Der König Hat Eselsohren

楽茶碗と新春の「雪松図」@三井記念美術館



何もこのクソ忙しいさなかに来なくても、と自分でも思っている。
しかも無駄に早い時間に来て、明日は最終便。
時間がもったいない、と思わないでもない。

でも、ならば、ここで少し休んで、日曜日に頑張ろう!(笑)

ってことで、年明けにまず行きたい、と思っていた三井記念美術館へ。

相変わらず、茶碗は全くわからないんですが…f(^_^;
そりゃ、高そうだな~、位のことはわかるけど。
これほしいなぁ、これ使えそうだなぁ、とか(笑)

茶碗ではなく、お目当てはやはり応挙先生だ。
「雪松図」屏風、これが見たかった!

いやはや、TVで見るのとは、迫力が違う。

右隻の老松と、左隻の若松とでは、幹のみならず、葉の描き方も違う。
同じ雪の降り積もった松葉でありながら、老松の方は濃く長く。
若松の方は規則的。

場所によっては、細かい枝の間に金を塗った後に、さらに葉を描き足していると思われる部分と、逆に、すでに描いた部分の上から金を塗ることで、より奥行きを出しているところと。

根元からわき上がる金の風合いも、直に見てこそ。

そして、いったん気づいてしまったら、気になって仕方なくなるのが、点々と枝についている松ぼっくり!!
カワイイ~♪

やっぱ、応挙先生は凄いなぁ~!!

しかも、以前、確かTVで言ってた、「屏風絵は3D」。
だんだん実感できるようになってきましたよ♪


で、応挙先生の作品のみならず、他の狩野派の絵なんかも、三井家に伝わるもの、というか、三井家のために描かれたものだったり…。

すげー。
と、思う反面、細川家とかと違って、商家だと思うと、もしかしてウチもこんなのいっぱい持ってたのかも。
世が世なればこんなの伝わってたのかも。
そう思うと、何ともいえない気分だなぁ。

っと。

この「厩図」…どこかで見たことがあるような…f(^_^;
もしかして元ネタですかね?画伯…。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文化・芸術」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事