを知覚することはできるぞ、みたいな心地よさげなバランスになれるかしら。取り急ぎ、器用さが欲しいです。否、器用さも、欲しいです。「器用」ってなんぞね?なんでしょうねぇ。なんか、あれです、あれ。


「へぇー、またオーロラ見に行くの?」

こんな会話の一端を仕事先で耳にしました。
行きますよー、今度は~~です、この前逃したから、すんごいきれいですよ、とか聞こえていた気がします。
実際にオーロラを見に行く行かないは置いておいて、
オーロラ見たいな、と思ったらちゃんと見に行ける、そういう状況・環境に自分自身を置いておくことがこの先できるんだろうか。憧れてしまいそうです。


今年の2月は雪の降る夜が多いですね。寒いですね。
ちょっと前に降ったときはあんなに素敵に感じたのに。なあんて勝手だなあ。
そういえば、また横浜へ。
ごり押しで、急遽。
STスポットでチェルフィッチュ。
『わたしたちは無傷な別人であるのか?』観て来ました。




 


 

 

Can't Take My Eyes Off of You

2010-02-08 15:56:53 | Weblog
久しぶりにKen Yokoyamaのカバーした唄なんて聴きながら横浜へ向かいます。
本日は夜の回のみ。

monophonic orchestra
1st session
『センチメンタリ』

■タイムテーブル
2010年2月
8(月)19:30
9(火)19:30
10(水)14:30☆/19:30
11(木・祝)13:00/18:00
☆の回…平日昼割引の回です。

■チケット
前売り 2500円
当日  2500円
学生  2200円
※要予約、要学生証提示

初日・平日昼割引 2200円

ペア割引  4400円
※要予約

■ご予約
以下にアクセス後、フォームに必要事項をご記入ください。
http://ticket.corich.jp/apply/14995/013/

または
①お名前
②人数
③ご希望日時
④券種
以上を清水までお伝えください。

■劇場
STスポット(横浜)



東横線の景色と混み具合は理想的だと思う。
久しぶりに電車通いをすると、小旅行気分で横浜に着くだけで気分がよい。

電車でぺろりと読む本を家に忘れて来たので、音楽聴いたり景色見たり、車内の人見回したり、隣のサラリーマンがいじるiPhoneを覗きみたり。

テレビも新聞もないので世間のニュースに疎い最近ですが、バンクーバー五輪始まってたんですね。冬の五輪は小さい頃から好きです。日の丸飛行隊で原田が大ジャンプして以降、より好きになりました。ハーフパイプとジャンプが、やっぱりよいなぁと思います。詳しいルールとか技とか得点とかは知らないのですが、観てるだけで面白い。
板に乗っただけの人間がほぼ生身で高く高く空を飛んでるのは、見ていてものすごくわくわくします。飛びたいんだろうなあ。
ハーフパイプの、雪の地面から離れて、滑りの勢いでふわっと浮く瞬間が、そんでもって冬の鉛色な空に人がぽつんと投げ出される?飛ぶ?画がとても魅力的だなと溜息出ちゃうくらいな感じです。


東横線で横浜に向かう途中に越えるあの川はなんだろう。調べれば済む話なんですが、調べて名前がわかった途端白けることは往々にしてある気がするので、調べず、訊かず。たぶん本当に知りたいわけではないんでしょう。多摩川とかかしら?この、かしら、で止めとく面白み。

東京に行くには北からも南からも川を渡るんですかね。中心とされてるはずなのに、隔離されたような、離れ小島のような。神奈川と東京の間の川を見て、埼玉と東京の境を思い出し、というか景色が似ている。埼玉の方がもっと何もないか。

中身なし。
ただ書いてみただけでしたとさ。

ゆきがふりまして。

2010-02-02 00:09:54 | Weblog

2月になりまして。
年始は稽古や本番が立て続いているせいか、時間が例年より長く感じます。
ちょっと素敵です。

ゆきがふりまして。
関東の雪はべちゃべちゃしていて、自転車で帰っていたら全身ぐっしょり、かつちょっと凍ってました。風邪は引きません。
夜に雪が積もっていく街の風景や、積もった雪に音が吸収されるのか、いつもよりしーんとしてる感じとか、小学生の時ほどテンションがあがらなくても、感慨深くなるわけではなく、はぁー!っとなるようなならないような。朝の凍結には気をつけましょう。

横浜も雪が積もっているんでしょうか。
明後日には、東横線に揺られて足を踏み入れます。
冬の横浜とか、海とか、いいんじゃないでしょうか。観劇とともに。

monophonic orchestra
1st session
『センチメンタリ』
脚本・演出 須貝英
2010年2月5日(金)~11日(木・祝)
@STスポット

◆日時
5(金)…19:30☆
6(土)…14:30/19:30
7(日)…14:30/19:30
8(月)…19:30
9(火)…19:30
10(水)…14:30☆/19:30
11(木・祝)…13:00/18:00
☆のつく回は、初日・平日割引の対象です。
受付開始、及び当日券販売は開演の60分前、
開場は開演30分前となります。

◆チケット
前売・当日券  2500円
学生      2200円(要予約・学生証提示)
初日・平日割引 2200円
ペア割引    4400円(要予約・2名様でご来場のお客様対象)

◆ご予約
下記URLにアクセス後、フォームに必要事項をご記入ください。
http://ticket.corich.jp/apply/14995/013/

または、お名前、人数、券種、ご希望日時を清水まで直接お伝えください。

◆劇場
STスポット
横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1F
http://www.stspot.jp

◆キャスト
西川康太郎(ゲキバカ)
玉置玲央(柿喰う客)
村上直子(ホチキス)
清水穂奈美
大石憲
伊藤一将
浅野千鶴(味わい堂々)
須貝英(箱庭円舞曲)

◆お問い合わせ
メール:monophonic.orchestra@gmail.com
WEB:http://blog.goo.ne.jp/monophonicorchestra/


たとえば今日みたいに雪が降ると、足元を気にしながら歩いたり、自転車や車は速度を落としたり、防寒したり、降ってくる雪そのもの以外にも、雪が影響して人を含めた風景が変わります。当然です。こんな風に環境、状況に完全に魅了されていきたく思います。

内容とか、いま何を考えているとかはちょっと置いておいて、
観て欲しいなぁという素直な気持ちです。
よろしくお願い致します。