Der König Hat Eselsohren

4泊6日Unplugged Tour:1発目ウィーン

自分の読みの甘さのみならず、予想外のアクシデントも相俟って、まさか出発前日の18時近くまで仕事をしていることになるとは。
おかげで、少なくとも26日の昼までに仕事を終えて、家の中を簡単に掃除して、ゆっくり荷造りして、なんて皮算用は見事に吹っ飛んだ。
簡単な夕食の後、荷造りを終えたのがすでに23時過ぎ。
その後もあれこれやっているうちに、寝られるようになるまでに、1時半を回った。

4時半には起きなきゃならないのに。

3時間は絶対に目が覚めないことを考えると、ホントにギリギリだ。
なるべく飛行機の中で寝ていかないと、絶対に体が保たない。

なぜなら、ウィーンに着いて、すぐライブだから(笑)

こんな日程にしたのは、別に自分のせいじゃない。
当初、ツアー日程は12日からの1週間ほどの他、ミュンヘンだけが28日で、これなら行ける!と思って予約しようとしたら、マイル用の座席はもう27日ウィーン経由のビジネスクラスしかなかった。
運良くビジネスに乗れるだけのマイルがたまっていたから、すぐさま予約したら、その次の日に、27日にウィーンでもやります、ってなアナウンスが(笑)
ついでに29日のミュンヘン追加公演、さらにそれも秒殺だったせいで30日の追加公演。
オーラスだし、来年は全くライブを見に来る機会がないかもしれないだけに、30日は是非観たい。
でも、それで急いで帰ったところで、日本に着くのはせいぜい1日の朝だ。
怒るだろうなぁ、うちの母親、と思いつつも、この40年間、2006年以外ずっとうちで正月を迎え続けてきたんだから、そろそろ解放されてもいいだろう、正月はこれからまだまだ来るし、とライブを優先した(笑)

でも、これで大晦日にさらに年越しライブがあるとかいわれたらどうしよう、と思い、9月からずっと様子を見続けて、あと1ヶ月!というところで念のためにPeterとRüdeに、31日や1日にもライブがあったりする?とメールを送った。


…が、音沙汰なし。


と、思ったら、出発まであと1週間というところで、突然Peterから返事が来た。
曰く「大晦日には何もないけれど、その代わり30日にライブが終わってからパーティーがあるよ」と。
さらに、「ウィーンに来たら電話して」と、自分のとMarcのと両方の携帯の番号が書いてある。
「チケットはあるの?なければゲストリストに書いておくよ」とあったので、返事のメールに、「MarcがファンクラブのリーダーのChristophに、私の名前をゲストリストに書いておく、とメールを送ってきたんだけど、忘れてないといいなぁ」、と念のために書いておいた。

今回はいったん羽田まで行って、そこからバスで成田に向かい、成田からオーストリア航空。
ビジネスクラスだけあって、それなりに寝られたけれど、所詮2~3時間といったところだ。
今回演奏する曲の範囲は決まっているから、全部歌えるようにしておこう、という目論見はもろくも崩れたが、せめて年明けにシングルが出るLass mich nie mehr losだけでも飛行機の中で憶えておこう。


16時近くにウィーンの空港着。
市街地への直通電車に乗り、さらに地下鉄に乗り換えてGasometerへ。
観光用のガイドブックには載っていないような郊外だ。
空港に着いたときはまだ明るかったのに、来る途中ですっかり暗くなっている。
地下鉄の出口の真ん前がGasometer。
かつてのガスタンクを改装して、商業施設や住宅に再開発したという代物だ。
今日はこの中のホールでのライブ。
ここから歩いて2分ほどのホテルにチェックインして、とにかく顔を洗って化粧する。
日本ではもう24時をとっくに過ぎているけれど、時差ボケなんてしている余裕はない。

18時半近く、ホールの入り口まで行ってみると、すでに20人くらいの人が来ている。
まずはPeterに電話しないと。

が、つながらない!
ドイツの国番号をつけたり、つけなかったり、いろいろ試してみても、そのたびにそれぞれアナウンスが流れるばかり。
Marcの携帯にも同じようにかけてみるけれど、結果は同じ。

どうしよう?!

