Der König Hat Eselsohren

10日目その1(Erfurt市街)

昨日の段階では午後は大雨という天気予報だったけれど、今朝、ネットで調べ直したら小雨に変わっていた。
よかった、よかった。
でも最高気温が16℃だからなぁ。
夜にはもっと下がるだろう。
何を着ていくべきか、非常に悩みどころだ。

昨日の分の日記を書いてアップしているうちに、気がつけば11時。
そろそろ観光に行ってこよう。
昨日のうちに街中は見ているので、今日は大聖堂の内部を見られれば十分。

とか何とか言いながら、ついついアンガーからトラム沿いに西へフラフラと歩いていく。
何しろ、道のどっちを見ても、綺麗な建物が次から次へと現れるんで。
この町は、建物好きにはたまりません♪
もはや適当に町歩きだ(笑)



さらに細い路地を入っていった先には、半分壊れたままの教会も。



その先の広場に面して建つ教会と、反対側の塔も随分と古そうだ。
と、教会からパイプオルガンの音がする。
ちょっと入ってみると、物凄くイイ感じの教会ではないか。
でも写真を撮るには1EUR払え、と書いてあるので写真を撮らずに(笑)、しばしその場に立ってパイプオルガンの音を楽しむ。

が!携帯が鳴って大顰蹙f(^ー^;
なんでこういうタイミングでSMSを送ってくるかな?(笑)←わかるわけがない

「今日は来るよね?で、日曜までいるんだよね?」というまるで確認のような内容なので、みっちりと、「もうエアフルトに来てるよ。もちろん明日はアルテナで、明後日はオイペンに行くよ。で、月曜日に日本に帰る。Highfieldで電話するね」と返しておく。

またしばらく歩いてDomplatzに出たものの、まだ12時過ぎだ。
大聖堂は11時半から12時半まで閉まってるはずなので、ここで昼食にでもしようか。
できればBratwurst(焼きソーセージ)が食べたいんだよなぁ。
この辺はThüringer(チューリンガー)が食べられるはず。
と思って、Domplatz周辺でBratwurstを出している店を探して入り、Schwarzbier(黒ビール)と共に注文。

って、またRüdeから返事が!!(笑)

「Werden uns auf jeden fall treffen! bis dann(絶対に会おうね!じゃ、また)」
相変わらず、見事なマメ男っぷりであるf(^ー^;
まぁ、こっちはこっちで、ぐへへへへ~、とか笑ってるんだけど。



1時ちょっと前に大聖堂まで上がっていく。
実際に近くで見ると凄い迫力。
階段を上りきったところで、人がたむろしている。
どうやら1時から鐘を見るツアーがあるらしい。
でも、時間がかかるとイヤだから、いいや(笑)

裏側の方に回っていくと、大聖堂の入口が開いている。
この時点でも凄い。

けど、内部はもっと凄い!





ガイドブックには、大聖堂の内部は見所が沢山あると書かれていたし、多分そうなんだろうけれど、どれがどれだかよくわからないまま鑑賞(笑)
でも、この祭壇と、その周りのステンドグラスの偉容には本当に驚く。
ISOを上げて撮ったので、写真ではかなり明るく見えるけれど、実際には薄暗い。
その薄暗さが、より一層、荘重さを醸している。

一通り見て回って出口のところに来ると、1時半から無料の見学ツアーがあると出ている。
でも、時間がかかるとイヤだから、いいや(笑)

本当は大聖堂を出たら、そのままRathausの内部見学に行こうと思っていたけれど、ついフラフラと全然別の道へ(笑)
この街はどの道へ入ってもそれぞれ表情が違っていて、本当に飽きない。



ひととおり、ぐるっと回って、アンガーからRathausへと向かい、自動ドアになっている木の扉を通ると…。

目の前の自動ドアが開かない。

そこに置かれた看板を見ると、金曜は14時まで。

ちょうど今14時ですがf(^ー^;

ま、仕方ないや。
中から出てきた人と入れ違いに、するっと入っていく人がいなくもなかったけれど、そこまでしなくても。
確かにこの内部は面白いに違いないんだけど、町歩きも十分楽しかったし。

カフェでちょこっと休んでから、ホテルに戻ることにする。
今日は確か、16時半くらいからライブが始まるような感じだったから、16時くらいにホテルを出て、バス乗り場を目指そう。

ホテルで一息ついてから、再びhauptbahnhof(中央駅)へ。
バス乗り場への近道、と思って駅の中を歩いていくと、警官がわらわらといて、物々しい雰囲気…f(^ー^;

と、ホームの方からなにやら騒がしい集団が。

Jena(イエナ)のサポーターらしい(笑)
この警備の原因はこいつらか!
駅の表側に出ると、まるで駅を包囲するかのように警官が!!
しかもサポーターに呼びかけるアナウンスまで!!

どうやらJenaのサポは相当危ないようだ。
旧東独地域でサッカーを見るのは危険だときいていたけれど、これがまさにそうなのかも。

バス乗り場でバスのチケットを買って、Highfield直行バスに乗り込む。
ほとんどの人が馬鹿でかい荷物をしょっている。
みんな、キャンプを貼って3日間見るつもりなのだ。
私のように小さなバッグ一つという人は、ほとんど見あたらないf(^ー^;

バスが走り出して、ホントに何にもない田舎道を爆走して行くにつれて、すっごい楽しくなってきた。
こんなところまで、わざわざ日本から来るヤツもそうそういないだろう。
でも、これこそが今回の旅行の目的なんだ。
だって、2月の時点で、すでにHighfieldに行くことだけは決めていて、それを中心に旅行の予定を組んできたんだから。


NEXT>>
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事