アリゾナマニアの知ったか発言集

WRゼイ・ジョーンズは活躍に自信

・新加入WRゼイ・ジョーンズの記事
・アリゾナのWRは12人中10人が身長6-0以上と大型化


□Zay Jones Confident In Ability To Make Impact For Cardinals (チーム公式サイト5月21日火曜の記事)

・WRゼイ・ジョーンズは父ロバートがLBでスーパーボウルを3度制覇、叔父ジェフ・ブレイクは複数チームでQBを務め2003年はアリゾナにいた。

 偶然にもジョーンズがJACを解雇されて新天地を探すとき、家族のように感じたのはアリゾナだった。

 ジョーンズとブレイクはアリゾナについて深く話し合ったことはないが、叔父がアリゾナに在籍していたことは覚えていた。しかしジョーンズの加入を決定づけたのはモンティ・オッセンフォートGMやコーチングスタッフとの個人的な会話だった。

 「彼らがオレを一人の男として尊重しオレの家族やオレの健康面について尋ねてきたことで、彼らがここで築き上げようとしているものに魅了されはじめた。彼らがオレのどこを見てオレがこのチームにどう貢献できるか。それがオレがここに来たいと思ったセールスポイントの1つだった」。

 ブレイクと父ロバートはキャリアを通じて彼の相談相手だった。アリゾナへ加入して2人の指導を生かして大きな成功を収めたいと考えている。

 ジョーンズはWR陣の印象を聞かれるとお決まりの受け答えはしなかった。彼は全員の名前を挙げて目立った特徴に言及した。

 マイケル・ウィルソンは若いが身体能力と理解力がある。グレッグ・ドーチは素早くて爆発力がある。ザック・パスカル、クリス・ムーア、ジェフ・スミス、アンドレ・バチェリア、ダン・チセナにはそれぞれ独特の持ち味がある。そしてもちろん新人マービン・ハリソンは映像と血統がそれを物語っている。

 「彼らはオレを快く迎え入れてくれて本当に感謝している。新しい場所では難しいこともある。自分を受け入れ歓迎してくれる仲間がいることは意味のあることなんだ」。

 ジョーンズはQBカイラー・マレイとオフェンスにとって追加の補完的なピースとなる。身長6-2のベテラン・ターゲットだ。これでWR陣で身長6-0以上は10人目だ。そこに入らないのは5-7のドーチと5-10のバチェリアだけだ。昨シーズンのアリゾナは6-0以上はウィルソンとパスカルの2人だけだった。

 ジョナサン・ギャノンHCは長身WRを補強することは特に今オフシーズンの目標ではなかったとしながらも、ジョーンズのような「入場料に見合う」選手を加えることでロースターが自動的に改善される。

 「彼のフットボールの個性は最高だ。彼は非常に賢いしかなりの時間を高いレベルでプレーしてきた。先週順調に馴染んだし、これからが楽しみだ」。

 JACの2シーズン合計で116キャッチ1,144ヤード7TD。1年目はキャリアベストの82キャッチ823ヤードだった。昨シーズンは負傷の影響で8試合欠場。

 WR陣のサイズとタレントは180度変わった。アウトサイドとスロットの両方でプレーしたことがあるジョーンズのバーサタリティは2023年に欠けていた要素をオフェンスに加える。

 ギャノンHCは「彼はスマートで全てをこなせる。キャリアを通じて複数のポジションでプレーしてその全てで結果を残してきた。彼は我々の勝利に貢献したがっている」。

 アリゾナが昨年の勝利数を上回るためにはQBマレイとsame pageになり関係を構築することが重要だ。ジョーンズはオフェンスの青写真を描くにはまだ時期尚早だと言っているが、数回の練習でマレイのWRに対するリーダーシップが際立っているという。

 ケミストリーが進展すればこの新戦力がアリゾナの飛躍を後押しするだろう。

 「このメンバーなら明らかに何か特別なことができる。練習が大事で、その点ではすべてがうまくいっているようだ」(ジョーンズ)。


 (ドラフト時の評価を読むとショートパス専門みたい。ハリソンJrとブロックの良いマイケル・ウィルソンが先発で3WRセットでゼイ・ジョーンズを入れるのが基本になるのかな)。

 (ジェフ・ブレイクの妻がロバート・ジョーンズの姉妹という間柄のようです。ゼイ含めて4人ともイーストカロライナ大出身)。

 (ジョーンズ姓は現在6人。昨シーズン途中にRBトニーとDLネイクワンが加入、今年3月にFAでジャスティンが来て、ドラフトで3巡CBイライジャと5巡OTクリスチャンを指名、そんで今月WRゼイ。開幕53人枠に順当なら4人は残る。ウィルソン姓とトーマス姓が3人)。


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