と、ロビーの売店とおぼしきところに、見たことのある人が。
Marc!!
すぐ目の前にいるのに、全然携帯がつながらない!!
こっちからはよく見えるのに、全然気がついてもらえない!!

向こうに立ち去りそうなので、慌てて、ガンガンとガラス戸を叩くと、やっと気づいてもらえた(笑)
よかった~。
待っているほかのファンを尻目に、入り口から滑り込む。
電話がうまく繋がらなかったことを伝えようとするけれど、何をどう表現していいやらわからない。
マズイ!絶望的にドイツ語が出てこない!
なんだかもう、どんどん退化している気がする…orz

MarcはMarcで、実はゲストリストに私の名前を載せるのを忘れていたらしい(笑)
Peterに念を押しといてよかった~!

ステージではすでにリハが終わって、ほかの人たちでセッションをしているという。
その中に混じっていたRüdeを呼んでくれる。
わ~い、ひさしぶりだ~!!いつもと全然変わらない。
このところ、メールを書いてもRüdeからは返事が来なかったので、何かまずいことでも書いたんじゃないかと心配していた部分がなきにしもあらずなんだけど、全然そんなことはなかった(笑)
終わってから飲めるように持ってきたんだ、とお土産の日本酒を渡す。どう考えても5合瓶1本では少ないけれど、これ以上は持って来れないf(^_^;
舞台の上を指さして、うちの娘だよ、という。
「あと3週間の男の子がいるんだけど」
「え、3週間?!」
1LIVE KRONEに出てなかったのは子供が生まれたんじゃないか、ってファンクラブのフォーラムにもちらっと書いてあったけど、ホントだったんだ。

それにしても、まさか子供連れとはf(^_^;
でもすっごい可愛いんだ。
写真やDVDでは見たことあったけど、それに比べると随分大きくなったなぁ、という感じ。
しかも、前はぺちゃっとした顔だったのが、ちょっとRüdeに似てきた。
そして生意気にも、セッションに混じって、子供用のおもちゃのギターを弾いている(笑)
ステージに上りなよ、というので、柵をぐるっと迂回して、ステージによじ登る。
Rüdeが楽々上っていくのが信じられないくらいの段差だ。



いったん奥に引っ込んだMarcが、テープ式の黄色のリストバンドを持ってきてくれた。
てっきりチケットだと思っていたら、後で、ほとんどのところに自由に出入りできるAAA Ausweisだとわかったf(^_^;
以下、白=AA、緑=A、赤。
黄色は、Escort以外はどこでも、となっていたけれど、Escortってどこ?ってな感じなので、実際、どこでも行けるに等しい。
だいたいにおいて、出演者でも、衣装の関係で特に見えないという人は、同じリストバンドを巻いている。

Rüdeが娘に、Aikoは日本から来たんだよ、日本はすごく遠いんだよ、と一生懸命説明しているのに、全然興味がない(爆)

しばらくして奥からメガネの兄ちゃんが現れた。
すぐさまこっちに気づいてくれて、挨拶する。
と、今まで背中を向けていたので、こっちも気づかなかったけれど、ギターを弾いていたのはイケメン兄ちゃんだった(笑)
や、二人とも、UnpluggedのDVDのおかげで、ちゃんと名前も覚えたけれど、ま、いいか。

何か飲む?と、Rüdeが奥に連れて行ってくれる。
ケータリングの部屋の、一番奥のテーブルで、Peterがストリングスのお姉さんたちと食事中だった。
ひとしきり抱き合って、再会を喜んだところで、「日本で一番のファンだよ!」と紹介してくれる(笑)
1月は、彼女たちと話をする機会が全くなかったので、わざわざ日本から来た、ということにものすごく驚いてくれるf(^_^;
「のどが渇いていたら、ここから何でも飲んでいいから。おなかがすいてるなら、料理もいろいろあるよ」と、Rüdeがずらっと並んだ料理を見せてくれるけれど、食事は飛行機の中で随分と食べてきたんで、まずは水だけ飲む。

Peterが、「荷物を置きに行く?」というのでついて行くと、置き場所は彼らの楽屋だった(笑)
楽屋でFloが知り合いらしき女性とその子供たちと話していた。
普段Floとだけは連絡を取り合っていないので、今回私が来ることを知らなかったらしく、驚いている。
その上、自分でもはっきり自覚してはいるけれど、これまで以上にちゃんとドイツ語が喋れていないのを見て、「そんなに仕事が忙しかったの?」と言われてしまった…orz
コートだけ掛けさせてもらって、部屋を見渡すと、相変わらず楽屋にはアルコール類がたっぷり並んでいる(笑)

