前回ワラサボウズより一週間後の火曜日。いよいよ節電平日休暇も最終日となりました。
しかしその日、天気図では日本列島の北東に台風16号、西には超大型の台風15号が貼り付いております。しかもこの日の松輪方面の船宿は「台風が来てるから船を港から上げて木曜までお休み」という状況。辛うじて出船する(かもしれない?)という横浜金沢「一之瀬丸」にAM4:30に到着した私と釣り蔵さんは、小雨のぱらつくどんよりとした空を見上げておりました。
こんな大型台風の接近中の日に釣りに来るとは相当の重症です。
そしてもう一名! 前日「もしお二人が行かれない場合は一人で行こうと思ってました!」というメールを下さったやはり筋金入りの釣りキチ、T先生はAM5:00頃到着。荷物の運び出しをお手伝いしようと、車のところまで行ってみると、
T先生「あっ?!」
我々「どうしたんですか?」
T先生「.....竿を置いてきてしまいました!」
詳細な事情は書けないのですが.....T先生、昨夜は家の人にばれないようにこっそり帰ってまた今朝早くこっそり出てこられたそうで、急ぎのあまりワラサ竿は玄関に置き去りにしてしまったとのこと(朝、家の方が玄関に置き去りにされた竿を見られたら、また波乱を呼びそうですね)。
その日はたまたま偶然に新竿を購入したばかりの釣り蔵さんが、以前の竿を予備で持参していたので、それを使って頂くことになりました。釣り人しては、自分の竿で釣りができないのは非常に残念なことなのですが.....。
この日のタックルは、
T先生:ダイワ 剣崎 3m(釣り蔵さんがタックルベリーで3000円で購入、結構固めの竿)
釣り蔵氏:ALPHA TACKLE Blue Quarter SEVEN 301(5:5のムーチング調子、36000円)
私:ALPHA TACKLE Blue Quarter SEVEN 301(同上、店員さんにマダイも釣れると言われたので購入)
という怪しいセッティング。実は私もこっそり新竿を買って来ました、前回釣れなかったのを道具のせいにしております(冷汗)。
さて、船は右舷5名、左舷5名の系10名。我々は左舷に乗り込み、前(ミヨシ)から
【中乗りさん、中乗りさん、私、T先生、釣り蔵さん】
釣り蔵さんは念願のトモを占拠することができて燃えています、真剣度が違います。月のお小遣いを奥さんに前借りして新竿を購入したため、必ず元を取らなければならないのです。
そう、我々には今回はボウズは許されない状態でした。
観音崎沖 AM8:00。結構船が集まっています。こんな日に釣りにくる重症患者がこんなに多いことにびっくりしていると、船長より投入の合図が来ました。
波風は思ったよりも穏やかで、直射日光が無い分、先週よりも釣り安い状況です。
と、ものの10分もしないうちに釣り蔵さんの竿が海中に突き刺さりました。ワラサのあたりです。おぉ、さすがALPHA TACKLE! と見ていると、あっさりとハリスを切られたようです。あとで聞いたら食い込み重視でハリスを6号にしていたそうです。
その直後、私の竿にも強烈なアタリが来ました。が、初使用の新竿が長くて細くてどこまで耐えられるのか分からず、リールのドラグを緩め過ぎていて、道糸を引っ張られたときにたるみが出てばらしてしまいました。あまりのショックに頭の中が真っ白。
気を取り直して、リールのドラグをかなり締めて再チャレンジです。
と、トモの釣り蔵さんに強烈なアタリが来ました。今度はハリスを8号に変えたらしく、見事に取り込みました! すると、次は私に再度のアタリ。今度は竿の力を信じて、竿をしっかり立ててリールをゴリ巻きします。竿の角度とワラサの突っ込みを確認しながら、目はリールの深度計を凝視します。あと、30m....20m....10m....無限に長い時間が過ぎたように感じながら、やっと天秤が見えてきました。竿を置いて天秤をつかんでハリスを手繰り寄せたところで中乗りのおじさんがタモですくってくれました。
中乗りさん「なかなか良い型だね!」
私「ありがとうございます(;_;) !!」
去年はイナワラサイズ中心でしたが、今年はうわさ通り60cm後半、4kg以上あるでしょう、充分ワラサと呼べるサイズの魚体でした。クーラーに一本入れただけでかなりの容量を食っています。
休む間もなく、再投入。すると、また釣り蔵さんにアタリ。そしてまた私にアタリ。T先生にはなかなかアタリが来ません、やはり固い竿では食い込みが悪いのかもしれません.....。
トモでは釣り蔵さんがマダイ36cmを上げました、絶好調のようです。何やらゼスチャーをしています。『もうクーラーいっぱいで入らないですよ~!』と言っているようです。
私「じゃあ、マダイは僕のクーラーに引き取りますよ!」
釣り蔵さん「いえ、結構です!」
そのうちに、T先生の置き竿も海中に突き刺さりました。電動で上げようとされたところ、なぜかリールの画面が真っ白になってしまったそうで、結局手巻きのゴリ巻きで上げることになってしまいました。
これで、3人揃ってワラサをゲット! リベンジに成功しました!
それからも釣り蔵さんが一匹上げると私も一匹、T先生も一匹という感じで、私にも途中良い型のマダイ(最大44cm)も混ざって、
釣り蔵氏:ワラサ5本、マダイ1枚
T先生:ワラサ3本
私:ワラサ4本、マダイ3枚
と、なかなかの釣果で終わりました。
船宿で記念撮影。先週とは打って変わって和やかな雰囲気です。
しかし、こんな最悪と思われたのコンディションでとりあえず釣れたのですから、本当に釣りは現場に行ってみるまで分かりません。
追伸: T先生、二週に渡ってお付き合い頂きありがとうございました。また平日休みが来たら是非出動しましょう! うちの次女の釣りガールデビューも宜しくお願いします!!