Der König Hat Eselsohren

「イッセー尾形のとまらない生活」@イムズホール




今までも興味がなかったワケじゃないんですが、イッセー尾形をきっちり見たのはこれが初めてです。
TVで何かやってても、ちょろっと見る程度だったし。
しかも今回も、誘って貰わなかったら、ここでやることすら気付かなかったに違いない。

それにしても、あれですね。
最近のお笑いとは全く異質であると同時に、いわゆる一人芝居というのとも微妙に違う気がする。
入口でもらったイムズのフリーペーパーにも、稽古はあんまりせずに本番で仕上げるとあったから、かなり即興に近いよな。
そして、いきなり面白いと言うよりは、最初はなんだかよくわからないのに、段々とおかしくなってくると言うか。
まぁ、隣に座っている人達がこれまでにもかなり見ているらしく、それどころか前日も見たっぽく、かなり先走って笑っていたところを見ると、ずっと見続けている人は、初っぱなからその世界に入っていけるんでしょう。
でもこの、見ているうちに訳がわかってきて、ジワジワ来る感じは、初心者には慣れるまでにしばらく時間が掛かります。
ある意味、これはこれで緊張感があって、新鮮ではあったけど(笑)

内容的にも、「こういう人いるよね、面白いよね」といった感じでありつつ、誰か特定の人を笑いものにすることもなく、そういう点では上品な笑いというか。
確かにこれだったら、通訳さえいれば、海外でも通用するわな。
逆に、いかに普段の生活の中で「笑い」の幅が狭いか、目の前に突きつけられたような感じです。
まぁ、今まで生で見たことあるのが、梅ちゃんとかみうらじゅんとか鳥肌とかっていうラインナップだし(笑)
だからといって、こっちが良くって、あっちが悪い式の考えではもちろんなく、個人的には、どっちも面白さを見いだせる感性は持っていたいかな、と。
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