Floたちが出て行ってしまい、Peterも外に行くというので、Peterの後について再びステージへ。
Rüdeが抜けた状態で、まだセッションが続いている。
Floたちは、会場内を見て歩いている。
しばらくセッションを見ていた後、Peterはギターの練習をするから、といって戻っていった。
改めて会場内を見て歩いてみると、ステージの前の柵に所々棒が貼り付けてあって、、そのそばに何か書かれた紙が貼ってある。
「Nimm mir mit(私を連れて行って)」とか、「Ich gehöre dich(私はあなたのもの)」とか、なんのこっちゃ?



「このメモは何?」と戻ってきたFloに訊いてみると、「これはダメになったスティックだよ。来た人が勝手に持って帰れるように。いる?」
というので、子供たちと一緒に、ありがたく貰ってしまった。
すまないね、最前列に来る予定の人たち。

スティックを置きに、みんなで楽屋に戻る。
入りきるわけじゃないけれど、コートのポケットに挿しておこう。
Floが赤ワインをついでくれる。
おいしいかと聞かれたので、おいしいと答えたけれど、Floは一口飲んで「これは酸っぱすぎ」と言っている。
う~む、私はバカ舌か、ふだん飲んでるワインが安すぎるのかもしれないf(^_^;



子供たちにあげるために、FloがUnpluggedのDVDを持ってきた。
「持ってる?」と聞かれたので「当然!」というと、「どの曲が一番いい?」
うっわ~、それ一番難しい質問だなぁ。
答えに窮していると、DVDをこっちによこす。
や、見れば見るほど、どれが一番かなんて決められない。
あとから楽屋に戻ってきたPeterにも同じことを訊かれるけれど、「全部だよ!」としか答えようがない。
子供たちの方は、実はSportfreundeをよく知らないらしく、Peterがギターを片手に、'54, '74, '90, 2010を歌って聴かせているので、ついつい一緒に歌ってしまう(笑)
「日本でもライブやりたいから、手配してよ」とPeterが言い出してびっくり。
「え~っ?!無理だよ~!!」
die ärzteですら渋谷の小さいライブハウスでしかやってないんだし、だいたいにおいてド素人の私には何をどうすればいいのやら、さっぱりわからないって。
「そうか、残念だな~。」
Peterが練習を始めたところで、Floに促されて、みんなで外に出る。



3人の楽屋のほかに、通路に沿って、ほかの出演者用の楽屋や、Buffo & Marcの部屋やらが並んでいる。
ちょうど腰掛けられるような台が続いていて、ここにもワインやビールが置いてあるので、みんな適当に過ごしている。
今日のタイムテーブルが壁に貼ってあるので見てみると、入りがお昼で、バスの出発が午前2時だ。
今回は人数が多いので、バスは2台らしい。
明日は直接会場入りするようだ。朝食から予定が始まっている。
こんなのを見ていると、最初にAschaffenburgで出会えたのは、本当に奇跡に近い。
そのおかげで、今こんなところにいると思うと、神でも仏でも、信じていいような気がしてくる(笑)
何しろ、タイムテーブルと並んで、どのAusweisなら入れるのかが3人の楽屋のドア脇に張り出してあるけれど、入れるのはラミネートカードと黄色のバンドだけで、白だったらこの通路までなのだ。

通路にケースごとビールが置かれているので飲もうと思ったけれど、栓抜きがない。
ケータリングルームに探しに行ってみたものの、ここにもない。
しかも、もうあまり人がいない上に、料理も結構片付けられてしまっている。
メガネの兄ちゃんが、どうしたの?というので、栓抜きを探しているというと、通路に放り出されているのを見つけてくれた(笑)
ほかの人たちは、他のビールの栓の部分とか、ペットボトルの蓋の部分とかで器用に開けられるんだけど。
メガネの兄ちゃんに、DVDに君が映ってるのを見たよ、といわれて、どう答えたものか返事に窮する…f(^_^;

