Der König Hat Eselsohren

Vaduz

ドイツに来るにあたって、クールにいるGion DunoとClaudia Sidoniaに会いに行こうと思っていたのだが、連絡がうまく取れず…。

が、アイスランドから帰ってきたら届いていたクリスマスカードに、日時と電話番号をメールで知らせてくれたら、それに合わせて電話する、と書いてあった。

しかしその後も、ワクチン打ちに行ったり、ビザの延長手続きに行ったり、WSET受けに行ったり(笑)と余裕がなく、2月も後半に入って、やっと連絡がついた。

でもって、突然クールに行くことにf(^_^;
ついでなのでリヒテンシュタインにも行ってみたいと思い、Googleマップをいじくっていたら、なんとミュンヘンからバス1本で行ける?!Σ( ̄□ ̄;

リヒテンシュタインには電車が通っていないので、なにを見ても、大抵、チューリヒから電車とバスを乗り継いでいく方法しか載っていないのに、こんなに簡単に、しかも安く行ける方法があったとは!!

ということで、土曜日の昼に出発するミラノ行きの長距離バスへ。
出発の15分前までに来るように、ということだったので急いで行ったのだが、乗車前のチェックにやたらと時間が掛かる。

と、一体何の不備があったのか、アラブ系っぽい3人連れが乗車拒否された!!
うひょ~!!

なので万全を期して、バスのチケットを表示しつつも、すぐにワクチンパスも表示できるようにし、手にはパスポートを用意していたのだが、バスのQRコードを確認しただけであっさりOK…f(^_^;

で、乗り込んでもなかなかバスが出発しない。
結局10分ほど遅れて出発。
座席に電源があるので、スマホを繋ぎっぱなしにして、マップで追跡しつつ、経路をたどる。

途中、リンダウとブレゲンツに停まり、いよいよ次はファドゥーツ。
そのまま道路を南下して、リヒテンシュタイン国内を南下していくのかと思いきや、その手前で曲がって、ライン川の向こうへと向かう。
そして、ここがやたらと渋滞しているなぁ、と思ったら。

スイス側の税関のところで、国境警備がパスポートのチェックにやってきた。

一応ドイツの滞在許可は3月24日まであるのだが、なんとなくびくついていたものの、ビザの確認をされることもなくあっさりとパス。

ところが、バスが全然発車しない。
何の気なしに税関の建物の方を見ると、中でパスポートを読み取らせる機械に何度も通しているのが見える。

しばらくして再び乗り込んできた警備隊が、少し前に座っていた二人組に降りるように指示Σ( ̄□ ̄;
荷物入れからも全ての荷物を出すように言われ、建物の中へ。
建物内で身体検査をされているのも丸見え。

それを見ているうちに、また別の人と運転手がやってきて、何かを配っている?

パスポート!!

取っ捕まった2人だけじゃなく、結構な人数がパスポートを機械に掛けてチェックされていた。
やはり、日本のパスポート最強伝説は、本当らしい。


そして、延々足止めを食らい、降ろされた2人を残して、ようやくバスが出発…f(^_^;
ファドゥーツに着いたのは、予定よりも45分遅い16時20分。
ここからホテルまで歩いて10分ほどかかり、チェックインをして荷物を置いて、外へ出てなんとか17時ギリギリにリヒテンシュタイン・センターへ飛び込んで、地図をもらって、パスポートにスタンプを押してもらった。

でも、他の施設も、この時点で全て終了。
そしてさらに、店という店が悉く閉まっている。
マップで見てみたら、土曜日だからか、スーパーまで閉まっている…f(^_^;
開いているのは、飲食店がいくつかと、土産物屋が1軒。

唯一の救いは、土産物屋でリヒテンシュタイン・ワインも売っていて、さすがに土産物屋なだけに明日も開いているという。
1本25フランはちょっと高いが、よそでは絶対に手に入らないからなぁ。

そして、日が暮れていく中、ファドゥーツの街を散策。
基本的には、目抜き通りのStädleに、議会や政府機関の建物、郵便局、美術館・博物館がずらっと並んでいる。







山の中腹に侯爵一家が住んでいるファドゥーツ城。


旧市街だというMitteldorf辺りからは、家とブドウ畑が並んでいる。
















適当に歩いていたら、その先に城へ行く看板が出ていたので、上って行ってみる。





これがカリオストロ城のモデルになったというファドゥーツ城だ!!(^皿^)
が、8月15日以外は一般人は入れないので、ここで引き返す。





そろそろ18時半も回ったので夕食を、と思ったのだが、なんとホテルと同じ建物に入っているレストラン&バーが3月7日まで休業!!Σ( ̄□ ̄;
良さげだと思って当てにしていたのだが…。

思った以上に、開いている飲食店が少ない上に、良さそうかもと思って行ってみた店も予約でいっぱい…orz
なんとかイタリアンの店で、その席予約が20時だから、それまでならいいよ、といれてくれた。(ノД`)

なんとかボロネーゼとワインにはありつけたものの、そうそう長居はできないので、早めに退散。

色々と検索しつつ歩いていると、Städle沿いのホテルにあるカフェレストランなら、ワインが飲めそう。



ということで、めでたくリヒテンシュタイン・ワインにありついた。
バリックのきいたピノ・ノワール。
これならまあ、1本25フラン出しても悪くないかな?
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