アリゾナマニアの知ったか発言集

QBジョシュア・ドッブスは開幕先発のチャンス

・QBジョシュア・ドッブスは加入から2週間で先発する可能性
・新人クレイトン・トゥーンとどちらになるか不明のまま


□Josha Dobbs Lands In Arizona With Chance To Be Starting QB (チーム公式サイト8月30日水曜の記事)

・QBジョシュア・ドッブスはこれまで数回アリゾナでプレーする手前まで行った。

 高校卒業時にアリゾナ州立大への入学に同意して8ヶ月過ごしたが直前になってテネシー大へ進んだ。今年の春はアリゾナへ移籍するかCLEに残るかの判断になり、CLE残留を選んだ。

 しかし彼がまだNFLで得ていないチャンスをカーディナルスが与えることになった。

 彼は開幕週で先発する可能性があり、QBカイラー・マレイがケガから復帰するまでその役割を務めるかもしれない。

 「目まぐるしい。オレは自分自身に先発の期待をかけている。QBの状況はコーチ陣がフィットすると見るかどうかにかかっている。オレは毎日競争する準備ができている」(ドッブス)。

 ジョナサン・ギャノンHCはドッブスかドラフト5巡の新人クレイトン・トゥーンのどちらを先発させるのか発言していない。しかしアリゾナがドッブス獲得のために払った代償(来年のドラフト5巡指名権を放出、ドッブスと来年のドラフト7巡を獲得)を考えればドッブスがその座を勝ち取る可能性は十分にある。

 ギャノンHCは水曜の練習前に、ドッブスが火曜のwalkthrough練習でうまくオペレーションしていたとコメント。そしてトゥーンについても先発する「準備はできている」と付け加えた。

 ギャノンHCはスターターQBには"command and production"を求めている。「ハドルを進める能力とメイクプレーする能力、我々の意向通りに指揮して、我々に勝利のチャンスをもたらすこと」。

 ドッブスはTENで2試合連続で先発したことがある。そのときモンティ・オッセンフォートGMがTENのフロントオフィスにいた。ドッブスの初先発は契約のわずか8日後だった。

 彼は通算で85回しかパスを投げておらず、そのうち68回がこの2試合でのもの。しかしドッブスは2017年からNFLにいて6チームに在籍した(PITとCLEには2回ずつ在籍)。彼は何をしなければならないかはよく分かっている。「究極レベルの忍耐を学ぶんだ」。

 NASAで教育を受けたことのあるロケット科学者でもある彼の知性は間違いなく手助けになる。

 TEザック・アーツはドッブスについて「彼は賢い。フットボールを理解している。このオフェンスを本当によく理解しているから、ハドルに入ってフォーメーションをコールするのもプレーをコールするのも今のところシームレスだ。そして彼は非常に捕りやすいボルを投げる」。

 ドッブスは航空宇宙工学の学位を持ち実際にNASAで2度のインターンシップを経験している。ドッブスがNFL入りするときにQBをするには賢すぎると言ったメディア関係者がいたという話を思い出す。

 ドッブスは「QBをプレーするのはすべてのスポーツの中で最も頭脳的なポジションだ。特に勉強の習慣や情報処理に役立つ」。「究極の問題解決ポジションだ。毎回40秒の任務が課され、ディフェンスは策略をしてくる。そしてチームを可能な限りベストなプレーに導かなければならない」。

 ドッブスの願望はキャリア初の開幕週スターターになること、そしてアリゾナにいることが正しい場所だったのかもしれないことを示すことだ。

 「もしそうであれば、オレはたくさんトレーニングしてたくさん汗をかいてきて、この機会に対して非常に準備万端だ。でも決して満足しているわけじゃない」。


 (ドッブスの背番号は9になった。でもウェーバーで獲った7選手の背番号はチーム公式サイトのロースターにまだ表示されていない)。

 (PSも発表はまだ。ダレン・アーバンによると月曜まで発表しないだろうとのこと)。


 (アリゾナ州立大にも航空宇宙工学の学部があるので、直前で入学先を変えたのは誰かが転校したか転校していったかで先発になれそうなほうを選んだのかな)。


 (開幕先発がトゥーンとどっちになるかは分からん。レシーバー陣とのケミストリー考えたら一緒に練習した期間が少しでも長いトゥーンのほうが良さそうだけど、ハリウッドとかTEザック・アーツとかTEマクブライドは練習休んでたし。コロコロとっかえひっかえにだけはならないように)。


最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事