Rüdeの娘は、みんなにいろいろとクリスマスソングを歌って貰ったり、RüdeとFloの二人がかりでおっかけっこをして貰ったり、ずっとご機嫌だ。





本番が8時45分からになってるので、それまでに寝かしつけなきゃならないんだろうに、元気すぎる(笑)

いよいよ本番が近くなってみんな着替えはじめたので、会場に行ってみることにする。

ステージの脇から出てみると、ものすごく大きいホールなのに、人がびっしり。
しかもオールスタンディングなので、場所を探すのが難しい。
あまりに埋もれてしまうと、見えないだけじゃなく、音響的にもよく聞こえなくなるので、PAブースの脇に潜り込む。
さっき、今日のセットリストをちらっと見たけれど、一番最初のAlles Rogerしか読み取れなかったので、どれくらい演奏するのかよくわからない。
少し前に立っている女の子が、今日のチケットを手にしている。
DVDやポスターと同じデザインなので、持っていたら記念になりそうだけどなぁ。
う~む、よく考えたら、初めてライブを見に行ったとき以外、チケットを手にしていないf(^_^;

MTVの時と違って、いつもと同じく、それ着替えた意味があるのか?というくらい普通の格好で登場(笑)
Der Titel vom Nächsten Kapitelまでの流れから、ぽん!とLass mich nie mehr losに飛ぶ。
う~ん、まだ完璧には歌えないなぁorz



そのまま終わりまで行くのかと思いきや、曲順が相当変えられていて、結構な曲数を演奏する。
しかもMag Tischtennisは予想外。この1曲だけのために二胡奏者のZhenfangが来ている!

さすがにウィーンだから、'54,…はやらないだろうなぁ、とは思ったけれど、客席からはこれをやれ!とばかりに勝手に歌声がわき上がる。
でも結局やらないんだけど(笑)
それにしても、アンコール2回で全部で20曲以上というのは、結構予想外だった。
もっと少ないんだろうと思っていたのに。
時間としては2時間弱だけど、オールスタンディングでこれ以上は無理。
だいたいにおいて、最初のアンコールが終わったところで、帰っていく人もいたし。
まさか2回もあるとは思わなかったんだろうなぁ。
しかも2回目のラスト、Auf der Guten SeiteはZhenfang以外の全員が出てくる上に、場内からドラムを叩ける人を募って叩かせるという、ドラムができる人には楽しそうな趣向。
聴いている方にとっても、Floとの違いがはっきりわかるわけですが(笑)

客電がついても、他の人たちと違って、私はコートを楽屋においてきているだけに、そのまま帰るわけにいかない(笑)
しかも終わってから帰る方向が逆になるだけに、しばらく人の波がおさまるのを待たなければならない。
人の流れが少し落ち着いたところで、ステージに向かっていくと、防護柵よりもさらに手前に赤白のテープが貼られていて、テープ越しにRüdeがファンらしき人たちと何かしゃべっている。
「奥に行かないと」とRüdeに言うと、警備の人を「大丈夫だから」と制して、テープをくぐらせてくれる。

バックステージに戻っていくと、出演者がめいめいくつろいでいる間を、スタッフが後片付けに走り回っている。
3人の楽屋のドアが開いていたのでのぞき込んでみると、PeterとFloがソファで休んでいる。
ボキャブラリーが少ないので、抱き合いながら「よかったよ~!」としかいえないのが残念だ。
シャワーを浴びるから、というので部屋を出る。

のどが渇いているのでビールを探したものの、通路に並んだケースの中は全部空き瓶。
念のためケータリングルームに行ってみたけれど、ここにはもちろんない。
とりあえず水を一本とって飲む。

Rüdeが、「子供がもう寝てるから」と言って、バスに向かう。
「明日ミュンヘンにも来る?」
「もちろん!」
また明日ね~!といって見送る。

他の人たちの会話に加わろうにも、全く何を話しているのかついて行けない。
それどころか、「火ある?」と急に聞かれても、一回では聞き取れなかったり。
もっとも、そんなことを私に訊いてくるのは、今回コーラスで参加しているJuliaくらいなものだけど。
Juliaはものっすごく可愛い顔をして、弾丸のようにしゃべりながら、タバコをくるくると巻いている。

