Der König Hat Eselsohren

Aschaffenburg(アシャッフェンブルク)その1-観光編

《2008年2月の旅・簡単リンク》
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Würzburg(ヴュルツブルク)
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寝不足と疲れのせいか、普段では考えられないくらい早く寝た割に、最初に目が覚めたのが4時半くらい。
その後、2度寝をして、6時ちょっと前に目が覚める。
身支度を調えつつ、荷物を片付けて、まだ時間に余裕があると考えて、昨日のことを書き始めると、あっという間に9時過ぎに。

今日は、昨日乗ってきたのと全く同じ時間のICEに乗って、アシャッフェンブルクへ。
あ~!いよいよだ~!!
本当は、昨日の夜、まだ歌詞を憶え切れていない曲を中心に予習するつもりだったのに、睡魔に阻まれて何もできなかった!orz
大丈夫かな~?
一昨日辺りから、ドイツ語を聞くのも話すのも、微妙に下り坂のような気がしている…。
でも、もうしょうがない。

9:56のICEに乗り、40分ほどでアシャッフェンブルクに到着。



とうとう来てしまった(笑)
もともと好きで聴いてはいたけれど、昨年の夏、DVDを見て「楽しそうだな~!」と思い、ライブCDを聴いて「絶対に行きたい!!」と思ってから半年。
物凄く昔のような気がするけど、たった半年だよ。
最初は全く聞き取れなかった状態から、ライブで一緒に歌いたい一心で、毎日聴いて、歌い続けた半年って、結構濃ゆいな(笑)
実際、こんなきっかけがなかったら、アシャッフェンブルクなんて街さえ、知ることもなかったんだし。
とは言いつつ、実は、こっちに来る前から、それこそチケットを買っちゃったときから、嬉しい反面、物凄く不安でもある。
それこそ勝手はわからないし、知ってる人もいないし…。
なんかこう、生まれて初めてライブに行ったときの緊張感を思い出すなぁ(笑)
…そうか、最初から、ひとりだった。なぁんだ。なんとかなるさ。

ヴュルツブルクと違って、アシャッフェンブルクの駅はちゃんと各ホームにエレベーターが設置されている。
一瞬、「これならワインの1本や2本、スーツケースに入れて帰れるかも」という考えが頭をよぎる(笑)
でもICEの乗り降りが…orz

今日泊まるホテルが、ホントに駅のすぐそばだったんで、荷物を預けて観光に出発。
歩き出した途端に、アシャッフェンブルクで一番の観光名所・Schloss Johanisburg(ヨハニスブルク城)が、早くも通りの向こうに見える(笑)



やはりかなり小さい街だ。
しかも、一応観光名所はあるものの、基本的には観光地という感じではない。
でも、ある意味、こじんまりとして、清潔で安全な住みやすい街、という印象を受ける。

ほんの4~5分歩いただけで、ヨハニスブルク城そばのMarkt Platz(市場)に出てしまう。
確かに近くで見ると、この城もなかなか立派。



でも、城内部の見学は後回しにして、まずは向かうところがある。
旧市街を眺めつつ抜けていき、人通りの少ない道を辿っていき、アシャッフェンブルクの説明には必ず出てくる写真のポイントへ。



どこを見ても、この橋の上からヨハニスブルク城を臨むアングルの写真が出てるんだよね(笑)
アシャッフェンブルクについて検索しているときに辿り着いたサイトに、ここまで結構遠いような感じのことが書いてあったけれど、全然そんなことはない。
どんだけ狭いんだ、この町。
どんだけ早足なんだ、自分(笑)

ここから、川沿いに城を目指そうかと思ったけれど、すぐそばにイイ感じの道を発見!!







ところどころ、Fachwerkhaus(木組みの家)もあったりして、なかなか良いじゃないですか♪

どうせ大して広くないんで、適当に歩いても大丈夫、と考えて、さらに路地へ入り込んでいく。





それにしても人が少ない(笑)
平日の午前中だから仕方ないのかも知れないけれど、本当にひっそりとしている。
ちょっと広い通りに戻って歩いていくと、今度は立派な教会のある広場にぶつかる。





ここでいったん地図を確認。
なるほど、ここをこう行って、こう行くと、こう繋がるのか。
これで街の大体の感じを把握(笑)
改めて、城を目指すことにする。その途中もなかなかイイ感じ。





さぁ、いよいよ城に入るぞ。



城の内陣はこんな感じ。



中に入ろうとすると、社会科見学とおぼしきチビッコの群れとすれ違う(笑)
中に入ると、展示の最初はこの城の歴史。
街自体が10世紀ぐらいに端を発し、この城の元は12世紀くらいから。
しかしながら、ここも第2次大戦で爆撃され、かなり大幅に壊滅している。
ドイツを旅行していると、本当に頻繁に、こういう写真を目にすることになる。

城の展示は、単なる調度品の見学かと思ったら、実は結構な量の美術館になっていて、意外なことに、クラナッハ父の作品があったり、レンブラントがあったり(笑)
それでもここの目玉はやはり、



城の礼拝堂。
写真を撮っちゃいけないとは書いてなかったように思うので撮っちゃいましたが、いけなかったらごめんなさい(笑)

城を出たのが12時半くらい。
ここでいったん、昼ごはんに。
朝、パンを1個しか食べてないのと、夜はきっと何も食べないだろうという予測のもとに、ここはがっつりと食べることにして、雰囲気の良さそうな地元の店みたいなところに入る。
実際に、地元の常連さんらしき人がいっぱい。
つーか、そもそも観光客らしき姿を、この時点までほとんど見てませんがf(^ー^;
いくら西のハズレの方とは言っても、やはりここもバイエルン、かなり気楽に店に入れます。
それでも、メニューはミュンヘンでは見慣れないモノが多い。
出てきた料理も、分量が少なめ(それでも日本よりは多め)で、見た目も上品。
さすがはバイエルン州のニース! ←それが謳い文句らしい。

ゆっくり食事をした後、まだ時間があるので、さらに観光を続けることに。

と、その前に。

この店の前の通りをそのまま行くと、Rothmarktに出るんじゃないかな?
Rothmarktとは、今夜行くライブハウス「Colos-Saal」がある通りです(笑)
しかも途中のこの路地を入っていくと、通りのど真ん中に出るっぽいぞ?

突き当たった目の前に、今日の目的地を発見!
ここなのか~。あまりにすぐ見つかってビックリ(笑)
でもこの細い通りに、どうやって機材車を入れるのか?
秋のツアーと違って、今回は規模が小さいから、機材車も小規模とか?
色々と考えながら、通りを見て回るけれど、そんなに感じの良い通りではないな(笑)

そんなこんなでまだ時間があるわけで。
ネットで検索したときに出てきたお薦めルートによると、川沿いにもっと色々と書いてあったけど、実際に行ってみると大したことがないというか、さすがにオフシーズンは閉まってたりすると言うか(笑)
なので、ぐるっと回って、川縁に戻ってきます。



昔の街の壁も残っていて壮観です。
というか、ここの壁は確か、ローマ軍の侵入を防ぐために作った、という歴史があるんじゃなかったかな?
ドイツ版・万里の長城みたいな感じですが、この壁がもっとずっと東の方に向かって、今でもところどころ残っているらしい。
これもアシャッフェンブルクに来ることがなかったら調べることもなかった。

これでもう、観光名所は、ひととおりまわっちゃったな~。
どうすっかな~(ーー;


(その2につづく)
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