Der König Hat Eselsohren

Chiemsee(キームゼー)

日曜日に、キームゼーにいってきました。
湖の点在するバイエルンの中でも最大の湖で、中島であるHerreninsel(ヘレンインゼル(ヘレン島))には、ルートヴィヒ2世がヴェルサイユ宮殿を元に建てたという城があるという観光名所。

週末は物凄く混むよ!と言われたものの、最近、平日は真面目に勉強して、週末に遊びに行くというパターンになっているので、多少早めに出発。

といっても昼ちょっと前だし(笑)、途中でRosenheim(ローゼンハイム)の街に立ち寄ったりしてたんで、実際についたのは昼過ぎですが。
車で連れて行って貰っちゃったんで、名物のプリーン駅からの蒸気機関車は駅で見ただけですが、さすがは日曜日!!



プリーンの港から出る船は、時刻表よりもはるかに多い!(笑)
通常は30分おき位なんですが、大体5分間隔で船が出ていたような…。
物凄く天気が良くて、日の当たるところではじりじりと暑いけれど、一頃の猛暑が収まって気温が下がっているので、デッキの上はなかなか快適です。

海のないバイエルンの中で、ここはBayerischmeer(バイエリッシュメアー(バイエルンの海))とまで呼ばれるところ。
海水浴ならぬ湖水浴の人がたくさんいるんですが、それも湖岸ばかりではなく、ヨットやボートでのんびり…という人がたくさん。
見るからに優雅だな~。

そんな様子を眺めながら、15分ほどでHerreninselに到着。
この港から森を抜けていったところに拡がる城の庭!!



いやこれ、ホントにキレイですよ。
建物もヴェルサイユ宮殿の両翼がない状態と言えばいいのか。
内部は撮影禁止なのでどうにもなりませんが、ちゃんと鏡の間もあって(笑)、しかもヴェルサイユより8メートルも長い!!
ついでに、夏場は7月中と、8月末辺りから、この鏡のまでコンサートなんかあるんですよ~。
行きたい~!でも行けない~!!・゚・(ノД`)・゚・。

実際にはこの城は建てかけで工事が中断してしまっているので、見学コースの中に作りかけの階段なんかもあるし、ルートヴィヒ2世自身、ここには9日しか滞在できず、城のど真ん中にある豪奢な寝室には寝たことがなかったというのだけれど、ルイ14世に憧れてという以上にヴェルサイユ超えを目指した城。

こうなると、あともうひとつ、ルートヴィヒ2世の城に行っておかないとダメかな…。


さて、Herreninselでゆっくりしてしまったものの、さらに船に乗って、次はFraueninsel(フラウエンインゼル(フラウエン島))へ。
こっちはHerreninselと違って昔から人が住んでいる漁師町と、古い教会のある島。



この教会がまた、9世紀に遡ることの出来るというシロモノで、内部のフレスコ画の中にはビザンチン風のものまで残されています。



日曜日と言うことで、観光客で賑わっているという割に、こっちの島の特に住宅街の辺りはひっそりと静か。
物凄く小さな島の上に、なかなか趣のあるところだったのでした。
冬場には湖が凍って、ここまで氷の上を歩いてくることも出来るという話。
なんだか、夏も冬もリゾートが楽しめそうですねぇ…。
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