ビールが飲みたいのに見つからない。
そばにいたので、メガネの兄ちゃんに訊いてみたものの、どうやらすでに男性陣の楽屋にもビールはないらしい。
「代わりにワインならあるけれど」と赤ワインを手に戻ってくる。
「でもグラスがないよ」
「ちょっと待ってて」
グラスを探しに楽屋に戻っていったものの、なかなか戻ってこない。

そうこうするうちに着替え終わったFloがやってきて、ワインのボトルに目をとめ、
「ワイン飲みたいの?」
「でもグラスがないんだ」
「だったらこっち!」
とケータリングルームに連れて行かれる。Floがケータリングスタッフに声をかけると、グラスが箱ごと出てくる(笑)
Floはグラスを6個くらい出してワインをドボドボと注ぎ、そこら辺で飲みたいという人に渡していく。

通路に戻っていくと、メガネの兄ちゃんが「君のことを待ってたんだよ」というので、「私も待ってたのに」と二人で笑う。

Juliaがタバコを探しているので、そこに置いてあるよ、と教えてあげる。
「あなたにとって一番大事でしょ?」と訊くと「そうよ!」と答える。
小気味よくって、好きだなぁ、この子。

バイオリンのLucianaも結構豪快な姉さんで、ワイングラス片手にタバコを吸いながら、ゲラゲラ笑っている。
他の女性陣は比較的固まっていたりするだけに、この開けっぴろげさは実にすてきだ。

飲むものを探してうろついていると、女性陣の楽屋で、メガネの兄ちゃんが二胡奏者のZhenfangとソファに座って話している。
手招きするので行ってみると、Zhenfangに紹介してくれる。
1月にはバックステージですれ違っただけで、ちゃんと話をするのは初めてだ。
しかも中国人と、中国や日本のことを、ドイツ語で話すのは実に不思議(笑)

Zhenfangが外に呼ばれたのをきっかけに、通路に出る。
ビールは今、Marcが調達しに行っていて、あと10分待てば来るという。
や、待てるけど、でももう結構な時間なんですが。

バックステージには、白バンドや緑バンドとおぼしき人たちが案内されて、列をなして入ってくる。
何が起こっているのか、訳がわからない。
ただ、入ってきた人数の割に、混雑がひどくなっているわけではないので、通路の向こうから、裏口を通って出て行っているようだ。
そんなことにはお構いなしに、出演者たちは酒を飲んでタバコを吸い、おしゃべりに高じ、スタッフは相変わらず忙しく走り回っている。
そうこうするうちに、ビールがドド~ン!!と箱で到着。
500の缶が2種類と、330の缶が1種類。
330の缶を取って貰って、そこら中の人たちと乾杯する。
みんな、そんなにおいしくない、と文句を言っている(笑)
せっかくこんな0時過ぎに調達してきて貰ったのに…f(^_^;

おいしくないと言いつつ、2本目の缶に手を伸ばす。
どんだけ飲むんだ、自分。
通路の入り口の方に座っている女の子がFabianneに似ているなぁ、と思って近づいてみると、やっぱりそうだった。
もう一人の子も、前回、顔を見ているけれど、名前がわからない。
今回のツアーから、常にファンクラブでもブースを出して、必ず二人いるようにする、という話だったけれど、今日の担当はこの二人だったようだ。
今年と来年と、2年分、今回のツアーで会費を払う、とChristophに連絡しておいたけれど、今日はロビーに出ることすらなかったf(^_^;

全然言葉がわからないながらも、雰囲気が楽しいのでズルズルとバックステージに居続けてしまったが、気が付きゃもうすぐ1時半だ。
明日、というより今日は10時20分の電車に乗らなきゃならないんだから、いい加減に寝ないと。
バスも2時に出発するというので、人も徐々に減り始めたようだ。
コートを取ってくると、Peterが「ホテルは取ってあるの?帰れる?」と訊くので、
「歩いて2,3分のところだから。また明日!」と別れる。
さすがに、もし、またバスに乗っけてくれると言われても、断るよ。死んじゃうよ(笑)

裏口で警備の人に、建物の正面への出方を教えて貰う。
さすがに真夜中だけあって、寒い!
ホテルに戻って、シャワーを浴びたりしているうちに、3時近くになってしまった。
時差ボケとか言う以前に、普通に眠いって。
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