Der König Hat Eselsohren

マウリッツハイス美術館展@東京都美術館



↑これは閉館間際。
入場時は、ここに長蛇の列が…f(^_^;
でも、そんなに待たされないけどね。

とはいえ、かなり混み合うだろうことは最初から予測できたので、前売券を買っておきました。
しかも「ミッフィーとフェルメールさん」という絵本付き(笑)
1500円する絵本がついて、2400円だったらお得だぜ!

ただ、その他も含めた、こういう特別鑑賞券を持っていた人は、ごくわずか。


普段だったら、なるべく朝早くから出掛けていくところだけれど、今日は時間の余裕があるので、昼ごはんを食べてから入ったところ、初日ということで2時からマウリッツハイス美術館の館長さんの講演会がある、と。
なので、せっかく並んで入場したばかりだったのに、講堂へ(笑)

館長さん、アメリカ人でした。
お母さんがオランダ人だとか。
全面的に通訳がついてるけれど、比較的聞き取りやすい英語だったので、大まかなところはそのまま理解できる。

内容は美術館の歴史とか、所蔵作品について。
「真珠の耳飾りの少女」を入手したときの話とか。
「デルフトの眺望」をなぜ今回は持ってこられないのかとか。


1時間半の講演が終わって、再入場するのに、また行列に並ばされるのには閉口する。
しかも、一通り全部見終わって、今日は特別に再入場させてもらう人と、講演会のために途中で出てきた人との区別もなし。
なんのために出るときにスタンプ押したのかわかんねぇぞ(`ヘ´)


でも、内容は良かったです。
どうしても「真珠の耳飾りの少女」が前面に出ていて、実際、展示でもここだけが特別扱いになってはいるけれど、もしこの絵がなくても、レンブラントを前面に押し出すとかでも、十分に人を呼べるクオリティ。

すごいですよ。
フェルメール2枚の他に、レンブラントに、ルーベンスに、ヤン・ブリューゲル。

で、フェルメール作品とともに必ずやってくる、フランツ・ハルス、ピーテル・デ・ホーホ、ライスダール、ヤン・ステーン…。
この辺の名前に、大御所感を感じるようになった自分に感心する(笑)

でもホント、並んでる作品が名が揃い過ぎて、感覚が麻痺してくるf(^_^;
実際にマウリッツハイス美術館に行ったら、ホントにすごいことになるだろうなぁ。

それに、「真珠の耳飾りの少女」が、思っていたよりも小さい。
よく似た構図の「少女」(NYメトロポリタン美術館蔵)がもうちょっと大きいせいか、あれと同じか、もしくはもっと大きいような気がしていたのに。
この小ささで、しかもガラスケースに入ってしまっているので、ちょっと遠すぎる感じ。
しかも頭越しの鑑賞じゃなければ、立ち止まっちゃ行けないし。
もっとゆっくり見たいぞ!…って日本じゃ無理だな。


これでフェルメール作品は確実に30枚以上は見た。
つーか、もう、何枚見たのかは分からなくなってきたけれど、確実に見ていないのは、「デルフトの眺望」と「取り持ち女」と、盗難にあって行方不明になってるヤツ!!
あとは2~3枚が怪しい程度だよ(笑)

今日の講演会のおかげで、「デルフトの眺望」はハーグに行かなきゃ見られないことが分かったし、開館予定は2年後…行くか!(笑)
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