Der König Hat Eselsohren

特別展 鳥獣戯画@東京国立博物館



うぅむ。

混雑状況のツイッターを数日分遡って、状況把握をしていたつもりなのだが、なにぶん、このところ毎日タイトな生活をしているもので、気が緩んでしまったらしい。
東博に到着したのが9時。
当然、既に長蛇の列。
東博も心得たもの?で、貸し出し用の日傘が用意され、時間つぶしのパズルが用意され、給水所が用意され…。
これは何のイベントなんですか?f(^_^;

そして、ただひたすら待つ。
開館(9時30分)してからは、徐々に前進しながら待つ。

そして並ぶこと1時間。
ようやく館内に。

馬鹿正直な人や、何も調べてきていない人は、ここで第1会場に素直に行ってしまうのだが、鳥獣戯画そのものは第2会場なので、今後はますます混雑が酷くなることを考えたら、まず真っ先に甲巻の列に並んでしまわなければ!!
えぇ。
連日、2~3時間待ちにまでなってますから。
しかし、この時間ではまだ1時間待ち。
も、第2会場に入ったら、一目散に甲巻の列へ。
ちょっと照明が暗いのだが、もはや読書時間と開き直る(笑)
でもまぁ、客を飽きさせないように、この列に並んでる間にも、色々と説明だのなんだのが出ていて、その辺は工夫してるんだよね。

ただし、ちょっと寒い!!
作品保護のため、仕方がないが、館内は寒いから、羽織るものを持ってきてね、というのも、もっと大きく出しておいた方がいいと思うなぁ。


そして並ぶこと1時間。
ついに甲巻とご対面!!
っつーか、これ自体は、以前サントリー美術館でやったときにも見てるけどね(笑)
なので、綺麗になった甲巻とご対面♪

確かに、画面が綺麗になってる!!
そして相変わらずの可愛さに、鼻血が出そう!!(笑)
にゅ~♪とか、みゅ~♪とか、言ってしまいますなf(^_^;

立ち止まらずにご鑑賞ください、と言われ続けるので、多少駆け足な感じなのはやむを得ないが、それでもひしめき合って鑑賞する感じではなく、そこそこゆとりを持ってみられるので悪くない。
ケースも、反射を抑えていて、とても見やすいし。
しかも、前期はそれぞれの巻の前半部分の展示なのだが、後半部分はちゃんと実物大の写真パネルがそのまま続いていて、もし後期に来られなくても全体像はわかるという趣向。
実に親切。

甲巻が終わったら、すかさず乙・丙・丁の列へ。
こちらは40分待ち。
なぜか丁→丙→乙の順なのだが(笑)、まぁ、気にしないでおこう。
こちらも甲巻と同じく、実物と写真パネルとの組み合わせで、全体像を鑑賞できる上、注目箇所は上部にパネルで示されている。
なかなか満足です。
とはいえ、ここまで見た時点で12時ですが…f(^_^;

しかし、まだまだ終わりではない。
これってまだ、会場全体で言ったら1/4くらいなもんで…。

改めて第1会場から、高山寺ゆかりの品々や作品群を見て回る。
これがまた、結構な分量なんですよ。
明恵上人像なんて国宝だし。
子犬の像なんて卑怯なくらいに可愛いし。
第1会場を見て回るだけで、相当な時間と体力が必要。

しかも、まだまだ、第2会場の前半に、「華厳宗祖師絵伝」というこれまた国宝。
でもって、これ、全編カラーで、ある意味、鳥獣戯画なんかよりも遙かに力の入った作品(笑)
ま、そりゃそうだよ、鳥獣戯画は、ある意味落書きみたいなモンなんだからf(^_^;

既に体力が尽き果てかけたところで、十二神将像やら鳥獣戯画の断簡やら。


なんか、明治時代の鳥獣戯画の模本を本巻で公開してまっせ、みたいな案内も載っていたけれど、無理ですって!!
そこそこ早めに来たのに、出てくるまで4時間もかかってるんだから。


で、最初に着た時点ではゆっくりと写真を撮る余裕もなかったのだが、今回、平成館前の池にはウサギとサルが…♪
やべぇっすよ、これ。
むふ~~♪

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