今日は青のハイキングコースへ。
というか、実際に山の上まで行ってみたいというのが今回ここへ来た目的なので、何としてでも晴れて欲しいところだったんですが、朝起きたらがっつり曇ってました(笑)
でも昨日に比べると雲の切れ間が多く、あちこちに青空がのぞいているので、景色はそれなりに綺麗だし、暑すぎず寒すぎず、山登りには最適かも。
青コースはHeidihausからHeidialpまで大体１時間半、その途中、12のポイントが設けられていて、それを読みながら行くとハイジの世界について良く理解できる仕組みだそうで。
でも、↑いきなりHeidialpは閉まってます、との表示が(笑)
まぁ、観光案内所でさえ、6月にならないと開かないくらいだから仕方ないか。
で、早速登りはじめたんですが…いきなりかなりの勾配でキツイのなんのって！！
ほんの数十メートルほどで挫けそうに…f(^ー^;
普段運動してなさ過ぎです！
それでも、そんなにキツイのはほんの最初だけで、後はかなり傾斜は緩やかだし、実際、ポイントごとに説明書きをゆっくり読みながら休み休み行くと、結構ちょうど良いくらいの休息になるし。
と言っても、出掛けるときに結構寒かったんで着ていた上着を全部脱いで、Ｔシャツ1枚がちょうど良いくらい汗だくでしたが(笑)
しかしながら、確かにこの説明書きで疑問が解消されました！！
数年前、久しぶりにスカパー！で通して見たときに、クララは自分で過って車いすを壊してしまう、という場面を見て「あれ？ペーターが壊すんじゃなかった？」と、自分の記憶違いでペーターを悪者にしてしまった！と思っていたのですが、やはり原作ではペーターが壊してました！！
は～！スッキリ！！
でもＴＶの展開の方が私は好きですが(笑)
そんなこんなで、かなりゆっくり登ったのと、写真をガンガン撮りまくっていたのとで、結局1時間半以上かかってHeidialpに到着！
閉まっているというより、開店準備中というか工事中というか(笑)
人も結構来ているだけに、飲み物だけは出していました(普段は食べ物もあります)。
少々ビールに食指が動いたものの(笑)、実際には疲れて喉が渇いたときには100%ジュースの方が効果的なんで、今朝スーパーで買ってきていたオレンジジュースを飲みつつ、さらに写真を撮りまくる(笑)
しかも、ココに辿り着く直前に急に空が晴れてきたんで、どっちを向いても綺麗！！
ところで、12のポイントの最後はココHeidialpで、あちこちに置いてある地図にもそこまでしかルートが書かれていないんですが…。
実はこの青ルートには続きがあるのです。
本当はここからさらに見晴台に行き、そこからJenins（イェニンス）という村の方を回ってMaienfeldに戻る、というのがその全貌。
しかし、この先の標識が見あたらない…。
と、思ったら、
あった。野原の真ん中に。
でも、道がないじゃん！！
しかし標識の指す方を目で追っていくと、途中から幅30センチあるかどうかの細い道らしきものが…っていうかケモノ道？！（爆）
しかもそのケモノ道（笑）を辿っていくと、また標識があるし。ケモノ道の脇に（笑）
で、道が上ったり下ったりする上に、時々なくなるんで（笑）、本当に汗だくになりつつも進んでいくと、ようやく車が通れる程度の道が通っていた。
でもこれ、どっちに行くの？
こういう肝心なときには青い標識がないんですよf(^ー^;
でも「見晴台」と言うからには上だろうと思って上っていくと…
ものすごい眺望！！写真だと霞んでしまっていて良く見えないけれど、絵に描いたような、どころじゃない景色が一望の下に。
しかも、さっきまであんなに遠かった山の頂と険しい岩肌がすぐ間近に！！
どっちを向いても信じられないくらい美しい景色のど真ん中、他に誰もいないなんてウソのようなホントの話。
単に晴れているだけじゃなく、雲があちこちに影を落としていて、その様が常に変化していくので、いくら見ていても見飽きません。
これがスイスアルプスかぁ。
実際に目の当たりにしていても、自分が本当にココにいるのがウソみたいです。
ボ～～～～～～～～～～～ッと座ったまま、結局そこに1時間以上いました(笑)
その間ホントに誰も来ないし、こんな山の中に一人っきりでいるなんて、よく考えたら凄いことだ(笑)
夕方、食事をする段になって気付いたけれど、両腕が日焼けして真っ赤に。
でも、左腕の一部が変な風に白いぞ？
よくよく見たら、指の恰好に白く焼け残ってる！！
どうも腕組みするような感じでぼ～～～っとしてたらしく…うへぇ、カッコ悪！！
褪めるまでは、半袖で出歩けません…orz
